京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

お茶教室開催 12月

2017年12月26日 | 助産師会個人事業

 12月25日お茶教室を開催いたしました。

今年も残り少ない日々となりました。 皆さまにとって今年はいかがでしたでしょうか。 

今年最後のお茶教室は皆さま今年を振り返りながら、ゆったりとした静かな至福の一時でした。

お茶は寒い時も暑い時でも楽しめる工夫があります。 季節のよい時も其々の楽しがあります。

 表千家家元14代而妙斎宗匠は来年2月28日に、利休居士の命日に家督を譲られて隠居されます。 隠居名は三代元伯宗旦の宗旦を名乗られます

三代元伯宗旦(千利休の孫)は 年の暮の詩  「一とせのすぎしも夢のうらなれや けふも又夢あすも夢々」 

     表千家の表門

    

  

     お茶室に席入り、拝見 掛物、花、香合、釜と炉縁、棚、水指、風炉さきなど拝見して席に着く。 お点前を終わりまた拝見して退室します。

     拝見することは基本的なことで大切です。                     会館では省略したりしています。                                  

          

 

  お稽古の様子です。 皆さまお忙しい中ですが、とても熱心にお稽古されています。

                     

        高野山管長 阿部野竜正様の真筆    「無我」                 白侘助(しろわびすけ) Yさんご持参で活けてくださいました。

                                                        椿は種類が多いです。侘助は小輪で時期も長く咲きます。

      

 

  お稽古日は25日クリスマスの日でした。 ツリーのお菓子  メリークリスマス  お祝いしました。   一乗寺 遊月製 

      和菓子は季節感とイメージを大切に   五感を感じながらいただきました。  美味し~い~

      

 

  お稽古は薄茶・濃茶をしました。      棚 二重棚 

            お茶碗を拭きお茶を点てる

   服紗さばきをし、茶器(平棗)を拭き、茶杓を拭く                      茶碗にお茶を入れる

   濃茶の点前                                                  正客が茶碗をとりにでる。

お茶を飲み終えたら、正客は亭主にお尋ねします。 お茶銘 「蓬莱の昔」 お詰 「一保堂」 お菓子のこと、後は掛物や花入れ花,その他の道具の事。

 お点前の最後には水次やかんにて水指にお水を注ぎます。 水次やかんを膝前に置き入り口で礼して、戸を閉めます。

   薄茶のお点前は基本です。 皆さまとてもお上手にされます。 お点前は 「動と静」 が大切です。 姿勢と手つきは流れるように美しくです。

   月一回のお稽古ですが、とても上達されています。 

   利休百首の中に 「稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一」  お稽古の繰り返しで茶道の真意も理解できてきます。

 

   今年一年、お稽古されて多くの事を得られたと思います。 

   いつもグログをご覧くださりありがとうございました。  皆さま大変お世話になりました。  また来年もよろしくお願いいたします。

   平成30年1月30日(月) 初釜です。 ご参加ください。

 

        お茶教室担当  文責 伊藤正子


[北部会場] 平成29年度 産前産後ケア専門員・訪問支援員共通研修

2017年12月16日 | 研修会

平成29年11月13日(水)

舞鶴湾が一望できる、舞鶴市商工観光センターにて、産前産後ケア専門員・訪問支援員共通研修が開催されました。

ケア専門員さんと訪問支援員さんが、顔を合わせてお話をすることで、お互いに理解が深まり、今後の支援に活かされることを期待しております。

 

最初の講座は、

京都府健康福祉部 こども総合対策課 きょうと子育てピアサポートセンター 藤本萌美先生

[京都府の産前産後包括支援 産前産後ケア専門員 産前産後訪問支援員の役割]

について、ご講義頂きました。

 

 

まず、厚労省の旗振りで始まっている「子育て世代包括支援センター」について説明がありました。

妊娠中~子育て中まで、あらゆる相談を受付けるワンストップ・サービスであり、ママ達が相談のために、あちらこちらの窓口を転々とせずに済むようになりました。

その取り組みの中で、活動例を示しながら、産前産後ケア専門員さんや産前産後訪問支援員さんがどのような役割があるのか話されました。

 

 

次の講座は、

南丹市子育て支援課 谷口悌先生 阪本樹里先生

[市町村での妊娠から子育てまでの支援と産前産後ケア専門員、産前産後訪問支援員の活動例]

について、ご講義頂きました。

南丹市では、NPO法人グローアップさんという、コミュニティースペースの運営や子育て支援事業を行っている団体とタッグを組み、子育て支援を行っています。

グローアップさんでは、産前産後ケア専門員や産前産後訪問支援員が実際に活動しています。

月に一回、グローアップさん、保健師さん、子育て支援課の方の三者で顔を合わせて、情報の共有などをされています。

そのような活動の中での、現状や課題についてのお話がありました。

とくに事業の啓発や周知ついて、試行錯誤されている具体例も伺うことができました。

 

 

次の講座は、

NPO法人そよかぜ子育てサポート  五月女 智美先生

[産前産後ケア専門員、産前産後訪問支援員の活動例~NPOの立場から]

について、ご講義頂きました。

 

NPO法人 そよかぜ子育てサポートさんは、京田辺市から委託を受けて「子育て広場 てふてふ」や、「訪問支援事業 とんとん・ママ」などの運営をされています。

NPOの強みや、京田辺市との協働と課題などについて、話を伺いました。

「ママ達が地域とつながる第一歩を踏み出すお手伝い」を実践されていて、改めてケア専門員や訪問支援員の役割の大きさを再認識しました。

 

 

次は、
[事例を通してケア専門員と訪問支援員の協働を考える]

と、題しましたグループワークをしました。

1グループ 6~9人で、各グループにファシリテーター1人が入らせて頂きました。

まず、グループ毎に活動紹介も含めた自己紹介から始まりました。

次に、事例紹介。
「慣れた方はメモを取らずに聞いてみましょう」

とアナウンスされました。

しかし、司会の中川さんによる名演技の事例紹介は、受講生のみなさまにもリアリティをもって聞くことができたのではないかと感じました。

そして、60分かけてのグループワークがはじまりました。

(付箋紙を使い、意見を書き込む様子)

 

(だんだん、意見交換も活発になってきました

 

(みなさまの活き活きとされた表情が印象的でした)

 

ワークを終えて、受講生のみなさまより


「ケア専門員、訪問支援員、それぞれにできることが違う。その得意分野を活かすような支援ができればよいと思う」
「今ある行政サービスは、ママが出向くものが多く使いづらいので、訪問の強みを生かしたい」

という意見が聞かれました。

 

 

 

現代社会は、核家族化や近所付き合いの希薄さなどから、「日常を支えるしくみ」が弱いと言われています。

その社会の弱さを担うのが、ケア専門員や訪問支援員です。

みなさまのご活躍を心から期待しております。

研修お疲れ様でした。

 

 

研修終了後から、雪がちらついていました。みなさま無事帰路につかれたでしょうか。(舞鶴市から綾部市へ抜ける峠道はひどく吹雪いていました。。)寒い日でしたが、本当にありがとうございました。


なお、写真は参加者のみなさまに掲載の許可を頂いております。

文責
京都府助産師会 丹後支部 谷垣律子


パパプロ講座開催しました

2017年12月10日 | 報告

 

12月に入り寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか

 

12月10日(日) パパプロ講座を開催いたしました。

パパプロ講座は、パパとお子さんのみ(ママ抜き!)でご参加いただき、からだを使った遊びやパパさん同士の交流などを行う講座です

普段は午前中のみの開催ですが、嬉しいことにたくさんのパパさんからお申込みいただき、この日は臨時で午後にも開催させていただきました。

午後は5組のお父様とお子様が参加してくださり、児童館の先生1名と助産師2名がご一緒させていただき、楽しい会となりましたので報告告させていただきます。

(※写真は参加された皆様の許可を得て、撮影・掲載させていただいております。)

 

 

まずは恒例のお誕生日並べかえゲーム

数字を使わずに、お子さんの見た目やヒントを出し合いながら、お子さんのお誕生日を予想して順番に並んでいただきます。

実はお互いのお誕生日を知っていらっしゃる方もいましたが、やはり日が近いと難しいですね~!

パパさんたちの抱っこ、いいですね~

 

 

お誕生日順になったところで、自己紹介の時間です

自己紹介というと普段は、どんなお仕事ですか?なんてことが多いかもしれませんが、今日はあくまで子育てをするパパさんとして。

「他のパパさんのお話を聞きたいと思って」

「遊び方を教えてほしい」

「奥さんのリフレッシュのため」

などなど、皆さま様々な目的でご参加くださいました

 

 

自己紹介が終わったところで、絵本の時間です

読み聞かせの声が聞こえてくると、お子さんたちじーっと注目して聞いてくれました!

パパさん達の好きだった絵本の話も出来ました。

これから、パパが読んでくれる絵本が大好きになるのでしょうね

 

 

 続いては手遊びです

 竹の子さーん伸びてきて、伸びて、伸びて、抜けました

歌に合わせて、高い高い~!!

パパさんたちの高い高いに、お子さんたちの笑顔が溢れますパパさんは少し疲れたでしょうか?

他にもたくさん手遊びをしたので、またお家でやってみてくださいねママさんも教えてもらってください

 

 

 

ほっと一息休憩をはさみ、恒例のパパトーク

サイコロを振って、出たお題について順番にお話しして頂きました。

・子どもさんの成長を感じる瞬間
・夫婦でたのしむ時間
・我が子がうまれた日のこと ・・・

ここでの話は、秘密厳守。

なかなか普段は話せないこと、聞けないことも、こんな機会だからこそ話していただきます。

お題以外にも気になることはたくさん。お互い質問したり、答えたり、パパさん同士の会話が広がりました。

 

 

最後にアンケート&質問タイムで本日のパパプロ講座は終了です

パパさんも、お子さんも楽しんでいただけましたでしょうか。

そしてママさんもリフレッシュできたでしょうか。

途中泣いているお子さんを粘り強くあやしてくださったパパさんも、本当にお疲れ様でした

 

 

 

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また助産師会館に遊びに来てくださいね

 

 

~参加者の皆様からのご感想・ご意見(アンケートより抜粋)~

・とても楽しかったです。また機会があれば参加したいです。

・他のパパさん達の生の声が聞けて良かったです。ネット情報などを目にするとどうしても心配になることがありますが、それぞれだなということがわかり安心しました。

・育児で苦労している父親がたくさんいることがはげみになりました。

・泣いてばかりでなかなかじっくり話を聞きませんでしたが、パパさんたちのいい話を聞けて良かったです。

・色々な方の色々な苦労やためになるお話も聞け、ちょっとした体操なども教えていただけて良かったです。

 

 

 

ー助産師会はお母さん・お子さんだけでなく、お父さんの子育てのスタートも応援しています。困った時は、いつでもご相談ください。ー

 

 

京都府助産師会(男性講座チーム) 林


【北部会場】 産前産後訪問支援員養成講座4日目 開催しました。

2017年12月04日 | 報告

寒さも一段と厳しくなった舞鶴ですが、北風と太陽のごとく寒さをしのぐ温かい思いを持ち、育てていけるような講座にすべく、 舞鶴市商工観光センターで、4日目の講座が開催されました。 北部講座としては、最終日。 充実した講座となりましたので、ご報告いたします。

*掲載しております写真は、全てブログ掲載の同意をいただいております。

本日一番目の講座(講座12)は、

「訪問活動を通した、地域の中でのちょっとしたお手伝い~私たちにできるお母さんへのサポート~」

というテーマでお話しいただきました。

講師は、「京都生活協同組合 くらし助け合いの会」の皆さま。

本部コーディネーター川田ゆかり様、事務局長 安永善文様、

舞鶴コーディネーター 鎌部千津子様、柴原澄子様 にお話しいただきました。

くらしの助け合いの会の活動について、3つの活動(援助活動・配食活動・サロン)の具体的内容を詳しくお話しいただきました。

 

そして、その活動の中で、大切にしていること、活動の場で気をつけたいことを、わかりやすくお話していただきました。

実際に活動された方の「活動に入って得た経験・学びあい」の生の声も聞かせていただくことができました。

 1986年からという長い活動経験の中で培われたことは、今後の産前産後訪問支援の活動の場でも生かされる内容のお話が多く、真剣に聴講される姿が印象的でした。

参加者の皆さまからの質問もたくさん出て、関心高く、より深い活動内容を聞いていただくことができました。 

 

お昼休憩をはさんで、次の講座13は、

「「児童館、子育て広場など、地域でつながる楽しさを学ぶ~どのような形で一歩外へ踏み出せるか?~」

というテーマでの講義でした。

講師は、社会福祉法人京都福祉サービス協会 京都市立塔南の園児童館 館長 池田英郎先生です。

児童館運営のなかで、目指していること、思春期(中高生)までも見据えた子育て支援を考える、スタッフの役割と目標…など、

児童館の運営の実際について、スライドの映像を見ながらわかりやすくお話していただきました。

最後の講座14は、

「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート2です。

南部会場と同じく、京都府助産師会スタッフによる沐浴のデモンストレーションと、 希望者の実習、

抱っこと授乳体験、

妊婦体験ジャケットを着用しての妊婦体験、

いろいろな抱っこひもの使用、

など体験を通して学んでいただく時間となりました。 

この体験コーナーの後は、グループワークとロールプレイをしました。

訪問時に必要なコミュニケーションスキルについて、ロールプレイを行いながらグループで考えてみました。

実際にやってみることでの気づきをシェアしました。

 

そして、ついに講座終了。

修了証書の授与では、皆さん晴れやかな笑顔でした。

 講座終了お疲れさまでした。

 

~参加者アンケートより~

・ロールプレイや実体験など、実際にできることでより理解ができた。

・今の沐浴法…昔と違う方法でびっくりした。

・妊娠、出産、産後の女性の体のことや、栄養のこと、コミュニケーション、いろいろ学ばせて頂き、支援を必要とされている方と接するのに役立つと思いました。

 

…この他、たくさんのご意見・ご感想をいただきました。

ありがたく、今後の事業に生かしていきたいと思います。

 

(文責、丹後支部 東野)