「ちょっと疲れさせておかなくちゃね~」
おにぎりとお茶とを持ってJessieと一緒に公園まで。二時間余りを過ごして帰宅。夜、早くに、スムーズに寝てもらえますように……。
夕刻からの高校時代の同窓会に出席のため身づくろいを始める娘に、「どうしてお化粧しているの?」と何やら“異変”を感じだした様子だ。「しんちゃん」とくつろいでいたはずが、立ったり座ったり、冷蔵庫を何度も何度も開け閉めし落ち着かない。
「何で京都駅の近くの歯医者さんなん?(ここにもあるの知ってるよ)」
長~い歯医者さん、まだ帰りません。
Jessieはすでにぐっすり夢の中。ちょっと食欲は落ちたが、本を読んでくっつきながら寝てしまった。
無言のまま膝に乗ったり、抱きついてくる彼女の心の内を思う。人の体温を感じ安心感を得ているのだろう、すっぽりと包みこまれながら。三歳児なりの辛抱もあることだろうに。
あいにくのうす曇り。京都盆地の周辺に連なる山の景観は、暮らしに取り込まれた借景的光景でもある。どこからでも眺望でき、見渡す限りの緑、とは言えない。うす汚い感じさえあるのが実に残念。シイが繁茂しているために黄緑の帯が混じるのだ。
山林整備が問われている。乗り出したという。
Jessieと同様、山も半泣き、うす笑いの「みどりの日」であった。
おにぎりとお茶とを持ってJessieと一緒に公園まで。二時間余りを過ごして帰宅。夜、早くに、スムーズに寝てもらえますように……。
夕刻からの高校時代の同窓会に出席のため身づくろいを始める娘に、「どうしてお化粧しているの?」と何やら“異変”を感じだした様子だ。「しんちゃん」とくつろいでいたはずが、立ったり座ったり、冷蔵庫を何度も何度も開け閉めし落ち着かない。
「何で京都駅の近くの歯医者さんなん?(ここにもあるの知ってるよ)」
長~い歯医者さん、まだ帰りません。
Jessieはすでにぐっすり夢の中。ちょっと食欲は落ちたが、本を読んでくっつきながら寝てしまった。
無言のまま膝に乗ったり、抱きついてくる彼女の心の内を思う。人の体温を感じ安心感を得ているのだろう、すっぽりと包みこまれながら。三歳児なりの辛抱もあることだろうに。
あいにくのうす曇り。京都盆地の周辺に連なる山の景観は、暮らしに取り込まれた借景的光景でもある。どこからでも眺望でき、見渡す限りの緑、とは言えない。うす汚い感じさえあるのが実に残念。シイが繁茂しているために黄緑の帯が混じるのだ。
山林整備が問われている。乗り出したという。
Jessieと同様、山も半泣き、うす笑いの「みどりの日」であった。