地球の危機!

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「エイズ患者を…」

2011-01-12 18:51:09 | Weblog
「エイズ患者を…」

http://www.arsvi.com/i/2-child_aids.htm  に、「貧困、ストリートチルドレンとエイズーーアビジャンとアクラの事例」

という文章が載っています。アビジャンはコートジボワールの都市名、アクラはガーナの都市名です。

アフリカだけでなく、どこでも同じような状況かも分かりませんが、ストリートチルドレンの子供たちは、如何ににエイズに罹りやすい状況に置かれているか、ということが書かれてあると思います。

長い文章ですが、私はこれを読みながら、障害児施設の園長先生が書かれた『この子らを世の光に』という本を思い出しました。

「貧困、ストリートチルドレンとエイズーーアビジャンとアクラの事例」は、「ストリートチルドレンを援助する」という論調で書かれてあると思います。援助する側が、ストリートチルドレンやエイズに罹った人たちを支援する、助けられる側は、手の掛かる人たち…

ちょ、ちょっと待って下さい。

私は今のやり方、例えば、「アフリカを支援する」と言いますが、仮に、食糧を与えて、それがアフリカにとって益になっているかというと、そうではない、かえって、迷惑になっている場合もあるという事です。

「アフリカにとってありがたい支援とは、アフリカで生産された農産物を、しかるべき値段で買ってくれること」、というのを読みました。

食糧がひどく足りない時、必要な量を与えられるのは、「支援」と呼べると思いますが、長期的に見て、アフリカが自立して行くためには、農業国であるときには、農産物を買ってくれる事がありがたいですよね。それはそうでしょう。

ところが、欧州、北米、日本では、広い休耕田があるほど、食糧が余っている。他国から買うどころではない。(日本は自給率4割ですが)

かくしてアフリカは、なかなか自立できない、という事になる。

こういうやり方は、どこかおかしい。でも、先進国と途上国と、合意するのは難しい。



ストリートチルドレンを支援していくのは、エイズに罹ればなおさら、困難さが増すと思うけれど、--高齢者や赤ちゃんや病人を看る時のコツは、援助される側に、援助する側が、合わせる、という事だと思います。

今、国と国との関係では、援助する方が’主’になっていると思うので、これが。高齢者や赤ちゃんや病人、いわゆる弱い立場に置かれている人たちによって、’される側が主’、そういうやり方もある、という事に気付かされていくなら、高齢者や赤ちゃんや病気の人たちこそが、導き手になっているわけで、そう考えると、ストリートチルドレンは、ストリートチルドレンこそ、「世の光」になりえるんだと、私は『この子らを世の光に』で書かれてあった内容を思い出したのでした。

提案ですが、ストリートチルドレンやエイズ患者さんたちによって、彼らを支援している人達が、気付かされた事、発見した事を、私たちにも教えてくださる、というのは、どうでしょう?