11月1日助産師さろんは大先輩 小林静枝先生をお迎えして懇話会を開催いたしました。
小林先生は昨年に続いて来て下さいました。
小林先生のお話より~
1952年助産師になられ、廣﨑先生のもとで研鑽されました。その後小林助産院へ嫁ぎお二人で長くご活躍されました。特に妊婦の生活や食事の取り方などはお産に影響する。貧血が強いと弛緩出血が怖いから、先生自ら妊婦さんにレバーや食事を作り渡されて、貧血が改善した。
個々に合った生活の仕方やよい食品、レバーの調理方法など話されました。
お産は自然分娩で母子の負担の少ない頭位がいい。骨盤位は妊娠中から分娩時リスクが高いので、体操などで矯正された。
先生の逆子の矯正の技術を聞きつけて、岡山県や他府県からも受診に来られた。
妊産婦さん達の思いは、今も昔も変わらないですね。遠方でもよい先生のもとに助けを求めて~
逆子体操は排泄後、空腹時に行う。実際に実演していただきました。
体操後の胎児姿勢や腹帯の巻き方についてご教授下さいました。
教科書には記載されていない、とても、とても貴重なお話しで、参加者一人一人が先生の豊かな「技・知恵・知識」に感動しました。
先生はご多忙の中、後輩のためにと会館に来て下さいました。
ありがとうございました。
(さろん担当 伊藤)