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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

体裁のいい話じゃないよ

2009年05月18日 | 今日も生かされて
さあっ、急転!我が家も娘の一言で外出時にはマスクが義務付けられた。

私が乗る時間帯の地下鉄は混雑というほどのことはない。ただ先週末と比べれば確かにマスクをしている人は目立つ。それでもまだ、目立つ程度だ。いろんなマスクがあるんだなぁと、わずかな作りの違いを観察してみる。久しぶりに25度を超えた夏日にマスクとは、ちと奇妙な光景。

のほほんとしていた。肝心のマスクが品薄だ。結局いつもどこかで互いに誰かを頼り合っている。家長は誰だ~?う~~ン、私か?違うよなあ、こんなとき家長は関けーない。じゃあ、管理責任者は?私か!?う~~ン。娘よ、あんたはいつもほぼ掛け声だけだからね。どうも聞くところでは完売らしいよ。これからいるって時に、足りなくなるでしょ~。明日からマスク探しに奔走しなくっちゃね、家族総出で。自分の体は自分で守れってか…。

「そんなに騒がなくても京都は大丈夫でしょ」とは大阪の友人。映画の予定が狂ったと嘆く私に、映画館行くより病院へ行く方が怖い、というではないの。なるほど、そうかしらねえ。勇気あるね~。ほんとかしら?『五右衛門ロック』(ゲキ×シネ)見てダウンでは笑われそうだけどなあ。見たい気持ちが内心では勝っているのだけれど、こんなときに映画館に行くのは、どうも体裁が悪いようでして…。

感染が懸念される今、自分だけはかからないと思い込むか。できるだけ心に近い行動をとる思いっきりのよさを発揮して―。行ける? 自らに問わずにはいられない。マスクして最後列の席で見よ、とのアドバイス。

でもね、やはりひっかかるのは…、体裁だけか。

         (マスクをしたがります、ファッションね)
コメント (10)
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