京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

第1回定期研修会「障がいのあるこどもへの性教育」報告

2018年06月30日 | 報告

第1回定期研修会

性教育スキルアップセミナー

「障がいがある子どもたちへの性教育~性をわかりやすく伝えるための理論と実践」

講師:徳永桂子先生

日時:平成30年6月16日(土)13:00-16:00

助産師だけでなく、障がいのあるお子様の保護者さんや教育関係者の方々など約60名で学びました。

 

経験の非常に深い徳永先生から本当に多くのことを学ばせていただきました。

 

コンドーム装着の説明の実演。

 


「時間が足りない!」
「もっともっと学びたい!」のお声がたくさん聴かれました。

 

≪受講後アンケートより一部抜粋≫

 

 

・具体的で良くわかり、実践しやすい(これからとり入れられる)ものでした。性を明るく楽しく自分の身体を大切にできる教育としていきたいです。ありがとうございました。

 

・振り返りができたことと、実際のお話がとても参考になりました。

 

・先生の熱意が伝わってきました。今日のお話、お腹いっぱいでした。家で頭の中を整理してみます。

 

・看護学生の母性の授業で性教育について考えさせているのでとても参考になり、学びになりました。

 

・3歳からの性教育をしていくこと、身体を大切にすること、自尊感情を高める性教育の大切さを学べました。徳永先生の生の中学生の教室内容を聞けて感激しました。

 

・とても勉強になりました。今後の業務の参考にぜひしたいと思います。書籍も読んでもっと自分の知識を深めなければ、と思いました。

 

・すべて参考になりました。10年くらい前は学校でも話をしていた内容で、現在できなくなっている事がたくさんありました。やっぱり伝えておかなければならないと思いました。

 

 ・子供を連れてきてよかったです!今とても自分の身体が大人になることに興味があり、変化を楽しんでいます。障がいのある子の進め方は「スモールステップ」が大切と、性の話はとても興味深く、勉強になりました。正しい知識をありがとうございました。

・小学5年生の私でもよくわかりました。そして、「おりもの」のところが良くわかりました。

 

「おりものは涙と同じ。」印象的でしたね。

 

性教育界の横綱級の先生から学ばせていただいたことをしっかり受け止め、

全てのこども達の幸せのために、
私たちにできることをコツコツと積み重ねていきたいと思います!!

 

性教育事業代表 渡邉でした。

 

 


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お茶教室開催 6月

2018年06月28日 | 助産師会個人事業

 6月は、梅雨の時候ですが、最近の梅雨は変化して、集中雨で今年は雨が少ないです。

 表千家7代 如心斎宗左 6月の詩 「 雨降りてこの醒か井はにこるとも 浮世の中はなとかにこらじ 」 時候の詩です。

 草花や青葉などは雨に打たれる姿はとても美しい、梅雨どきは草木の育てるのによいと。 数株植えました。 根付くといいですが・・・

  平安神宮の神苑の花しょうぶ                                   睡蓮

          

 

     青蓮院 好文亭茶室   ご亭主の許可を得ての写真。 茶室での写真はNGです。                                      

     好文亭のお庭は前日が雨で青葉、苔が青々し趣深く感じられました。 

   

 

  6月25日のお茶教室、道具組                      「竹露滴」  紫野昌道    瑞峯院住職 前田昌道師

      

 

  花入れ=富士籠、                     

  花=檜扇すいせん(ひおうぎ)珍しい。下野草(しもつけそう)  いつもY様宅の茶花をご持参下さり、活けて下さっています。 

         茶室には茶花の存在が大です。、お茶人さんはご自分で育て、美しい花を咲かせ茶趣を楽しむ。いつも頂きありがたい。感謝です。

                 

 主菓子  銘=青梅雨(あおつゆ)上につゆが、外郎製  遊月製         唐板(からいた)水田玉雲堂 創業文明9年~応仁の乱からとか

       とても美味しい                                     一時お休みでしたが、復活しました。珍しいお菓子です

       

  

 薄茶の点前    茶筅通し後、茶碗に抹茶を入れ、お湯を入れてお茶をたてる。             茶碗を正面に向けて出す

         

 

 

 濃茶の点前 服紗を左膝上で四方さばき   茶入れを茶碗の左横で茶を人数分いれる。お湯を二度に分けて入れ煉る。

 抹茶= 源氏物語千年記念 新茶抹茶 銘「浮舟」 柳桜園詰                      ご三器の拝見(茶入れ、茶杓、仕服)                                               

     

 菓子を頂き、その後の抹茶は格別です。新茶は色よく香りよく円やかです。 疲れが取れて癒されます。

              

            ステキな笑顔

 

 和室をちょっと工夫して茶室に設えております。 この時は 「助菴」 です。 和の空間はほっとしますね。

 いつもご参加下さる方。また始めての方、とても、とても楽しい一時をありがとうございました。

 いつもグログをご覧くださりありがとうございます。

 次回は7月23日13時~です。 皆さまご参加くださいませ。

          

       お茶教室担当  文責 伊藤正子

 

 


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6月16日午前「赤ちゃんサポートシンポジウム」開催しました

2018年06月25日 | 研修会

 平成30年度第一回潜在助産師再スタート事業研修会を、多胎支援チームとの共催で実施しました。

 えんどうまめ通信、教室など長年多胎児支援活動を行ってきた多胎支援チームが、昨年より、NICU 卒業生など、支援活動を広げることになり

 学びを深めるため、昨年に引き続き今回の研修を企画しました。

 テーマは、赤ちゃんサポートシンポジウム「地域での育ちを支えるために~スペシャルニーズを持つ赤ちゃん ご家族への援助」

 場所は京都看護大学。申し込みは67名、御参加は60名でした。

 助産師、保健師、看護師、子育て支援NPOの方、保護者の方、助産学生さんなどいろいろな立場の方、

 丹後、舞鶴、京田辺など遠方からもご参加いただきました。

講師は3人

お一人目、は大阪府立母子医療センターNICU臨床心理士、川野由子氏 

NICU(病院)における親支援ー周産期からの親子支援から考えるー

というテーマでお話しいただきました。

NICUという場で、母・家族に寄り添いながら、親子がきずなを深めていく関わりをされている活動を

事例を交えながらご紹介いただきました。ご家族がどのような想いを持っておられるか、

その気持ちは、時間とともにどのように変化していくのか。支援者として必要な視点。

退院はゴールではなく、スタートである。退院前から地域と連携し、家庭、地域での生活が

不安が少ない状態でおくれることが、母子の良い関係性にもつながっていく。

私たちも包み込まれるような温かい語り口でお話しいただけました。

2人目のお話は、NICU卒業生のママ、久保様

現在3歳になる双子の子供さんの誕生からの、保護者としてのお気持ちをお話しいただきました。

誕生すぐからの、NICUへの面会、手術や処置のこと、退院後のことなど、つらかったこと、うれしかったこと

大変だったことなど、当事者ならではの、貴重なお話を聞くことができました。

 

3人目は、当会会員、つぐみ助産院院長、IBCLC、越山茂代氏

口唇口蓋裂(唇顎口蓋裂)を持つ児と家族への母乳育児支援についてのお話です

唇顎裂・口蓋裂のタイプ、持つ児に起こりやすいこと、

母乳育児のメリット、実際にどのように支援していくか、母親へのメッセージなど

口唇口蓋裂を持つ児を母乳で育てることは膨大な時間と忍耐を要するが、

それだけの価値があり、母親の自信につながる。1滴でも母乳を与えられることで

健康に生まれた児以上に恩恵を受ける。という、多くの多くの支援をしてきたものならではの

メッセージを聞くことができました。

 

会場からは、NICU家族の会の方からの活動紹介などお話頂けました。

 

今回、会場後方に、子供コーナーを設けました

潜在助産師再スタート促進事業で、小さな子供さんがいる方にも、ご参加いただきたい

という思いから設置し、ご利用いただくことができました。

以下、アンケートより

・3部建てで、いろいろな角度からの視点を教えていただけて勉強になりました。

・時間が短く、それぞれの講師のお話をもっとじっくり聞きたかった。

・実際のご家族のお話を聞けるのは何よりの学びです。

・口蓋裂のお話、学びたかったテーマだったので良かった。

・地域で母子支援を行っていくうえで良い刺激になりました。

・地域連携が必要とされている今、これからもこういう交流の場に足を運んで学びたい。

・子供コーナーがあったので参加できて良かった。

    ありがとうございます。他にもいただいた意見、ご希望なども、検討していきたいと思います。

 11月、2月に 今後の研修を予定しています、HP,チラシなどで広報していきますので、今後ともよろしくお願いします

 

(多胎支援グループよりのお知らせ)

 ☆えんどうまめ通信は、4月より「ママと助産師のほっこり通信」の中で継続されています。

  季節のお役立ちテーマなど、充実した中身になっていて、多胎児ご家族向けの記事も、必ず入っています。当会HPより、配信申し込んでみませんか?

 ☆えんどうまめ教室は、第4火曜日午後1時、えんどうまめちゃんの集い、と、形を変えて行われています

  多胎妊婦様、育児中の方、ぜひお越しください。詳細は当会HP 火曜講座のご案内をご覧ください

 ☆一緒に活動してくださる会員さんを募集しています

    11月11日 えんどうまめフェスタを企画中です。訪問活動なども。次回ミーティング7月26日予定。ご興味ある方は、お越しいただくか、

                                          代表大藤まで     090-5167-9974   sakaerisire@docomo.ne.jp

                                                                                                                                                                        ご連絡ください。

  

                                                                                          潜在担当理事   ふじわら

 

 

 

 


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「子どもと性のお話をするためのヒント」開催しました

2018年06月08日 | 報告

「子どもと性のお話をするためのヒント」

性教育チームの渡邉です。
6月5日(火)会館にて親向けの性教育講座を開催しました。

・今後の為にまずは自分が学びたいと赤ちゃんのママ

・赤ちゃんはどこから生まれてくるの?と聞かれて困った幼児期のママ

・「お父さんの精通はいつだったの?」と食卓で軽く娘に聞かれて夫婦でどぎまぎしたと、小学生高学年ママ

たくさんの方がご参加くださいました。

助産師からは、
・そもそも「性」とは?
・今どきの子どもの性の現状
・子どもの発達と性教育の必要性
・こんな風にお話してみたら?
総論から具体的な会話例などお伝えしました。

講義の前後には、小グループで意見交換。
「かちこち」の硬い価値観をもみもみともみほぐす。
そんな一日になったかと思います。

子どもからの何気ない性の質問は、「あなたのそれについての価値観は?」と、鏡を突き付けられているのと同じです。

子どもの一生の人権を守り、幸せに生きてほしいと願うこと。

それには、
科学的な知識を得ること。
何となく・・・で生きてきた価値観を見直すこと。
自分にとっての「生き苦しさ」と向き合うこと。
そんなことが親として大切なのかと思います。

【講座後のアンケートより】

・盛りだくさんな内容、大切なことがいっぱいでとてもよかたです!
・具体的な伝え方やどの様な言葉を選べばよいのかわかった。
・この様な勉強会が、親・子・先生(学校や幼稚園など)、子ども全般に関わる全ての人が受けれる社会にしたいと強く思いました。
・出産、育児について色々考えることができました。自分でもよく考えてみたいと思います。
・毎日怒ってばかりいる自分を反省しました。もっと開催してほしいです。
・普段からこどもが疑問や相談をしやすい家庭環境をつくらないといけないと改めて思いました。

・こどもに「教える」以前に、まず自分の性について再認識したい。

助産師会では、出張講座も承っております。
PTAの集まり、職場の研修など、大人向けの性教育が人気です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

HP:助産師会性教育チームのページ
http://kyoto-midwife.jp/gazou/jigyou/inochinokouza.html

 

来月からは親子講座がスタートです!

まだ午後はお席に余裕がある日もありますので、お申込み、お急ぎください!

▼お申込み

https://ws.formzu.net/fgen/S25198669/

 

文責 渡邉安衣子(中支部、性教育事業)


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