京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

妊夫講座臨時開催致しました

2016年10月09日 | 報告

10月9日京都府助産師会で、妊夫講座を行いました。

8名の参加者様に、参加していただきました。

講座が始まる前参加者の方に聞くと、今はお産のイメージがつきにくかったり、産後の育児のイメージがつきにくいと話されました。さらにブログをみて、お産劇が楽しみと目的をもって参加されている方もいらっしゃいました。

今日、妊夫講座に参加していただいたこと自体、ママに寄り添う心優しいパパ達です。

(写真は参加者様の了承のもと掲載させていただいています)

助産師から皆さんに伝えたいこと、それは寄り添う気持ちがあれば、行動が伴ってきます。ママの気持ちを理解しようとする姿勢がとても大切です。

 

ママは、母になっていく感覚が妊娠期を通し実感しますが、パパはどうでしょう。客観的な情報でしかないため、ママよりかは遅いと言われています。

ではパパ達には、科学的で神秘的な胎児の世界を知っていただきましょう。助産師から赤ちゃんの育つ場所「子宮の中での赤ちゃんの様子」、「出産までの兆候」、「神秘的で壮大な出産」の話しをさせていただきました。

 

さらにここで助産師がお産劇を行いました。

 (

(前回のお産劇の様子です)

参加者の方の中でお産のイメージがついたとおしゃって下さった方もいました。

 

その後、産後のママの体や周囲のサポートの必要性などを話しました。

 

夫婦仲良しの秘訣は、ずばり「夫婦のコミュニケーション」です。

 

助産師が2パターンの異なった夫婦の日常の一場面を演じ切りました。

 

さあ、この2パターンの違いは何かと皆さんに聞くと、思い思いに話してくださいました。皆さんとても良い所に気づいて下さっていました!!出産後の育児は、時間と体力が必要です。

育児期はパパとママの意見の食い違いで、幾度となく夫婦喧嘩をするかもしれませんが、今日のコミュニケーションを思い出してくださればと思います。

 

そして、沐浴練習。パパ達、真剣です。

沐浴が、パパと赤ちゃんのスキンシップの時間となればいいですね。

 

 

その他、スリング体験、ベビーラップ、妊夫体験、抱っこや、おむつ替え体験色々体験してもらいました。

 

アンケート(一部を抜粋しています)

・お風呂の入れ方がわかって良かった。

・前もって準備をすることで円満に乗り越えていきたいと思った。

・2時間があっという間だったので、もう少し長くてもいいかも。

・劇ありがとうございました!沐浴を夫と一緒に体験するのが、新鮮で実感が湧いた。

(沐浴の際)以外と腰が痛くなる。スリングがゆりかごみたいで欲しくなった。だっこ紐の種類が何種類かあって良かった。

・ネットの情報収集より、人から聞いて勉強できる方が頭に入ります。

本日ご参加頂きましたパパさんたち、パパプロ講座で赤ちゃんと共ににいらしてください。

次の妊夫講座は11月13日です。ご興味のある方、助産師とお話ししたい方は是非いらしてください。皆様が助産師と共に生き生きとした妊娠・出産・育児を経験できますように。

                 妊夫講座担当  越山 佐野 矢杉     ブログ担当 矢杉  


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丹後支部会を開催いたしました

2016年10月04日 | 支部活動

台風が近づいていますね。

雨や風も心配ですが、気温の上がり下がりがとても激しいですよね。

皆さま、ご自愛くださいませ。

 

 

さて、ご存じのとおり、京都府は南北に長く、京都府北部から京都市内までは車でも電車でも、移動に3時間以上かかる上に、医療の現状も京都市内とはたくさんの違いがあります。

私たち、丹後支部では、京都府北部のかかえる課題の共有や、意見交換のために、定期的に丹後支部会を開催しています。

 

今回も、舞鶴市のみき助産院に、丹後支部メンバーが大集合いたしました!

 

舞鶴に行ったら絶対立ち寄りたいスポット!とれとれセンターです。

 

 

一見、おやつを食べながらのほっこりした会、

しかしアツいトークが続きます・・・。

この部屋の温度は、外気温と5℃以上の温度差があるのではと思うほど・・・

 

 

 

議題は、丹後支部の活動内容、産前産後訪問支援員養成講座や孫育て講座、

11月に開催予定の丹後支部交流会についてなど、もりだくさん。

 

 

 

そうです!

 

丹後支部交流会、開催いたします!

 

11月23日、京都府福知山市の「万助」にて!

 

万助さんの美味しいランチをみんなでいただきましょう。

京都府北部の周産期医療の在り方についての意見交換会も予定しております。

 

 

助産師だけでなく、医師、看護師、保健師、、、、北部の周産期医療に関わるひとならどなたでもご参加いただけます。

 

 

近日中に詳細をお知らせいたします。

 

 

ちょっと気になる・・・!

と思ってくださった方、ぜひ、11月23日(祝)、ご予定をあけておいてくださいませ!!!

 

 

 

丹後支部 奥村


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【福知山会場】 産前産後 2日目

2016年10月02日 | 報告

昨日に引き続き、産前産後訪問支援員 養成講座 福知山会場の2日目でした。

昨日の1日目は、京都会場への振り替えの方が多かったので、参加人数が少なめでしたが、本日は昨日よりたくさんの受講者の方で会場も活気づいていました。

昨日の講座で仲良くなられた方たちで会話がはずんでいたせいもあるかもしれません!

 

 

 (写真は承諾を得て掲載しております)

 

 

本日も内容充実の講座が続きます。

 

まずは、

 

 

 

京都府助産師会の片岡助産師(くくう助産院)より、

 

「妊娠・出産・産褥期の生理的な心と体の変化を知る」~女性の一生に寄り添う助産師の視点から~

 

というテーマでお伝えいたしました。

 

 

片岡助産師は福知山でくくう助産院を開業しております。

長年、妊婦さん、産婦さん、たくさんのママたちに寄り添い、ケアされてきた視点から、たくさんのことを伝えていただきました。

 

戦後から現代における出産場所の変化、初婚年齢、妊娠・出産年齢といった統計的・歴史学的な観点から始まり、妊娠・出産・産褥期における生理的な変化や注意点、支援員として妊産褥婦さんにかかわるうえで大切なポイントを余すことなくお伝えいただきました。

 

 

 

出産のとき、赤ちゃんは誰に教えられるでもなく、お母さんの骨盤の形に合わせて頭や体の向きを変えて生まれてきます。

これについても、骨盤や赤ちゃん人形を用いてご説明いたしました。

受講者さまに出てきていただき、「赤ちゃんの生まれる力」を一緒に考えていただきました。

 

お伝えしたいことは盛りだくさん!、内容充実の2時間でした。

皆さまお疲れさまでした。

 

 

お昼休憩をはさみまして、午後は、舞鶴共済病院小児科 臨床検査科部長でいらっしゃいます、増田先生より、

「子どもの発育・発達、育てにくさへの対応などを学ぶ」~赤ちゃんの視点から子育てを考える~

についてお話しいただきました。

 

赤ちゃんの生理から、見落としがちな異常まで、専門的な内容を非常にわかりやすく説明してくださいました。

午後、昼食後の眠た~くなる時間帯でしたが、皆さま、増田先生のお話しに聞き入っていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

そして、本日最後の講座は

「支援者としてのコミュニケーションスキルを学ぶ」~女性とその家族をエンパワーするために~

 

を、当会副会長で、親業訓練インストラクターの中川淑子助産師よりお伝えいたしました。

 

講座の前に・・・

 

 

少しリフレッシュタイムです♪

 

簡単なストレッチで、脳に血液と酸素を送ります

 

 

 コミュニケーションスキルは、人と関わる上での必須事項。

 

受講者の方の関心も高かったのではないでしょうか。

 

 

 

コミュニケーションスキルの概論を学ぶにあたり、まずは、

自分自身のエゴグラムについて確認します!

 

簡単に取り組める「エゴグラム・セルフテスト」なのですが、このテストを通して、

自身の心の在り方、「厳格な親の心」「保護的な親の心」「合理的な親の心」「自由な子どもの心」「自分をおさえた子どもの心」

がどうであるかを知ります。

 

支援員としてこれからたくさんのママたちと関わっていかれる皆さま、ご自身のエゴグラムについて把握する機会となったのではないでしょうか。

 

 

引き続き、「能動的な聞き方」 「受動的な聞き方」についても、ロールプレイを通して学びました。 

 

 

 

 

 学んだこと、感じた事は、皆さまで共有していただきました。

 

 

 

 

 

講座終了後は質疑応答や、ご感想もいただきました。 

 

 

 

 

 

 

連日の講座、本当にお疲れさまでした!

 

次回、3日目は10月15日(土)に開催予定です。

また二週間後、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

 

 

 

丹後支部 奥村

 

 

 


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【福知山会場】産前産後訪問支援員養成講座 1日目

2016年10月01日 | 報告

ブログをご覧いただきありがとうございます。

9月に京都市で開催いたしました産前産後訪問支援員養成講座ですが、京都府北部の福知山会場にでも、本日第1日目を開催いたしました。

台風が近づいており、雨が心配されましたが、朝にはほとんど止んでおり、無事開催できました。

会場は福知山駅すぐの市民交流プラザ。

新しくとてもきれいで、図書館やカフェ等も併設されています。

 

 

 

さて、さっそく、きょうと子育てピアサポートセンターの下山氏より、当講座の概要、目的や産前産後訪問支援員に対するニーズなどを説明していただきました。

 

 

(写真はすべて承諾を得て掲載しております)

 

さらに、NPO法人働きたいおんなたちのネットワークの西村氏より、「今どきの子育て世代の生き方、ニーズを知る」についてご講演いただきました。

ご自身の経験や、たくさんの事例をまじえながら大変興味深い内容を分かりやすくご説明いただきました。

 

受講者の方からも、「具体的でわかりやすかった」、「今度自分がやっていくことについてイメージできた」などの感想が出ていました。

 

 

本日の講座は、京都府北部や京都府南部など、遠方からの受講者さまも多く、また朝早くからの講義でしたので、ここで少しブレイクタイム♪

 

受講者と私たち助産師のスタッフ全員参加の、誕生日順並びかえゲームでアイスブレイクです!

さすが、コミュニケーション能力のある皆さま、短時間で誕生日順に並び替えていただきました。

正解発表もかねて、自己紹介を♪

大変盛り上がりました。

 

 

 

 

本講座では、講義形式だけでなく、受講者の方に主体的に学んでいただけるよう、グループワークもたくさん盛り込んでおります。

 

昼食をはさんで午後は、グループに分かれてのグループワーク、さらにみんなで共有できるよう、発表もしていただきました。

   

グループワークのテーマは、

「ご自分の妊娠・出産・育児で覚えていること」

 

また

 

「現在の子育て世代が感じている悩み」

 

グループワークを通して、他者の意見に触れることで新たな発見があったり、自分の考え方を客観的にとらえる機会になったのではないかと思います。

 

 

グループワークの後、当会の吉田助産師より、ワークのまとめと、「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」についてレクチャーもありました。

 

受講者さまからのアンケートの一部をご紹介いたします。

 

・私たちの子育てと今の子育ては変わってきているのだから、勉強しなければならない。

・何か役に立てることがあればと思い今回参加しましたが、いろんな講義を聞けてよかった。グループワークが楽しかったです。

・支援を必要とする母親像をイメージしにくかったので、具体的な事例を知ることができて、制度のイメージがわきました。

・グループワークがとても楽しかったし、忘れていたことを思い出すことができて新鮮でした。

・府の、切れ目のない支援事業の内容や方向性を知ることができた。

・自分自身を振り返りつつ、今のお母さん方の状況を知る機会となった。寄り添い方、声のかけかた、相手に与える印象など、さまざまなので、関わるときに気を付けて行きたい。

 

一方、

・実際にどのような活動になるのかイメージがわきにくかった。

・訪問支援員としての活動を考えた上での確たるバックボーンが見いだせなかった。

 

などのご意見もありました。

講座はこの後も3日間にわたり続きます。また、現地実習等もありますので、その中で疑問点や不安点を解消していただければと思います。

まずはご参加の皆さま、今日1日、本当にお疲れさまでした!

明日は講座2日目です。

ゆっくり体と頭を休めて、また明日、お元気でいらしてくださいませ。

 

 

 

丹後支部 奥村


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