goo blog サービス終了のお知らせ 

レッツゴー!花輪ジロー!

日々の生活を写真とともに。グルメ、ダンス、マラソン、マリーンズ、旅行、本、英語、スペイン語、カラオケ、飲み会の話満載。

骨肉~明野照葉

2019-01-08 | Book

前橋、佐野のディスカヴァージャパンを記録する前に 年末に読んだ本の書評を記録しておこう。

明野照葉の「骨肉」読んだ。タイトルから想像できるように親の遺産相続に絡んだ骨肉の争いを題材にした作品。

食品メーカーであるマンナ食品でサラリーマンをしていた稲本貞春は60歳で定年退職。3人の娘は成人。長女の真子は嫁ぎ専業主婦。次女の聖美はパソコンのメンテナンス業をして一人暮らし。三女の美善は商事会社勤めで父と同居。妻は既に亡くなったが、貞春に隠し子の存在が明らかに。隠し子、阿子(←18歳の小娘)が家に出入りすることから財産分与の騒動に発展。

15年ほど前に書かれた作品だが、さほど違和感はなく、のめり込むように読んだ。三姉妹の胸の内の読みあいと阿子の大胆不敵な言動、行動の不気味さがリアルだ。ブラックユーモアに包んで描いた作品で、お薦め度は高い。


4本の口紅。口紅にそれぞれ個性があるように阿子を含めた4姉妹の性格はバラバラ。

昨日は会社帰りにジム通い。今年2回目。20分間のベンチプレスを挟み8キロラン、ジムへの往復3キロを含め、11キロラン。今年の走行距離は48キロ。