レッツゴー!花輪ジロー!

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1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター~五十嵐貴久

2018-06-21 | Book

五十嵐貴久の「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」読んだ。

バブル経済が弾けて関西・淡路大震災、地下鉄サリン事件が起きた暗黒の1995年の東京・国立市が舞台。主人公は44才の専業主婦の井口美恵子。美恵子は製薬会社に勤める夫と高校浪人中の息子との三人暮らし。その美恵子が高校時代の同級生のかおり、自称、元プロの新子、バイト先のコンビニで知り合った雪見の4人でロックバンドを結成。かおりは子供の頃、ピアノを習っていたのでそこそこ弾けるキーボード担当。新子がベース、雪見がドラム。そして恵美子がボーカルとギター。与えられた課題曲がディープ・パープルの名曲スモーク・オン・ザ・ウォーター!恵美子と雪見は音楽好きだが、楽器は触るのも初めてというド素人。新子の熱血、スパルタ指導で徐々に様になっていく・・・。

「1981年のスワンソング」と劣るとも劣らないほどの面白さ、良い作品だ。若い頃にやり残した夢を追う4人の姿がカッコよく、熱くさせてくれる。人生、何事も遅い過ぎるってことはない!

生真面目な恵美子と破天荒はかおり(→バツ2、見た目派手、常に男はいて、男に食わせてもらっている。愛車はロードスター)とのやりとりが痛快だ。この作品、映画化されているらしい。いつか借りてみたい。かおり役が木村多江!僕の浮かんだイメージではLiLiCOだけど。

女性を主人公とした作品のせいか、女流作家が書いたのでは思わせる作品。五十嵐氏はハードボイルド小説から青春小説まで書ける作家。守備範囲、広いね。



ディープ・パープル、懐かしい!


昨日は会社帰りにジム通い。今年39回目。ランマシン40分で6キロラン。ジムへ行き帰り4キロラン含め、合計10キロラン。今年の走行距離は1,022キロ。久しぶりにベンチブレスやったら60キロがきつかった~。

コメント
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