テーマ「妊産褥婦と乳幼児の歯の健康: まもろう!親の歯、子どもの歯ーパパ・ママにいま伝えたいことー」
公益社団法人京都府歯科衛生士会 副会長 橋本美影先生
今日は暖かい陽射しの中、助産師11名(うち潜在助産師3名)、看護学生3名の計14名+赤ちゃん1名が参加してくださいました。
講師の橋本先生は、歯科クリニックで働きながら、小中学校に歯の衛生教育として出張講座にも行かれ、さらに(公社)歯科衛生士会で副会長として組織運営にもご活躍です。
私たち助産師と同じく、ゆりかご(もちろん胎児期から)から墓場まで、人の一生に関わるお仕事として、多岐に渡る活動をされています。
終始橋本先生のユーモアあふれた話術と、最新情報満載のパワーポイントや模型などを使ったメリハリのある進行で、あっという間の楽しい2時間でした。昼食時なのに時間延長して、丁寧に質問に答えてくださり、本当にありがとうございました。
講座の内容は、出産までにすべきこととして、1.丈夫な歯の子どもにするためには 2.妊娠時のお口のケアについて 3.乳歯は妊娠中に作られること 4.歯の健康診断について、詳しく説明していただきました。
そして、むし歯や歯周病の予防と対策について、胎児期~乳児期~3歳頃と時期に合わせたケアポイントや歯ブラシの選び方・適切な方法を実技交えて学びました。
以下アンケートの一部を抜粋しました。
*実例を踏まえた話で分かりやすかったです。
*歯の生え方、いつ頃磨くとよいのか?、100%果汁ジュースに糖分22g-30g入っていると聞いて、ビックリしました
*とてもわかりやすくて、今の自分も歯磨きを頑張ろうと思いました。
*最近では幼児さんにも歯周病菌があると聞いて驚きました
今回の講座内容を踏まえて、今後妊婦さんや産後のお母さんにどのように伝え、役立てていけるかを、それぞれの助産師が大いに学ばせていただきました。
11月25日(水)公開水曜ミニ講座において、今度は実際に橋本先生がお母さん向けに話される予定です。
今回参加できなかった潜在助産師さん、是非会館へ学びにお越しください。 (ミドワイフ道場担当 越山)