京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

2022年度、7月9日開催 第1回定期研修会終了しました

2022年07月29日 | 助産師会支援事業

新型コロナ感染が再び拡大し、第7波の足音が迫る中で今回もオンラインでの研修となりました。
今回は教育委員会&災害対策委員会のコラボ企画。

今回のテーマは「防災と男女共同参画」と題しまして、公益社団法人京都市男女参画推進協議会の久保智里先生をお招きしてご講演いただきました。
 テーマを伺い「防災」と「男女共同参画」またここに「助産師」がどのように関係しているのか・・と興味津々でした。


 講演はまず、日本のGGGI(ジェンダーギャップ指数→男女格差の指数)が121位であり、まだまだ日本は固定的性別役割分担意識が根強く残っており、この意識が災害時にネックになって来ることを、阪神大震災や東日本大震災の具体例を用いてご説明いただきました。
例えば、災害時の意思決定に関わる人が男性であった場合、女性や子どもに必要なもの(生理用品・おりものシート・ミルク・介護用品等)が届かない等、多様なニーズが反映されにくくなったとの事。
これらのことより防災において誰もが平等に安心安全に生活するという人権を尊重されるべきであり、さまざまな立場の人がともに責任を担い支え合う体制(男女共同参画)が必要であると学びました。

次に、避難生活での様々な問題に男女共同参画&多様な視点を生かす力を高めるために作られた「きょうとみんなの防災カード」を用いたグループワークを行いました。
カードにはいくつかの質問が書かれており、私たちは「あなたにとって安心・安全とはどんな状態ですか?」のお題で意見を出し合いました。ここでは実に様々な意見がだされました。
例えば、ゆっくり眠りたい、家族と一緒なら場所はどこでも構わない、ペットと一緒が良いetc・・


ここで改めて避難所であっても安心・安全には多様なニーズがあり、私たちは女性の視点、助産師の視点から、できる支援を積極的に行う事が必要であると学ぶことができました。
南海トラフ地震も起こるといわれている今、災害時の妊産婦、母子及び女性の被害を最小限にするために、助産師がその専門性を生かして地域に密着した活動を行っていけるよう日頃から防災意識を向上させていきたいです。


                         (文責 南支部教育委員道家)

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離乳食ミニ講座♪

2022年07月22日 | 助産師会支援事業

2022年7月20日

 「離乳食」ミニ講座を開催しました。

 大雨の翌日、お天気の心配なく来られて本当によかったです。

 3組のご参加で、これから離乳食を始める4ヶ月の赤ちゃんお二人と、ちょっと先輩8ヶ月!既に離乳食を始めておられる赤ちゃんでした。

 少人数なので、個別の相談や質問の時間を長くとることができ、ママ同士の交流もたっぷりできました。

 パパも途中から参加して下さり、普段からよく育児に関わっておられるようで、ママも嬉しいですね☆

 離乳食は始め方や進み方に個人差があるので、どうぞ頑張りすぎないで。

 赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり楽しんで進められるといいですね。

(参加者アンケートより)一通り離乳食について知ることができた。

            他のママさんと話ができてよかった。

            気になっていることが共有できてよかった。

次回ミニ講座は、9月21日「仕事復帰と母乳育児」です。ご参加お待ちしています。

文責:北

 


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パパプロ講座 2022年6月26日(日)開催

2022年07月01日 | 会館管理

2022年6月26日

 

梅雨明け間近、京都の最高気温は30度を超えた蒸し暑い日で、

冷房入れても、換気用の窓から熱気が入る日のパパプロ講座になりました。

 

今年度最初の講座です。

5組のパパさんと乳児さん親子が参加してくださいました。

講師の先生は修徳児童館の清水将光先生です。

まずは、絵本タイム、「だるまさんが」の絵本を読んでもらいながら、

一緒に転びます。

いつもお子さんと遊んでいるパパさんばかり、自然に体が動いてる感じです。

 

その後、自己紹介タイム、お誕生日順に席替え、身体を動かしたり、お話したりしてほぐれてきたところで、


寝相アート。七夕の夜空を宇宙遊泳!

素敵に撮れたかな?

そして、手形足形で七夕の短冊作りに挑戦です。

清水先生から「手のひらや足の裏が冷たいという感覚を感じるのも大切な事なんですよ」との説明を受けました。

これで、ママへのお土産も出来ました。

時間いっぱい絵本や手遊び、身体で遊んだ後、

質問タイム

「離乳食の始め方はどうしたらいいですか?」

「いつも、仕事から帰るのが遅くなるんだけど、どうしたら子どもと奥さんと触れ合う時間が作れる?」

「家族でお出かけ、どんなとこがいい?」
パパさん同士のおはなし会は盛り上がりました。

 

お開きになって、「ありがとうございました」となった後、

どのパパさんもお茶を飲ませて、おむつを替えて帰る準備もばっちりです。

おうちでのお子さんとのかかわりのレパートリーを増やして、

ますますパワーアップしたパパさん、これからも頑張ってくださいね。

 

〈アンケートより〉

・父親ならではの考え方や悩みを共有できてよかった。

・同じ悩みを抱えていることが共有できて、少し安心した。

・他の子達と遊んでいる所を見れて良かったです。子供との遊び方が参考になりました。

                                 (文責 筒井)


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