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京都府助産師会オフィシャルblog

「産前産後訪問支援員フォローアップ講座」2日目

2025年01月25日 | 京都府助産師会委託事業

令和7年1月15日 産前産後支援員フォローアップ講座を京都アスニーで行いました

オープニングでは、前回大好評だった井上舞先生の講座から「私は〇〇な人です」のワークを実施し
「すごーい!」の掛け声がグループごとに響き、参加者37名はやる気満々の滑り出しとなりました

続いてオンデマンド講座と前回講座の「受講生からの質問」に京都府助産師会が答えました

  

Qは「股関節を固定するだっこ紐はどのようなものがあるのですか?」や「今期の講座はなぜオンデマンドになったのですか?」など技術面や運営に対する積極的な質問や要望が6つ出されました。
配布資料も用いながら一つ一つ丁寧に司会が応えました。


続いて、前回から今日までの各支援員の活動をグループごとの現状をまとめ、紙に書き出し発表するワークをしました

                 


休憩後 京(みやこ)あんしんこども館から「家庭内の事故予防」というタイトルで講義を受けました

  

まずは、京(みやこ)あんしんこども館が「子どもの事故防止センターの役割」をしているとの紹介のあと、我が国の事故の状況を月齢による統計や図を用いて説明を受けました。今回は子どもの身体的特徴(視野が狭い、抽象表現は通じない)と子どもの運動発達と事故を中心に話がされました。家庭の居間・階段・ベランダ・台所・風呂など、事故の実例や対応策など豊富な経験をテンポよく話され、アッという間に60分は過ぎ学び多いものがありました


午後からは「オール京都で今いる支援員さんを活用しよう」のタイトルで、前回に引き続き症例1・2の支援計画を交流し深める、2時間のワールドカフェ方式のワークに入りました
           

まず初めに司会が、ワールドカフェ方式のやり方の説明をし「ケアプランの発表と意見交換」「半年後の状態をもとに、研修を振り返ってどんなケアプランを立て、どんな活動をするのか」を各自がそれぞれ違う人の意見を聞き、述べあうこと5回行い、時間が足りないグループ続出しました。

         

その後グループごとの感想をシェアをしました。

   

「話し合いの時間が多くて、色々知ることができた」「必要な支援に応えられるよう引き出しを多く持つ必要性を感じた」「お母さんやお父さんの必要な支援が届くよう行政にも期待する」などの感想が寄せられました


クロージング

本日のまとめでは「今回の研修は、すでに訪問支援員養成講座を受講された方へのフォローアップの研修であり、実践のためのものであること」が強調され、最後に各自が「今回の研修の学びベスト3とアクションプラン」を作成しました。

最後は司会の「今後は、このアクションプランを意識し知識や技術をブラッシュアップしながら母子のため各自の活動をフォローアップしていきましょう」の挨拶で締めくくりました


5名の新規受講生の修了式

            (京都府担当者様)

今回新規に5名の受講者が修了され、めでたく登録されることになり、代表者に修了授与が行われました

(文責 丹所)

 


産前・産後訪問支援員養成講座 inテルサ 4日目

2021年11月06日 | 京都府助産師会委託事業

 

11月3日(祝水)産前産後訪問支援員養成講座4日目㏌京都テルサ開催

感染予防対策を万全にして 最終日を対面で開催することができました。 受講者 28名

(講師、参加者ともに写真掲載の許可をいただいた方の画像を掲載しています)

       

講座13 「育児支援ヘルパーの視点から~お母さんの安心を明日につなげるために~」

講師は、社会福祉法人京都福祉サービス協会居宅本部事業部担当副本部長 村尾直樹様

と育児支援相談員さんの池口恵理子さんのお二人の講座でした。育児支援ヘルパーさんの仕事内容から気を付けること、対人援助の原則、マナー、健康観論でお話いただきました。

講座14 「子供の発育・発達・育てにくさへの対応などを学ぶ」~赤ちゃんの視点から子育てを考える~

講師は くわはらこどもクリニック院長 桑原勲様

経皮感作から起きる食物アレルギーについて空気中のたんぱく質のお話や、子どもの新型コロナウイルス感染についてのお話、日本の江戸時代から現在までの育児観の変遷を講義いただきました。お産の環境と虐待との関連や愛着形成の過程を赤ちゃん目線で考えるなど産前産後でかかわる支援者にとって興味深い内容でした。

     

講座15 「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」

~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート2

講師は 京都府助産師会副会長の藤垣真貴子と総勢8名のスタッフ

沐浴のデモンストレーション、対象者の気持ちを受け止める練習、対象者の良いところを見つけるワークや共感するロールプレイングなどコニュニケーションスキル満載の講座でした。

            

京都府健康福祉部こども・青少年総合対策室 桑本美智代様からアンケートの質問への回答がありました。

本日で4日間の全プログラム終了です。受講者の皆様おめでとうございます。修了証を京都府健康福祉部こども・青少年総合対策室山口健司参事様から代表1名に授与がありました。

アンケートの一部を掲載します。

育児支援ヘルパー支援について、具体的な内容を聞くことが出来たことが良かった。アレルギーについてのお話や、初期の愛着関係の大切さを学べたことも良かった。

実際、沐浴の仕方を体験できて勉強になりました。あと、家庭訪問のロールプレイングで、いかに利用者さんとのコミュニケーションが、大事であるかが勉強になりました。

沐浴勉強で教えて頂いた、ママさんの見本にもなる支援員。という意識は今日までなかった考えで、ハッとしました。

共感しつつ、否定も肯定もしないという所を意識すると難しいなと日々実感します。

4日間素晴らしい講座を有り難うございました。とても勉強になりました。知らなかった事、コミュニケーションスキル、たくさんの事を勉強させて頂いて有り難うございました。1人1人に寄り添った支援、笑顔と安心を届けられる産前産後訪問支援員になりたいと思います。

京都府ならびに当会京都府助産師会に登録してくださった皆様、今後一緒に活動していける日を楽しみにしています

                                           (担当 味谷ゆかり)