京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

ミニ講座「仕事復帰と母乳育児」

2020年10月28日 | 報告

秋も深まる10月28日のミニ講座「仕事復帰と母乳育児」は、今回も感染症対策のため定員6組と制限させていただいています。

妊娠中の方も含め6組11名のご参加があり、人数の少ない分、おひとりおひとりの月齢にあわせたお話をたくさん聴いて頂くことができました。

妊娠中の方から11ヶ月のお子さんまで、皆さま和気あいあいとお話をされていましたよ!

〈写真は参加者の承諾を得ています〉

 

参加者全員が1人目のお子さんだったこともあり、わからないことや不安なことがたくさんあるようでした。

今回の講義では、復帰前の情報収集や準備事項、復帰後に役立つポイントなどのお話がたくさんあり、職場復帰と母乳育児についてイメージしやすくなったのではないでしょうか。

 

参加された方からのアンケートの抜粋

*母乳を続けるメリットの話がすごくわかりやすく、続ける後押しになりました。皆、悩みは同じだということがわかりました。

*色んな月齢の方がおられ、月齢月齢に合わせたお話を聞かせて下さって勉強になりました。保育園に行くまでに何をすればいいのかも教えて頂き、やってみようと思います。

*妊娠中に参加させて頂きました。先輩の皆様の様子を見れたことは参考になりましたし、安心しました。今の時期に聞いておけてとても勉強になりました。

 

など、たくさんのご意見・感想を頂戴しました

 

次回の水曜ミニ講座のテーマは「離乳食」11月18日(水)10時~11時半で、オンライン講座となり、定員12組です

zoomによるライブ視聴となります。会館での開催と同じように、参加者皆さん同士とたっぷり交流可能です。

申し込みはこちらです。https://ws.formzu.net/fgen/S71788921/

コロナやインフルエンザ蔓延も心配な中、普段、会館まで足を運びにくい方も是非ご参加ください!

 

文責 水曜サロン担当 石田

 

 

 


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【市民公開講座】「ここがツラいんです!」意外と知られていない、不妊治療と仕事の両立の難しさ

2020年10月24日 | 助産師会支援事業
本日2020年10月24日、キャンパスプラザ京都にて
不妊・不育等相談事業の定例市民公開講座が開催されました。

今年はオンライン視聴も可というご案内で、
申し込み者の殆どが自宅での視聴希望(^^;
大きな会場はすっかすかの超ディスタンスでした。
安心(^^♪安全(^^♪



今回のテーマは、仕事を持つ女性の不妊治療について。
赤裸々で熱い講義が痛いくらいです。
当事者も支援者も、大きな気付きを頂いた2時間でした。



株式会社ライフサカス代表の西部沙織里さんのご講義で、最も胸に刺さったのは
この課題は、キャリアの成長ステージとシンクロして訪れるという一言。
30代から40代初めは、女性の生涯において本当に価値がありますね。

そして96%の女性が仕事と不妊治療の両立を困難だと考えているという数値。
でも、菅政権になって不妊治療へのサポートが脚光を浴びています。
社会資源、行政支援も年々拡充され、元からあった施策に不妊治療が追記されていることも知りませんでした。
後半のご講義を担当してくださった京都府不妊と仕事の両立支援相談員の埜村順子さんは、
相談に来るときに既に退職してしまっている人が多いことを嘆いておられました。

多くの女性が仕事を持ちながら妊娠出産子育てをすることになる現在社会。
苦しみの背後にある生殖心理に対して、わたしたち助産師も理解が必要です。
当事者、支援者を含め、個々が持つ生殖物語(フィクション)の書き換えが必要な場面があります。
「家族」というイメージや刷り込み、理想像から自由になって、本来の自分自身の姿で自分の人生を生きることが出来るように。



すばらしいご講演でした!
オンライン視聴を申し込まれた方、お届けまでもう少しお待ちくださいね^^

(文責:中川淑子)



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10/11(日)産前・産後訪問支援員養成講座、プログラム2日目、in京都アスニー

2020年10月13日 | 会館管理
本日は天候にも恵まれ、21名の参加がありました。
 
講座5の「妊娠・出産・産褥期の生理的な心と体の変化を知る」
    ~女性の一生に寄り添う助産師の視点から~
                 藤原助産院 藤原朋子院長より
    この講座は最近の妊婦さんの傾向や、妊娠による体や心の変化につい
    て学習したうえで支援者として心がけたい事、寄り添う姿勢や誠実
    な対応について学びました。
 
講座6の「ハイリスク妊娠・出産・産褥期の疾患、合併症について」
                 南部産婦人科医院、南部香成子医師より
    妊娠・出産・産褥期の疾患、合併症については、何が起こるか
    わからないので早期対応により母子を救おうという講義でした。
    今、みんなが不安を抱いている新型コロナウイルス感染症妊婦の
    対応についてのお話も聞けました。
講座7の「支援者としてのコミュニケーション・スキルを学ぶ」
    ~女性とその家族をエンパワーするために~
      つきのわコミュニケーション 親業インストラクター 中川淑子助産師
    交流分析から考えたり、心の壁がなくなる聞き方のコツを学びました。
    能動的な聞き方のコツや親が自分の気持ちをありのままに表現する
    ことのメリットも学べました。
今回は、専門職による内容深い講義でした。これからの活動に活かしていってください。皆さん自身の心と体もいたわって下さい。
                       文責 土井 裕見子
    
 
     
    

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産前・産後訪問支援員養成講座 2020年度開講です!

2020年10月04日 | 助産師会支援事業
京都府委託の産前産後訪問支援員養成講座は
規模を縮小しながらも6年目となりました。

ところが、先が読めないコロナ禍!
前年度分が第4回を残したまま保留となり、
新規講座の開催も危ぶまれていましたが…

ついに(〃▽〃)ノ
この10月より感染拡大予防対策を駆使して
今年度講座がスタートです。
本日10月4日(日)、第一日目開講!



京都アスニーが会場です。
さすがに手順がややこしい(^^;



受講生の皆さんもいきいきと健康で、
ウイルスなんか吹っ飛ばす勢いですが(*´∀`*)
一つのテーブルにお一人、
前後の席は互い違いにして
ソーシャルディスタンスを保ちます。



講座1は、京都府からの事業説明。

講座2は、NPO法人働きたいおんなたちのネットワーク。



今どきの子育て世代の生き方とニーズを知り、
女性としての多様な生き方を受け止める心構えを学びます。



この後、例年ではアイスブレイクのゲームを入れて、
参加者の皆さんが交流を深めて頂く機会をするのですが、
今年は自粛して各自の自己紹介のみとなりました。
今回もリアル子育てママの参加がとても多いです。

講座3は、京都府より行政施策と社会資源の解説です。



ママたちが必要なサービスを活用できるよう、
支援員は熟知しておく必要がありますね。

講座4は、われらが京都府助産師会の助産師による、
今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る
~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~
こちらは二部構成のパート1です。
これからみっちりと産科、小児科、栄養、育児、心理などについて
学んだあとの最終日に行われるパート2は、
実践的な体験型学習となっています。



今日のところは軽くグループセッションで
自分の知識や価値観について洗い出すワークを。
4Gに分かれて話し合いました。

フェイスシールドやマスク越しでも
しっかりご自身の言葉でお話できておられました。

皆さんとっても真面目で熱心で、
これからの3日間が楽しみです。
わたしたちも良い講座になるよう尽力してまいります。

修了まで、ご一緒に頑張ってゆきましょう!

※事業の詳しいご案内はこちらからご覧いただけます。
一日でも欠席されると修了証は交付されません。
また、次年度開催は現段階では予定されておりません。
受講のお問い合わせは京都府にお願いいたします。

(文責:中川淑子)


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