京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

お茶教室 3月開催

2019年03月28日 | 助産師会個人事業

 3月25日お茶教室を開催しました。

桜の開花も伝えられました。 観桜茶会は多くのところで催されます。 花と団子で楽しめますね。

3月23日お茶教室から茶会へ

京都国立博物館の茶会に3人で参加しました。  茶室と道具は上田堪一郎氏より博物館への寄贈です。

茶室 八畳の書院座敷と三畳の茶室 「堪庵」、八畳間で表千家のお点前でお茶をいただきました。 桜のきんとんはとても美味しかった。

掛物、表千家10代吸江斎宗匠がおひな様の画で、裏千家11代玄々斎宗匠の書でした。(要約して下さり、幾久しく榮ますようにと)

花入は竹で桜と椿でした。 香合は亀で永楽で和全か? 釜は10代大西浄雪、炉縁はご亭主様の持ち出しと。茶碗は10代旦入(片身替)

気楽な茶会でしたが、お道具はご立派なものばかりでした。 皆さましつかりお点前を拝見されていました。 茶会はよい出会いがあります。

 以前お手伝い時に    茶室から見たお庭                 掛物                         茶碗

      

 

 千利休の一言    利休は豊臣秀吉に屈することなく、最後まで自分の美学を貫き、わび茶を完成させました。

 千利休は豊臣秀吉の命により、天正19年(1591)2月25日堺でゆいげを書し、28日(428年前)京都の聚楽屋敷で切腹して世を去った。 

 その首は一条戻橋に、つるし首にされた。 その首を大徳寺、大仙院 三世の古渓宗陳和尚が持ち帰り葬った。

 大仙院では3月17日、古渓忌があり、法要と茶会がありました。 

 京都、特に大徳寺には茶の文化が根づいています。 歴史と文化の街 京都に住めて幸せです。

 利休がしたためた辞世の句 「 人生七十 力囲希とつ 吾この宝剣 祖仏共殺 」 じんせいしちじゅう りきいきとつ わがこのほうけん 

 そぶつとともにころす。      利休の激しい気迫を感じられると言われています。

 毎月28日は聚光院で利休忌、法要があります。

 3月27日は表千家家元にて利休忌に来菴しました。 この日は廻り花をし、利休様にお供えします。

 その後、茶カブキ 試茶2服のみ、本茶3服のみ、茶銘を当てます。 執筆は家元がされます。 次客が正解された。

 聚光院の千利休の墓石

                            

 

  3月25日 お茶教室の様子です。

 

  水流元入海(水流れてもと海にいる) 大徳寺 大黄院 太玄老師       花  伊予みずき、貝母百合 Y様持参で活けて下さいました。

        

 

   

  主菓子 きんとん遊月製 銘 「うらら」 さくらと蝶? 美味しい                    干菓子 和三盆

      

 

    薄茶を飲み終えて取り込む     

  濃茶点前

  濃茶飲みお茶碗を返す            美味しい濃茶でした。  お茶銘 楽寿の昔(15代猶有斎お好み) 柳桜園詰

          

  

 

 

                                   

                     

 運び点前  入口で水指を膝前に置き礼 次に左手にお茶碗、右手に茶器(棗)を持ち水指の前に両手で一緒に置く

          水(中に蓋置き入れ)柄杓は建水の上にかけて、中に入りふすまを締める。

          柄杓を少し持ちあげて、中の蓋置きを取り出して、左の手のひらにのせて、炉の方に向き、右に置く、左手で柄杓をかまえ、

          横にして、右手で蓋置に引く。 そして 礼 薄茶の場合は客に、「どうぞお楽に」と言った合図 お茶は余り言葉では表さないです。

          だから 礼の意味が大切です。 さあ~ お点前が始まります。

          お点前はまだ数回ですが、基本に忠実にしっかりとされます。 今からが楽しみですね。

          何度もお点前えをすると上達します。 

                

                いつもブログをご覧くださりありがとうございます。

 

                       お茶教室担当   文責 伊藤正子


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産前産後訪問支援員養成講座 【京都南部】4日目

2019年03月22日 | 報告

みなさま、こんにちは。

南部での講座、4日目が33日の日曜日に開催されました。

 

平成30年度の養成講座の最終日は、ひなまつりでした。

 

お天気はあいにくの雨でしたが、本日の講座終了後の修了証書授与に向けて、穏やかな雰囲気ではじまりました。

 

会場は、京都テルサです。

 

1日目の講師の先生が体調不良により欠席された分の補講がお昼休みを使って組み込まれ、本日の内容も盛りだくさんでした。

 

(掲載されている写真は参加者のみなさまの了承をいただいています。)

 

 

 

講座12.「育児支援ヘルパーの視点から」

~お母さんの安心を明日につなげるために~

講座2.「今どきの子育て世代の生き方、ニーズを知る」

~女性としての多様な生き方を受けとめるために~

 

講座13.「児童館、子育て広場などわ地域でつながる楽しさを学ぶ」

~どのような形で一歩外へ踏み出せるか?~

 

講座14.「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」

~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート2

 

 

 

講座12は、社会福祉法人京都福祉サービス協会の村尾直樹先生と湯浅せつ子先生からのお話でした。

 

村尾先生からは、京都市からの委託を受けて活動されていることなど、事業の概要やサービス内容、対象についてご説明いただきました。

湯浅先生からは、育児支援ヘルパーさんの業務内容や活動で必要とされる留意点などについて教えていただきました。

日常生活との線引きが難しい業務内容と個別性への対応など、ヘルパーさんの専門性を感じるとともに、現場でのエピソードを交えて、産前産後のお母さんはさまざまな形での支援を必要とされていることを学びました。

 

 

お昼休憩に1日目の講座2の補講がありました。

講師はNPO働きたい女たちのネットワーク、理事の西村淑乃先生です。

 

限られた時間の中で、子育て期の孤立した子育てや仕事、親しい人との関係性の変化など、今どきの女性を取り巻く状況について事例を交えて教えていただきました。  

女性の当事者性を大切にし、女性が自信を持って地域ともつながっていけることを目指すために、支援者とお母さんの一つ一つの関わりが大切だと学びました。

 

 

講座13では、京都市修徳児童館館長の、木戸玲子先生よりお話いただきました。

 

児童館が就学期だけでなく、0歳から親子で集うことができる場所であることは、お母さんとお子さまのご家庭の外での世界を広げる一歩になりますね。

それでも、お母さんにとって地域へ一歩を踏み出すということは大きな勇気が必要であることを学びました。

 

「子どもたちの24時間を支える」ために地域で「つながる」ことで、人に支えられた、優しくされた経験をお母さんにも子どもたちにも届けたいという木戸先生の熱い思いが伝わる講義でした。

 

 

講座14では、実際にグループごとに沐浴体験、妊婦体験、赤ちゃんの抱っこ体験、ロールプレイングをしていただきました。

体験コーナーでは、みなさんお人形の赤ちゃんと楽しく、真剣に練習されていました。



 

 

ロールプレイングでは、オブザーバーとお母さん役、支援者役に順番で交代し、それぞれの役から感じたこと、発見があったかと思います。

 

以上、講座14までの講義が終わりました。

 

参加者のみなさま、中身の詰まった4日間への参加、おつかれさまでした。

普段はなかなか聴くことのできない貴重な講義ばかりでしたね。


越山助産師より、代表の方に終了証書が授与されました。

 

良い支援者とはなにか、答えは簡単ではありませんが、参加者のみなさんそれぞれが考えて、よりお母さんに寄り添った支援を目指すためにこの4日間の講義を役立てていただければと思います。

 

 

 

以下、参加者のみなさまのアンケートからの抜粋です。

 

・すべての講座とても勉強になりよかったです。沐浴や抱っこを実践できて助かりました。

・ロールプレイで実際に支援者、母親役などを体験できてよかった。

・すぐに支援に役に立つ「コミュニケーションスキル」を学ぶことができてよかったです。

・最後のロールプレイングは実践に沿った感じでとてもいい体験になりました。当事者さんとの会話のスピードや声のトーンもその時の状況に合わせていけたらいいなと思いました。

 

・利用者の方との信頼関係を作ること、コミュニケーションスキルが本当に参考になりました。

 

・講座を終えるたびに持つ疑問が次の講座で話されたりして、痒い所に手が届く?というか、隅から隅まで学ぶことができてとてもよかった。

 

・実践の具体例が聞けたことで、自分がかかわる際に行動に結びつけることができるように思いました。

 

・支援員制度について知っていた方がよい内容をまんべんなく学べました。各部門のエキスパートが話してくださるので、内容に深みがありました。

 

 

・講師の実際の経験を踏まえお話していただき分かりやすかった。「支援者としてのコミュニケーションスキル」がロールプレイングもしながら具体的な対応の仕方を考えることができてわかりやすかった。

 

 

 

 

(文責: 岡野琴美)

 


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第3回こどもつながりフェスタin京都に参加しました

2019年03月18日 | 報告

3月16日(土)@イオンモール京都桂川

京都府主催の「第3回こどもつながりフェスタin京都」に参加しました!

今回は、初めて、イオンモールさんで出店させていただきましたので、

たくさんの方とお出会いさせていただけました。

それが何より、嬉しかったです!

助産師会はステージ発表で、ベビーラップの巻き方紹介ショーをしました。

ブースにはひっきりなしに、たくさんのパパママがお立ち寄りくださいました。

ジョイント金具のついていない、

布だけ、紐だけの抱っこひもやおんぶ紐も体験試着していただき、

こんな楽なんだ~!とママも赤ちゃんも笑顔でぴったりくっつく様子に

私たちまで幸せな気持ちになりました。

また、妊婦体験ジャケットもパパ達に大好評!

列ができる時間帯もありました。

「しんど・・・」

「重い・・・」

小さくつぶやくパパ達に、

「ここで寝転んでほしいわ!!ほんま、妊婦は寝られへん!!」

とママ達はまだまだ物足りない様子(笑)

次回お招きいただくときは、敷物も用意しないと、ですね(^^)

ちょっと大きくなったお姉ちゃんやお兄ちゃんは、

胎児人形や新生児人形を抱っこしていってくれました。

骨盤模型から卵膜に包まれた赤ちゃんが出てきそうな模型では、

こんな風にうまれてくるんやね~と、

真剣にご覧になっておられました。

 

妊娠、出産、子育ては、日常生活の中で当たり前な光景ですが、

それについて「学ぶ」機会はまだまだ十分ではありません。

そんな時に、私たち助産師がいます!

産むときだけのお手伝いではなく、

あなたの、そしてあなたの家庭のよろづ相談所として、

どうぞ助産師をご活用くださいね。

 

今回の担当者は、

黒川・松島・渡邉でした。

私たちも楽しかったです(^^)

 

 

【お知らせ】

京都府助産師会では、3月末日まで募集していることがあります!

スペシャルニーズを持つ赤ちゃんとご家族のご訪問支援あと6組募集します!!

今年度、京都府助産師会の特別事業であるスペシャルニーズ訪問が、

あと6枠(京都市内以外4枠)あいています。

対象は、多胎、口唇口蓋裂、NICU卒業ベビー等です。

京都府助産師会会員が訪問し、
3時間程度、
乳房マッサージ、沐浴、同行支援など、
ご希望の支援を無料で受けられます。

その間のご相談も、
無料で担当者にしていただけます。

申込み方法)

京都府助産師会HPより
https://kyoto-midwife.jp/mwsouko/twinstop.html

 

お知り合いの方がいらっしゃいましたらどうぞご紹介ください!

 


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