水仙のこぼれ話

         風に揺れる水仙の花から時折余談が零れ落ちてくる

凌霄花

2014-06-28 | 頭の空回り


女子会の卓のグラスに凌霄花


「介護付きマンションに入居することにした。皆さんは最後どう過ごすの?」とある男が言った。
別の男が「まだ考えてないよ。」と答えた。
他の人は黙っていた。暫しの静寂。やがてスポーツの話題に移った。
男同士の会話はこんなもんだ。

家で最後を迎えるのは非現実的。施設では家族並みの情は期待できない。
結論に到達していないか、結論を得心していないか、根拠のない淡い期待に浸かっているか。
結局「「ぴんぴんころり」がいいんだがなあ。」ということで思考停止に陥る。

考えていない訳ではなく、難しく大事なことは話したくないのだ。


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