水仙のこぼれ話

         風に揺れる水仙の花から時折余談が零れ落ちてくる

愛宕神社の紫陽花

2016-05-25 | 散歩の写真


江戸よりの風に色付く七変化

このブログの今年4月1日で紹介した愛宕神社に今日の昼休みに行きました。急な傾斜の「出世の石段」から上るのは大変でどうしようかなと思っていると、丁度愛宕山の上までのエレベータを発見、助かりました。山の上では紫陽花が色づいて綺麗でした。浴衣美人をカメラマンが撮影していました。
山の上は心地よい風が吹いていて充実した昼休みでした。




将軍家光公の命により急な石段を馬で駆け上がった平九郎が花を折って持ち帰った梅の木が残されています。



町名の江戸の名残や濃紫陽花

ルノアール展

2016-05-23 | 日記

国立新美術館

今日は仕事のない月曜日。美術館などは月曜日休みが多いが、乃木坂の国立新美術館は開いていてルノアール展をやっているので出かけた。若冲展は3時間待ちだとか聞いたが、こちらは並ぶことはなく、程よい込み具合でよかった。作品は100点ほど展示されていて、代表作はほぼ出展されていた。いずれも身近に見ることができ、大変勉強させてもらった。明るい幸せを描くという方向性だけは私と共通しているようだ。


東京ミッドタウン

近くの東京ミッドタウンへ寄った。丁度昼食時で若い人達が思い思いの店に並んでいた。芝生に座って食べているのは外国人が多かった。
この辺りからは六本木ヒルズも眺められた。真夏のような都心であった。



六本木ヒルズ

小満やミッドタウンに人の風

余談だが、ルノアールの描く女性は殆どがふくよかで、あの頃の女性の流行の体形であったというわけでもないのだろう。ルノアールの理想の女性像がそうだったのだろう。ルノアール夫人像も同じくふくよかで、息子も同様に描いている。小太りな人物像を描くことによって、明るく幸せな感じを描く出している。
私は孫を描くように頼まれているので、孫をしげしげ観察しているが、赤ん坊はぷくぷくしていて、ルノアールの絵が参考になるなあと一応は思っておくことにしている。

都立公園

2016-05-21 | 散歩の写真


朝早くから家で調べものをしていて、午後気分転換に青葉の繁る砧公園を散歩した。薔薇が随分と綺麗に植えられていた。都税を僅かながら納めてはいるが、こんなに良くしてくれて公園管理の職員さんに感謝したい。
職員の人達には何の文句もないが、トップの方はどうなっているのかなあ。名だたる企業の不祥事の連続も考えると、地震への不安だけでないこの国への不安がふつふつと湧いてくる。




花園のくまどりとして木下闇

日傘

2016-05-20 | 散歩の写真


廻しつつ翳せば森となる日傘

この時期、服装は人によって千差万別。お尻の下の方の肉がはみ出しているほどのショートパンツを穿いている黒人女性を見かけた同じ通りでダウンジャケットを着たアラブ系らしき男性を見かけた。外国人は時期にかかわらず自分の思いのままに着るようだ。
日本人は、学生やサラリーマンなど組織に属する人々はそれぞれの組織によって決められた時期に衣替えをするのが一般的だ。明治時代以降は6月から夏服に衣替えをしている。
2005年からは官公庁や一部大企業では「クールビズ」が始まり、2011年からはこのクールビズが5月からとなった。これ以降、5月は衣替え前の組織と衣替え後の組織が混在する。
組織に属する人でも服装は思いのままの人々が大勢いる。カタカナであらわす職種の人達だ。私が最近まで勤めていた会社では「カジュアルエブリデイ」といって一年中カジュアルな服装でいいとなっている。組織に属さない人は自由自在だ。
経産省では、クールビズに夏物の和服を着る運動を始めていると聞く。
皆同じような服装の日本よりは、皆思い思いの服装の日本の方が楽しいと思う。



夏来たる

2016-05-14 | 散歩の写真


キカキカと足音尖り夏来る

地震、津波、火山噴火等、最近の日本列島では大規模災害が連続している。首都直下、南海、東南海等超大規模地震の到来が30年以内に70%の確率と聞くと、いざとなった時にどうしていいのか。最近、例年のように起こる異常気象は気にしている心の余裕はこれからは生じないかも知れない。
夏は「炎帝」がやってくることから始まるらしい。「冬帝」が去り、「佐保姫」が春を連れてきたと思ったら、「炎帝」がずかずかと足音高くやってきた。こんなに気象変動が激しいと体調維持が大変だと思っていたら、そんなことは大したことはないように思うようになった。