寒どころ③

缶蹴りの友ら何処に寒夕日

茹蛸の足のはみ出し寒造り

煮凝りとなつてしまひし一人膳

相席のスマホのけむる葱ラーメン

寒どころ②

寒の入る急行待ちの各停に

並びゐる墓の枯花墓の文字

富士塚の裾野の烟る寒の雨

今日は良い散歩日和で、墓参りに出かけた。
さすがにこの時期墓参りの人は我々以外に殆ど見かけなかった。
少し足を延ばして千駄ヶ谷富士塚に寄った。

俳句は便利なものだ。
桜は五分咲きでも満開にしてしまうことができる。
寒日和でも作句の都合で雨を降らしてしまう。

初料理

わが家の元日は、4世代14人の賑やかさで、家じゅうの椅子を寄せ集めてどうにか間に合う状態です。
メインディッシュの河豚料理の前に、手料理の「鶏肉のハーブオイル煮」を出して完食してもらいました。
河豚が出ることを事前に知らせなかったのが功を奏したようでした。もっとも下ごしらえを大晦日にして
一晩寝かせたので味が馴染んで結構うまくできたようです。
好評につき来年は2品作ろうとさっそくメニューを考え始めている自分の軽さに正月早々自分を褒めてしまいました。

御代わりの雑煮孝行はじめ哉

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
昨年は拙いブログをご覧いただき誠に有難うございました。
今年も気の向いたときに拙い俳句、拙い写真、ありあわせの短文でお茶を濁すつもりです。
せめて壊れているカメラを買い替えようか思っていますが、カメラを変えても写真の出来には
影響がないものと思います。
どうぞ、お気の向いた折にはご覧ください。

剥ぎ取れば表紙一枚去年今年