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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

張り替えてすむならおやすい…

2009年05月17日 | 今日も生かされて
壊れないと思えば、少々乱暴に扱うことになる。放り投げたり、ピシッ! バターン!と勢い余って大きな音を立てる開け閉めなど、荒っぽい動作となるようだ。

外は雨。家での遊びに飽きぐずり出したJessieは、寝っころがって両の足で襖をもろにドンドン蹴り出す。へこまされては一大事!ドア感覚があるのだろうか。これまでにも何度もしでかし、敷居から外してしまう。ところが、なんと今日は「ごめん。外れたの直して」と先を越してきた。最近はどうもこの手が目立つ。やけにかわいく、「ごめんね」「あっ、…してごめん」「ごめんなさいね~」。知恵者め~~。

汚れた手で触って、かわいい「もみじの手形」を残してきた我が家の子供達だが、彼らに足蹴りの過去があったかどうか。

ふすま同様、障子の開け閉めにも作法がある。が、まあ、私自身も普段はちょっと口には出せない器用な“足技”も多用で、手早く仕事をこなす。この3歳児は、両手を桟に広げ全体重をかけて開けるのだが、あけそこなってよく破く。大体同じ位置に構えるので破けるところもほぼ一緒。あ~、だが仕方ない。本当なら、破けるからこそ破けないように扱いが丁寧になるのだが、そこは子供…。

先日、海に落として液晶画面が暗くなり見にくくなったまま使っていた娘のデジカメを(写真自体はきれいに撮れるのだが)修理で見積もりに出した。店では一万円前後ぐらいで?と。メーカーの工場に回り分解し、結果、六万。これでは修理の域を超えている。

Jessieが破いた障子はそこだけ張り替えれば済む修理法。よい文化だ。

             (この足で蹴られたら…)
コメント (7)
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