梅雨の中、うっとうしい時期です。
でも木々は雨と風、そして日の光、自然の恩恵を受けて草木の緑が輝き生きいきしています。
梅雨の季節ですが ・・・ お茶会の様子をご紹介いたします。
6月25日 上京茶会、 京都市上京区の主催、家元のそばの妙顕寺にて、不審菴が担当されました。
副席にてお手伝いをさせていただきました。 さすが上京区ですね。
当日は時々、雨でしたが、本席、副席と2席ありました。 お菓子の準備中 副席の立礼の様子です。
先週の真田丸の放映の中で、千利休の死に思いをはせて、千家歴代のお墓でお詣りしました。
6月28日 大徳寺の月釜でした。 千利休が、秀吉の命によって自刃、天正19年(1591)2月28日のことです。
利休居士は千家の菩提樹を大徳寺、聚光院と定めて、永代供養の寄進をしています。
利休居士の命日にあたる毎月28日に、聚光院で法要。その後、薄茶をいただけます。 また大徳寺山内の各塔頭で掛茶に参加できます。
大徳寺山門 金毛閣の上段に利休像を安置したとか? 武器を売買したとか? 政治に関与して秀吉が嫌ったとか? 死の原因はわからない。
聚光院の墓、大きいのが利休居士、少庵、宗旦の墓。
京都は至るところが歴史の舞台となっております。 そんな京都の街を探索するのはいいですね。
6月27日、月1回のお茶教室でした。 教室の様子をご案内いたします。
掛物 和敬静寂 大徳寺 黄梅院主 「和敬静寂」 は利休の茶の精神をあらわす四つの規範です。
茶花は山出様宅で丹精込めて育てられたのをご持参下さいました。 やっぱり、茶花は茶室の雰囲気をよくして、こころ癒してくれます。
花 岡虎の尾(おかとらのを) 露草、美央柳(びおうやなぎ) 香合は千鳥です。 棚は丸卓、水差し桶川、茶器 雪吹(ふぶき)
主菓子は修学院の 京菓匠 遊月さんの ~あじさい~ 水無月のお菓子で美味しかった。
抹茶は 新茶 柳桜園詰。
服紗さばきをしてお茶碗にお茶、お湯を入れて、 お茶が立ちました。 お茶を取り込みます。
皆さまとてもお上手にお点前されています。 教室は月1回ですから、また人のお点前を見るのも勉強になりますね。
飲み方やお作法は皆さバッチリです。 京都は小学生の時からお作法があります。
お茶室は感性、五感が養われます。 日本人が持っている。こころ豊かなものを引き出してくれます。
静かな中のも、水、お湯の音、お香の香り、書でこころ豊かに、お花はこころ安らぎます。
お菓子は美味しくて癒されます。 抹茶は心身によいです。
ブログをご覧下さってありがとうございます。
次回の教室は 7月25日(月) 13時~です。 皆さまご参加お待ちしております。
お茶教室担当 藤正子