健康診断ブログ

みなさん健康診断受けていますか?

危険を予感すること

2023-01-23 07:30:49 | 社員向けメルマガ転載
東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

毎週月曜に社員向けのメルマガを書いて、もう16年目に入りました。
今週も、そのメルマガを転記します。

昨日と同じ繰り返しから卒業しましょう。
先週と比べて何を工夫しましたか?
去年と比べて何を工夫しましたか?
その工夫の量が、あなたの成長です。
何も変わってないのなら、あなたは成長していません。

お客様を第一に考え、健康を通じて社会に貢献する。
それを『笑顔』でやっていくのが私達京映会です。



危険を予感すること

大きなミスが生じる前は、必ずその予兆があるものです。

例えば「ちょっとマズいかな…」と一瞬考えたけれど「まあ、いっかぁ~」。
よくありますよね。特に巡回健診は「気付き(気づき)」の練習をしてください。

特に時間が経つと、だいたい「まあ、いっかぁ~」と考えるようになります。
時間経過と共に、『小さな気付きの芽』は、摘み取られてしまうものなのです。

他にも「大丈夫かなぁ…」→「まぁ、いっかぁ~」と進めて納期に間に合わなかったり。
担当者様が「細かそうなタイプだな」と感じながらも大雑把進めて険悪な関係になったり。

多くの事は「まあ、いっかぁ~」と進めても問題ありません。
しかし、たまにですが大トラブルに発展するのです。
大トラブルに発展してしまってからでは、莫大なエネルギーが必要になります。
『小さな気付きの芽』のうちに対処しておけば、大トラブルには発展しません。

ハインリッヒの法則というものがあります。事故の発生についての経験則です。
1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、
さらにその軽微な事故の背後には事故寸前だった300件の異常が隠れているのです。
いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)です。

ヒヤリハットは『小さな気付きの芽』です。いかに気付くかです。
そして、気付いた後に、「まぁ、いっか~」と放置しないで対応することです。
そのためにヒヤリハットを報告する「ODコール報告書」を活用してください。

危険な状態に陥ってから見事に脱出できるのが運のいい人ではありません。
危険を察知して、回避する道を探せるのが本当に運のいい人なのです。

だから、仕事ができる人は大逆転とか大勝利とかはありません。
常にうまくやっているのです。それは『小さな芽』に対処しているのです。
「まあ、いっか~」と見過ごさずに、小さなことにも処置しているのです。

『小さな気付きの芽』を大切にしましょう。
危険を予感することは『小さな気付きの芽』を時間と共に消さないようにすることです。
そして、『小さな気付きの芽』のうちに対応しておきましょう。
「ODコール報告書」を活用してください。

一番大切なことは、後回しにすることをやめることです。
後回しにするうちに『小さな気付きの芽』は泡のように消えてしまいます。
私達京映会の経営理念は『学習する組織』です。組織で『気付き』を集めましょう。




巡回健診・施設健診・介護事業の京映会 
医療法人財団京映会 京橋クリニック
〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町2-40-3 03-3677-8121(代表)


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