垣根涼介の迷子の王様、読んだ。サブタイトルは君たちに明日はない５。
リストラを円滑に進める稼業を請け負う日本ヒューマンリアクト（株）の面接官の村上真介が主人公の人気シリーズ第5弾。このシリーズも含め、垣根涼介の作品は結構、読んでいて好きな作家。第５弾も読みやすく、３日で読み切ってしまった。
４つのストーリーで構成されているが、今回が完結編（多分）。NHKの土曜日９時の枠で坂口憲二主演でドラマ化されたシリーズ作品。
実際に社員を解雇するのはリストラを依頼した会社だが、人事部に代わり、退職を促す、退職の意志を確認するのが真介の仕事。人の人生を左右しかねない仕事。恨まれることもあるらしく、過酷だ。
伸介の彼女は陽子。ドラマでは確か田中美佐子だった。
リストラ。今年は身近に感じた単語。23年間勤めた会社は消滅。運良く事業を引き継いでくれた会社があったけど、半年先はまったくの予測不能。あまり居心地がイイと頭が退化する。ちょっとぐらい波乱万丈の方がイイ。
昨日は朝起きたら鼻づまり。風邪気味だったけど、午後から回復したので、仕事の後に100分ラン。雨も上がって良かった。今年の走行距離は1,985キロ。本当は新宿にタンゴに行く予定だったけど。