2023年9月10日 京都府助産師会館にて



2023年9月10日 京都府助産師会館にて
9月8日、8月はお休みだったベビマぴかぴか☆開催!
6組の親子さんと妊婦さんがお一人体験で参加してくださいました。
雨上がり、まだまだ残暑の中、みなさんご参加ありがとう。
似た月齢の赤ちゃんたち、それぞれの個性が輝いていました
ママと一緒にご参加のパパ様、とても熱心にお話を聞いて、マッサージもパパとママ二人で仲良く、赤ちゃんも大満足だ!
妊婦さんは、赤ちゃんの様子や親子の触れ合いの様子を体験して、赤ちゃん人形でマッサージも体験して、準備バッチリですね。
「次は夫と一緒に赤ちゃんを連れて参加します!」と出産の後の育児に対してもとっても意欲的、3人でのご参加楽しみにしています。
マッサージの手技以上に、パパやママと赤ちゃんの笑顔での触れ合いの時間は本当に素敵
マッサージの後は、みなさんから提供された話題で交流会、いろいろな意見が出てそれぞれ参考になりましたね。
今回はちょっと眠くてぐずってしまった赤ちゃん、またのご参加お待ちしています
次回は、10月13日金曜日 10:00~11:30 @京都府助産師会館 です!!
文責:ベビマ事業担当 北
本日、「離乳食ミニ講座」開催!
8月の終わりにもかかわらず残暑厳しい中2組のママと赤ちゃんと、じっくりゆっくりした講座でした。
離乳食は初めての5か月のママと赤ちゃん、離乳食の経験はあるけれどもう一度復習したい4か月のママと赤ちゃん、どちらもとっても熱心に講座を受けてくださいました。
赤ちゃんたちはというと…見つめあったりニコニコ笑い合ったりしてご機嫌だったね
離乳食の見本に、おかゆとかぼちゃを準備!
実際に触れて味わうことで感じとっていただけることがあったかと思います。
助産師の話は短めに、最後はお二人のママの離乳食についての質問に応えたり、ママ同士で日頃の子育てについてお話しできましたね
ママたちからいただいた講座の感想も素晴らしい
実際に試食をして、裏ごししたおかゆよりも粒の残るお粥の方が甘みが強く、美味しいことに驚いた。
これから(離乳食を)始めていくにあたっての心構えや、心づもりができました。
素敵な時間をありがとうございました。
11月15日のミニ講座は、「歯の健康」
ご参加お待ちしております。
文責 北悠理
2023年度、7月15日開催
第1回定期研修会終了しました😊
新型コロナ感染が再び拡大し、第9波が懸念される中、今回もオンラインでの研修となりました。
今回のテーマは「専門家に聞く!周産期の睡眠ケア最前線」と題しまして、筑波大学国際統合睡眠科学研究機構 准教授 中島俊先生と、聖路加国際大学大学院看護学研究科助産学 博士後期課程在籍の大塚公美子先生をお招きしてご講演いただきました。
『睡眠』これは、周産期における母子において大変重要なものであり、母子ケアに携わる私達助産師も興味深い内容である事から、京都のみならず長野県など他府県からも多くの参加をいただきました。約200名の申込みがあり、当日も約80名がご参加いただきました。
講演はまず、中島先生より、子供の睡眠と、養育者の関わりがメンタルヘルスに大きく大きく影響することを講義くださいました。乳幼児の夜間覚醒は母親の睡眠の質を低下させます。特に日本では乳幼児とのベッドシェア率が高く、添い寝の文化も残っていますが、これにより母親は睡眠が細切れになり睡眠の質の低下から、抑うつ傾向→感情コントロール不良→日中の子供との関わりが希薄→子供の情緒に悪影響という研究がでているとの事。母親の睡眠が子供の成長発達に関してもとても重要であり、医療者は子供の月齢毎の睡眠の特徴を理解し、養育者の悩みや価値観を踏まえ、その時の状況に合わせた関わりが必要と学びました。
次に、大塚先生は「周産期の睡眠ケア」と題して、妊娠中、産後のホルモンの変化が与える、母親の睡眠パターンについてご講義いただきました。妊婦の2割が、様々な睡眠に問題を抱えているとの調査結果がでており、妊婦の睡眠障害が妊娠高血圧や、妊娠糖尿病のリスクを上げ、睡眠時無呼吸症候群は早産や低出生体重児のリスクファクターになるとの事でした。大塚先生のご講義で印象深いのは『寝かしつけのコツ』です。理化学研究所が発表しているもので、多くの母親が体験している赤ちゃんの"背中スイッチ・背中センサー"。泣いている赤ちゃんを抱っこし、歩くと泣き止む…これは野生動物の輸送反応の名残りで、危険を感じた親が、我が子を口に咥えて移動すると、子どもは鳴かずにジッとしている反応との事。また、深睡眠に入るには眠り始めから5〜8分かかるたため、歩き抱っこで寝かしつけ、すぐにベッドに寝かせるのではなく、5〜8分間座って待つ、それからベッドに寝かせる事で背中スイッチが発動しないと教えていただき、夜泣きに悩む療育者に具体的なアドバイスできると考えました。
参加者の方々からも、「今まで感覚的にやっていた母子への睡眠に関するケアも、理論を知った事で、医学的な情報も踏まえた指導やケアができそう」との感想が多く聞かれました。
今回の講義より、改めて母子双方の睡眠の重要性を理解し、子どもの心身の健康の向上や、望ましい生活リズムの確立のため、母親が求める情報を明らかにし、保健活動の一環として必要な知識を提供していくことが重要であり、今後のケアに繋げていきたいと考えることができました。
(文責 南支部教育委員道家)
今日も暑いなか、元気な赤ちゃん達がママと一緒に集まってくれました。
三人の赤ちゃんみんな4か月半。
お誕生日をみたら。。。なんと、三人とも近すぎ!
別々の場所で同じように生まれてきた命が、今ここに集まった不思議。
そしてみんな本当に個性的!
みんな元気で、みんなそれぞれ。それがいいんです。
そんな和やかなムードの中、講座が始まりました。
ベビーマッサージは赤ちゃんとママにとって、とても親密な時間。
「これが手だよ、かわいいね、色んなものを作ろうね」
「足はここまで、いいあんよだね、たくさん歩こうね」
色んなことをお話ししながらマッサージ。
ぐずっちゃったらひと休み。楽しいこと、気持ちのよいことを大事にしながらすすめていきます。
うつ伏せで背中をマッサージしたら、みんなごきげん。
そうか、うつ伏せになりたかったのかな?
ベビーマッサージの後は、いま気になる事を中心に育児談議をしました。
母乳をあげているけどミルクはどのくらいあげればいいのかな?
このごろ遊び飲みしてしまって、どうしたらいいかな
おっぱいしか飲まないけれど、母乳は足りているのかなぁ?
この季節、色々連れて行ってあげたいけれど熱中症が心配
離乳食っていつからが始めたらいいの?
などなど。。。
ママたちは本当に一生懸命ひとり一人の赤ちゃんに向き合っていて、みんな素敵な方々ばかりでした。
そして助産師からママに伝えたいことは。。。
・とにかく7歳までは「からだ」つくりに専念しよう!
・スマホは、赤ちゃんの前ではママも控えてみて。赤ちゃんにとって自然が一番!
どうかママも赤ちゃんも健やかな毎日が過ごせますように。
「ベビーマッサージと育児講座~おこしやす広場ぴかぴか~」は、毎月第二(金)。
8月はお休みで、次回は9月8日です。皆様のお越しをお待ちしています。
文責:福井慎子