舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

白樺湖ハワイアンフェスティバル

2009-06-02 02:25:13 | ダンス話&スタジオM
昨日深夜(日付の上ではもう一昨日ですが)、長野県は白樺湖より無事戻ってまいりました~

今回我々が参加したのは「白樺湖ハワイアンフェスティバル」。全国津々浦々から愛好家の皆さんが集結し、発表会ありワークショップありの盛り沢山なイベントです。

実は初めてこのイベントのお誘いが来たのはもうずいぶん前でした。
しかし、いつも骨髄バンクなど他の大イベントと重なってしまい、なかなか参加の機会が巡ってこなかったのです。
今回は珍しく骨髄バンク終了の翌週が開催日だったので、とりあえずお試しということで、我々二人およびスケジュールの合ったスタジオの生徒さんたち総勢13人で参加することとなりました。

13人はこのイベントにおいて決して大所帯ではありませんが、非常に特異と思われる点がひとつあります。
それはオプションのワークショップに全員参加したことです。
しかも、普通だったら1クラスしか受けないところを、これまた自主的に2クラス掛け持ち受講しちゃったんですねぇ。

これは決して強制参加にしたわけではありません(そもそもうちのスタジオの辞書に「強制」って文字とか無いから)。生徒さん達に希望を聞いていったら、フト気づくと全員参加になってたのです。
おそらくは主宰者の尋常ならざるレッスン好きに起因する出席率だったんだと思います。

というよりね。世の中の皆さん、レッスンを受けなさすぎです!!
1,000人近い参加者と聞いていたわりに、オプションのレッスンに参加した人の数は本当に少ないように感じられました。
勿体ないなぁ。せっかくハワイの先生のワークショップが受けられる貴重なチャンスなのに。
もしかしてワークショップは振り付けを仕入れるためのものに過ぎないと思っている人が多いのかな...?

少なくとも我々はそういう目的で誰かのレッスンを受けたことはここ何十年もありません。
振り付けなどその場で忘れたっていいのです。その先生のフィーリングとか、自分に無いエッセンスを学び、なおかつ自らの見る目を鍛えることが大切なのです。

もちろん、生徒さん達の踊りに責任をもつ身として、迂闊な先生のレッスンを勧めるわけにはいきません。
その点、今回のワークショップの先生は、長いキャリアと確りした系統をお持ちの方(人間国宝アンクル・ジョージ・ナオペの直弟子さんです)なので、我々のフラツリーと系統こそ違えどきっと学ぶものがあると思い、安心して生徒さん達におすすめすることが出来ました。
流石レッスンフェチの主宰者の生徒さんだけあって、うちの皆さんは今回のワークショップを楽しんでいただけたようで、とてもうれしかったです。

もうひとつうれしかったのが、発表タイムの我々の踊りを他の参加者の方達がもの凄く褒めてくださったことです!!!
確かに、壇上で踊っている間から、客席の皆さんが(知らない方ばかりなのに)とても熱心に観てくださっているのが伝わり、終わった時に盛大な拍手をいただいたのも分りました。
でも、まさか別の格好に着替えてからも多くの方に「とても良かったわ!!」などと声をかけていただくとは思わなんだ!!!
つーか、なんで服装が違うのに分るの!? やっぱり顔が濃いから!?!?
しかも、声をかけていただいたのは我々だけではなく、うちの生徒さん達もいろんなところでお褒めにあずかったそうです。

いやぁ、恐悦至極に存じまするな。なんたって今回の発表は、いくら骨髄バンクで踊ったとはいえ今回の白樺湖イベント用のリハーサルが出来たのはたったの一回だけで、それも全員が集まることは出来なかったため、フルメンバーで踊るのはぶっつけ本番だったのです。
それでも人様に恥じない演技が出来たのは、うれしいとしかいいようがありません。

ちなみにこのイベント、晴天なら外の特設ステージで踊る予定だったようですが、当時はあいにくの雨で急遽室内のステージで踊ることになりました。
でも、室内の方が照明効果が上がるし、何より私個人的には繊細な動きまで見える近距離のステージの方が好きなので、却って雨になってくれてよかったです


今回のイベントはなかなか充実した内容で面白かったため、スケジュールの調整がついて生徒さん達の賛同が得られれば、今回出られなかった方や、もっと多くのクラスの生徒さん達も一緒に参加できたら良いなと思います。
おっと、その前に9月のスタジオM発表会も、これに負けないくらい楽しい企画にしなくちゃですよね。


ところで今回の心残りが二つあります。
ひとつは温泉に入れなかったこと。露天風呂に入りたい一心で水着まで持参したけれど、あんのじょう温泉に入る暇など皆無でした。なんたってお土産屋さんを覗く暇すらなかったからなぁ。

そして、やっぱり暇に見放されていたため、ホテルのわきにあった展望台行きのリフトに乗れなかったことが、二つ目にして最大の心残りでした。
これがスキー場にある脚がブラブラするリフトをさらにちっちゃく(ちゃっちく?)したような代物で、そのオモチャっぽさが強く私の心を掴み、どうしても乗りたいと思いつめながらついに叶いませんでした。

がっかり......。むぅ、温泉とリフトのためだけに、いつかもう一回白樺湖に行こうかしら。
バスの運転手さんが道を間違えたりすると、往復で12時間以上かかるけどなっ。ま、次は道を間違えない運転手さんであることを祈りましょう(笑)。

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