団鬼六の「枯木に花が」読んだ。団鬼六は昭和~平成に人気だった官能小説作家。作者のことは知っていたが、この人の作品は初めて読んだ。妻に先立たれた73歳の元銀行マン山崎耕二が在学中のみという契約で女子大生と愛人契約を結ぶ。真面目一徹の耕二が大学時代の悪友の仲介で女子大生の愛人を得たことで老いらくの性に目覚めていく話。女子大生愛人の艶子がSM愛好者で作者の真骨頂であるSMの世界が満開の作品。アブノーマルの世界は凡人には理解不能(苦笑い)。
団鬼六は2011年5月に食道ガンで79歳で亡くなっている。没後10年が経つが、この作品は2007年に出版されており、晩年に書かれた作品。執筆した時は70代半ば。自身の経験に基づいて作品かも。出世作の「花と蛇」は何度も映画化されているSM界の大御所。

342ページの長編小説。R指定の内容だが、図書館の蔵書。
昨日は仕事を終えてから50分ラン。家を出た時は雨が降っていて傘を差してウォーキングと思っていたけど、雨が上がってジョギングに切り替え。今年の走行距離は1,225キロ。
昨日のマリーンズ、オリックス相手に6対4で勝利。一昨日の試合、惜しい負け方だったが、昨日は1点先取されたが、逆転勝ち。山本を良く打てたなというのが実感。杉本にまた2本、ホームランを打たれたのは大反省。七回表に代走の和田がホームにヘッドスライディングで滑り込んで首を痛めたようだけど大丈夫かな。マジ心配や。どうか軽傷でありますように。