京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

【福知山会場】 産前産後 2日目

2016年10月02日 | 報告

昨日に引き続き、産前産後訪問支援員 養成講座 福知山会場の2日目でした。

昨日の1日目は、京都会場への振り替えの方が多かったので、参加人数が少なめでしたが、本日は昨日よりたくさんの受講者の方で会場も活気づいていました。

昨日の講座で仲良くなられた方たちで会話がはずんでいたせいもあるかもしれません!

 

 

 (写真は承諾を得て掲載しております)

 

 

本日も内容充実の講座が続きます。

 

まずは、

 

 

 

京都府助産師会の片岡助産師(くくう助産院)より、

 

「妊娠・出産・産褥期の生理的な心と体の変化を知る」~女性の一生に寄り添う助産師の視点から~

 

というテーマでお伝えいたしました。

 

 

片岡助産師は福知山でくくう助産院を開業しております。

長年、妊婦さん、産婦さん、たくさんのママたちに寄り添い、ケアされてきた視点から、たくさんのことを伝えていただきました。

 

戦後から現代における出産場所の変化、初婚年齢、妊娠・出産年齢といった統計的・歴史学的な観点から始まり、妊娠・出産・産褥期における生理的な変化や注意点、支援員として妊産褥婦さんにかかわるうえで大切なポイントを余すことなくお伝えいただきました。

 

 

 

出産のとき、赤ちゃんは誰に教えられるでもなく、お母さんの骨盤の形に合わせて頭や体の向きを変えて生まれてきます。

これについても、骨盤や赤ちゃん人形を用いてご説明いたしました。

受講者さまに出てきていただき、「赤ちゃんの生まれる力」を一緒に考えていただきました。

 

お伝えしたいことは盛りだくさん!、内容充実の2時間でした。

皆さまお疲れさまでした。

 

 

お昼休憩をはさみまして、午後は、舞鶴共済病院小児科 臨床検査科部長でいらっしゃいます、増田先生より、

「子どもの発育・発達、育てにくさへの対応などを学ぶ」~赤ちゃんの視点から子育てを考える~

についてお話しいただきました。

 

赤ちゃんの生理から、見落としがちな異常まで、専門的な内容を非常にわかりやすく説明してくださいました。

午後、昼食後の眠た~くなる時間帯でしたが、皆さま、増田先生のお話しに聞き入っていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

そして、本日最後の講座は

「支援者としてのコミュニケーションスキルを学ぶ」~女性とその家族をエンパワーするために~

 

を、当会副会長で、親業訓練インストラクターの中川淑子助産師よりお伝えいたしました。

 

講座の前に・・・

 

 

少しリフレッシュタイムです♪

 

簡単なストレッチで、脳に血液と酸素を送ります

 

 

 コミュニケーションスキルは、人と関わる上での必須事項。

 

受講者の方の関心も高かったのではないでしょうか。

 

 

 

コミュニケーションスキルの概論を学ぶにあたり、まずは、

自分自身のエゴグラムについて確認します!

 

簡単に取り組める「エゴグラム・セルフテスト」なのですが、このテストを通して、

自身の心の在り方、「厳格な親の心」「保護的な親の心」「合理的な親の心」「自由な子どもの心」「自分をおさえた子どもの心」

がどうであるかを知ります。

 

支援員としてこれからたくさんのママたちと関わっていかれる皆さま、ご自身のエゴグラムについて把握する機会となったのではないでしょうか。

 

 

引き続き、「能動的な聞き方」 「受動的な聞き方」についても、ロールプレイを通して学びました。 

 

 

 

 

 学んだこと、感じた事は、皆さまで共有していただきました。

 

 

 

 

 

講座終了後は質疑応答や、ご感想もいただきました。 

 

 

 

 

 

 

連日の講座、本当にお疲れさまでした!

 

次回、3日目は10月15日(土)に開催予定です。

また二週間後、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

 

 

 

丹後支部 奥村

 

 

 


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