地球の危機!

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「食品添加物入りの食品→中国」

2009-10-21 21:30:26 | Weblog
「食品添加物入りの食品→中国」


私は「食品添加物」という言葉は知っていたし、大層多くの量が、大層多くの種類の食品に使用されているそうな、という認識もありました。

けれど、これほど、とは思いませんでした。(『食品の裏側ーーみんな大好きな食品添加物』 安部司著、東洋経済新報社より)

○ラーメンスープは、醤油味にしても、味噌味にしても、(骨を煮てダシを取る)スープのスの字も入っていないそうです。

塩化ナトリウム100%の「塩」、「化学調味料」(グルタミン酸ナトリウム)、(塩酸を使用して短時間で作った)「たんぱく質加水分解物」の3点セット+香料などで作られているそうです。


○切り口の綺麗な野菜や、野菜サラダは、切った野菜を薬品の入ったプール(ご丁寧に濃度の異なる数種のプール)に、漬けるのだそうです。


○「プリンハム」って、ご存知ですか?

100kgの豚肉を130㎏に増量させて作るハムのことだそうです。増えた30kg分は、水をゼラチンで固めたものを多数の注射器で注入するそうです。全体に行き渡らせるため、それを手で揉んで、後、添加物をジャブジャブ入れるそうです。

読んでいて気持ちが悪くなりました。


○お醤油は、まともに作れば、1ℓ、1000円するそうです。

私は300円くらいのを利用していますが、見たら、アルコールも入っていました。

本物ではないものが当たり前になっているのですね。日本では農薬も多く使っているし…


そこで、ふと思いついたのですが、「毒餃子事件」等、中国産の野菜、食品の安全性が問題になったことです。

確かに、食品が危険なのはとんでもないことですが、でもよく考えてみると、日本の方が「先輩」で、中国は「後追い」をしているだけではないのですか?

流通のあり方が、規格にはまっていないとお金にならない、ということもあるし…

アメリカだって、危険なやり方をしていますよね。狂牛病や遺伝子組み換え食品なんかは、その際たる物だと思います。

「中国の食品は危険だ!」といって中国を100%責めるのは、日本にとっては、「真珠湾攻撃」だけを取り上げて「卑怯だ!」と言われるようなものではないかと思いました。

中国としては、台湾は、中国領ですか。ゆくゆくは尖閣諸島も、沖縄も、中国領にしようとしているそうですが、「危険な食品」のような背景があるなら、「中国は強い国である」という事実を作らざるを得ないだろう、と思います。

周辺少数民族(チベットや東トルキスタンなど)を迫害することも、何か理由があるのではないですか?

私は当事者ではないから、呑気でいられるのだろうけど、16世紀以降、植民地政策を進めてきたのは、白人の国々だったではないですか。

「中国の食品は危険だ(それは悪い)!」と非難するのなら、「日本やアメリカの食品も危険だ(それも悪い)!」とも非難すべき、と思います。

中国だけを非難するのなら、(中国は)「膨張政策」をやらざるを得ないのではないか、と思いますけど。