五月もはや4日が過ぎました。1日には古書市に出向きました。また滋賀県近江八幡市にあります西国三十一番札所長命寺に、808段の石段を登って参拝してきました。ふくらはぎが筋肉痛で歩行が困難です。痛いのなんのって~!!
明日5日、上賀茂神社では「競馬会(くらべうまえ)神事」があります。ぶらりと覗いてみました2日、木製の長椅子が並べられロープで囲った有料(500円)観覧席はすでに整えられているようでした。
5日の本番を前にすでに1日に「競馳(きょうち)」の組み合わせや順番を決める「競馬会足汰(くらべうまえあしそろえ)式」を終えていますが、リハーサルも神事なのだそうで、人出の少ないこちらが見学にはお薦めと聞かされました。
広い芝生地が広がる左手奥に2頭の馬が競う直線で180mほど?のコースがあります。
スタート地点に「馬出しの桜(さあ出た桜)」と命名されたまだ細い桜の木があります。
途中、後方確認の地点を示す「見返りの桐」の木があります。
そのほんの少し先に「むち打ちの桜」が。ここで鞭を打つのだそうです。
その先、「勝負の楓」があります。「もうよいもみじ」ともいうようでして、ここまでくればはや勝ち負けが決まるということです。
わずか180mほどのレースにもこれだけのポイントがあることを知っていてみれば楽しさも増しそうです。…が、古くからこの日の人出は相当なものらしい。
『徒然草』にも登場する賀茂の競馬です。
「五月五日、賀茂の競べ馬を見ました時、(私が)乗っていた車の前には群衆があふれて見えなかったので、降りて馬場の周囲の柵近くまで寄ったのだけれど、やはり人が多くて前へと分けて入れそうにない。」と、その時の様子を兼好さんはこんなふうに書き出しています。(第41段)
そんな折、向かいの楝(おうち)の木の上で居眠りして落ちかかっては目を覚ましながら見物する坊さんに気付きます。人々は「とんでもないあきれたばか者だ」とばかにしているのです。…
楝の木は、馬場とは反対側の2本の枝垂れ桜の並び、北側にありました。はるかな高みからの見物を決めた坊さんがいたとは。
「野にも山にも若葉が茂」り、神社仏閣、京の町中でさえも新緑爽やかな時季ですのに、写真もなくてまことに不本意です。
ブログ新規投稿画面にタグメニューが表示されず、写真のアップロードができません。イカレポンチのパソ子さんを修理しなくてはならないのかと思うと憂鬱です~。
明日5日、上賀茂神社では「競馬会(くらべうまえ)神事」があります。ぶらりと覗いてみました2日、木製の長椅子が並べられロープで囲った有料(500円)観覧席はすでに整えられているようでした。
5日の本番を前にすでに1日に「競馳(きょうち)」の組み合わせや順番を決める「競馬会足汰(くらべうまえあしそろえ)式」を終えていますが、リハーサルも神事なのだそうで、人出の少ないこちらが見学にはお薦めと聞かされました。
広い芝生地が広がる左手奥に2頭の馬が競う直線で180mほど?のコースがあります。
スタート地点に「馬出しの桜(さあ出た桜)」と命名されたまだ細い桜の木があります。
途中、後方確認の地点を示す「見返りの桐」の木があります。
そのほんの少し先に「むち打ちの桜」が。ここで鞭を打つのだそうです。
その先、「勝負の楓」があります。「もうよいもみじ」ともいうようでして、ここまでくればはや勝ち負けが決まるということです。
わずか180mほどのレースにもこれだけのポイントがあることを知っていてみれば楽しさも増しそうです。…が、古くからこの日の人出は相当なものらしい。
『徒然草』にも登場する賀茂の競馬です。
「五月五日、賀茂の競べ馬を見ました時、(私が)乗っていた車の前には群衆があふれて見えなかったので、降りて馬場の周囲の柵近くまで寄ったのだけれど、やはり人が多くて前へと分けて入れそうにない。」と、その時の様子を兼好さんはこんなふうに書き出しています。(第41段)
そんな折、向かいの楝(おうち)の木の上で居眠りして落ちかかっては目を覚ましながら見物する坊さんに気付きます。人々は「とんでもないあきれたばか者だ」とばかにしているのです。…
楝の木は、馬場とは反対側の2本の枝垂れ桜の並び、北側にありました。はるかな高みからの見物を決めた坊さんがいたとは。
「野にも山にも若葉が茂」り、神社仏閣、京の町中でさえも新緑爽やかな時季ですのに、写真もなくてまことに不本意です。
ブログ新規投稿画面にタグメニューが表示されず、写真のアップロードができません。イカレポンチのパソ子さんを修理しなくてはならないのかと思うと憂鬱です~。