健康診断ブログ

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弱い紐帯(ちゅうたい)

2022-09-05 06:43:35 | 社員向けメルマガ転載
東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

毎週月曜に社員向けのメルマガを書いて、もう16年目に入りました。
今週も、そのメルマガを転記します。

私達京映会の経営の根幹は『笑顔』です。

さぁ、今週も笑顔で過ごしていきましょう。
同じ人生です。難しい顔をしていては楽しくなくなります。
笑顔で過ごしていきましょう。楽しさの入り口は笑顔です。

朝礼で『笑顔』のことを話してください。


弱い紐帯(ちゅうたい)

アメリカの社会学者M・グラノヴェッターの「弱い紐帯の強さ」という論文があります。
「紐帯(ちゅうたい)」とは文字どおり紐(ひも)や帯(おび)のことです。
結びつけることから転じて、人間関係の結びつきを表す言葉にもなっています。
「弱い紐帯」の強さとは、強い紐帯よりも弱いネットワークが重要であるという説です。

これは、家族や親友、職場の仲間といった社会的に強いつながりを持つ人々よりも、
友達の友達やちょっとした知り合いなど社会的なつながりが弱い人々の方が、
自分にとって新しく価値の高い情報をもたらしてくれる可能性が高いという説です。

例えば「彼氏を紹介する」を例にとってみましょう。(仕事を紹介でも同じです)
彼氏ができた時って、新しいバイトや新しく知り合った人の紹介だったりしません?
新しい人間関係から出会いが始まることが多いです。
仲の良い友人の人間関係は、既に知っています。そこで出会いは期待できません。
弱い紐帯から紹介されない限り、世界は拡がらないのです。

社会的に強いつながり(=強い紐帯)を持つ人々は価値観が同じです。
趣味や興味、ライフスタイルも似通っているため、自分と同じ情報を持っています。
一方、つながりが弱い(=弱い紐帯)人々であれば、価値観は違います。
自分とは違ったライフスタイルを持つので、思いもよらない情報を与えてくれます。
また、強い紐帯を持つグループは関係が緊密であるが故に外部と遮断されがちです。
新規の情報も入ってきづらくなり、新しいアイデアも出にくくなります。

弱い紐帯を手に入れるために、社会人は異業種交流会などに出掛けます。
顔の広い人が人間関係で重宝されるのは、弱い紐帯を幅広く持っているからです。
個人でも、SNSの幅広い普及で弱い紐帯を作ることが簡単になっています。
SNSで、それまで知り得なかった情報も入手できるようになっているのです。

私達京映会は、自分の時間を大切にするために残業をやめました。
ボランティアもいいですし、異業種交流もいいので、弱い紐帯を拡げましょう。
自分自身の成長のためにも、新しい人間関係のドアを開くのは良いことです。
職場や仲の良い友人も大切ですが、新しい環境にも挑戦してみましょう。
ただし、ネットワークビジネスだけは気をつけてください。

転職で強制的に人間関係をリセットして再構築する方法もあります。
しかし、人間関係をリセットしても、強い紐帯では同じことの繰り返しです。
ボランティアや異業種交流などの弱い紐帯を手に入れる方が有用です。
どの世代でも同じです。新しい人間関係を意識しましょう。
それが、あなたの成長に大きく寄与します。

人脈とは弱い紐帯を数多く持つことです。そんな人が人間関係で大事にされます。
私達京映会の経営理念は『学習する組織』です。弱い紐帯を意識しましょう。




巡回健診・施設健診・介護事業の京映会 
医療法人財団京映会 京橋クリニック
〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町2-40-3 03-3677-8121(代表)


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