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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「競馬会神事」を前にした上賀茂神社

2013年05月05日 | 今日も生かされて
すべて2日の上賀茂神社です。

馬場の柵の前には観覧席が設けられて

スタート地点に「馬出しの桜」

「鞭打ちの桜」

ゴール地点 - 直線の写真奥からのスタート


5日、今日は朝からの好天気でした。家でじっとしているのはもったいないのでしたが、いかんせんふくらはぎの痛みがひどく、歩きだしの1歩が難しい挙句にへっぴり越しでかかとで歩かねばなりません。大事をとって休養です。

競馬会でのたくさんの見物の人たちで賑わう様子がテレビニュースで報じられていました。
昨日、馬場は180mほどかと申しましたが、150mほどだそうで訂正いたします。

神事を終えて、馬場の柵(これを「らち」といいます)を取り除き片づけます。「あー、これでらちがあいた」と使うわけです。
物事の区切りを外して片をつけることで更にことがはかどるのです。馬場は神聖な場所でいつも柵で囲われていますので、実際には柵に張られたロープを取り除くようです。これが片付かないことには15日の葵祭の準備も進展せず「埒が明かない」のです。

『徒然草』に「…埒(らち)のきはに寄りたれど…」(多くの見物人で見えない)と記してあります。
言葉が生まれる元を知るって楽しいことです。

コメント (10)
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