キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

レギュレーションの解釈。

2012-03-28 18:26:00 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

レース前の車検での問題に関して・・・今週、時間の合間に築地にあるMFJの本丸にお邪魔させていただきました。

今回の問題に関しての内容は・・・

2012年 国内競技規則の付則18国内モトクロスの仕様に関する内容で、
フロントフォークの(コーティングは認められない)の部分と・・・

モータースポーツ基本理念として明記されている・・・コストを抑制・・・とのことでした。


そもそもこの付則に関する部分でのコーティングとは、公認車輌の状態でなければならないの文面の解釈として・・・”メーカーからの出荷状態以上に制度の良い状態にはしてはいけない”との事。
この内容に該当するのは・・・
インナーチューブに施す、チタンナイトライトのような表面加工で、摩擦抵抗値の低い仕様に変更することは、レース上有利になる”ので禁止ってことなんです。

また次に・・・
なぜ、上記のような禁止がMFJ技術委員会で決定がなされたのか?の理由ですが・・・
この決定事項は、かなり前の話になるそうですが・・・
当時ロードレースでは、細かい仕様を少しでも有利にして1/1000秒でも速く走るマシン作り・・・がエスカレート。
1台の車輌に300万だの500万だのといった金額をつぎ込んでレーサーの製作をするような状態に、エントラントから苦情が殺到!
技術委員会の方にも申請が出たこともあり・・・検討に入ったんだそうです。

当時のチタンナイトライト加工は、1本で数十万円もした高価な加工なんです。
ちなみに私の所持しているハリスのフロントフォークは、ホワイトパワーの特注品なんですが・・・当時、国内でインナーチューブをチタンナイトライト加工に出した時、忘れもしません・・・30万円でした。

よ~は、このような高価な加工が普通になると、モータースポーツ人口へも影響が出ることや不公平差・エントラントへの負担の軽減・・・基本理念を重視して・・・で、決定された事なんだそうです。


じゃ~本題・・・
なんで直人のフロントフォークが引っかかったのか?
アウターチューブにアルマイトを再加工しているところが・・・NGとの事?


私の言い分・・・
そもそもメーカーから出荷される時点で、アルミ製品のほとんどは、”腐食の防止”としてアルマイト加工がされた状態で出荷されています
各メーカーから出荷されているアウターチューブの全製品に必ずアルマイト加工がされてるんですよ
地味な色何でわかりにくいかもしれませんが・・・純正品も全て着色してあの色にしてるんです。

そのアウターチューブに施された、アルマイトを1回剥離する作業をして・・・
再アルマイト加工の際にカラフルな色を付けているにすぎません。

わかりますかね~?

よ~~~は、色が違うだけでメーカーから出荷されている物と何一つ変わらないって事です。

だいぶ昔の話になりますが・・・以前、今の場所にお引越しされる前、MFJにお邪魔して、改造・加工に関してのいくつか相談をした際に・・・フロントフォークのチタンナイトライトのような加工や、サスの中のシム変更はダメですよ・・・と、お聞きしました。

その事からこの付則に対する問題は、無いと判断してフロントフォークのアルマイトをお願いしたんです。

結論ですが・・・

今回のアルマイト加工に関しては、基本理念の部分であるコストの抑制に引っかかる・・・とのMFJ側の見解でした。

そこに関しても正直・・・納得がいきません。

職業柄、突っ込みどころが満載なんですよね~
この基本理念でいうコスト・・・って、どのぐらいの費用をさしてるんですかね~?
あまりにも具体的な内容ではなく、理念としては理解できますが・・・フロントフォークのアルマイト加工費用なんて・・・3000円~5000円程度の物ですけど・・・?
この程度の金額でコスト・・・を持ち出すのであれば・・・もっと禁止しないといけない物が山ほど出てくる訳ですからね~
基本理念を尊重するんだったら・・・デカールの変更だってNGでしょ~?
小さなパーツ交換だって、それ以上の金額になる物は山ほどありますよね~?
と、聞き返しました。

たしかにその通りですよね~
いかんせん、この内容が明記さたのは昔ですから、たしかに今の時代的には?と、考える事もできますね~?
チタンナイトライトの加工にしても、アルマイトの加工にしても・・・当時の加工代と今じゃ~たしかにかなりの違いがありますよね~
IAは自由ですが・・・IB以下の皆さんには、コストをできるだけかけないで、長くモトクロス・モータースポーツを楽しんでいただければ?って思いもあるんです。

さらに質問・・・
じゃ~こんな時はどうなるんですか?
フォロントフォークのアウターチューブには、石などが跳ねたり・転んだ際に傷なんかが入りますよね~?
そもそもアルマイトは腐食防止の加工ですから、傷口は確実に酸化が始まり腐食が始まりますよね~?
その様な状態で使うこと自体が安全性も損ないますが・・・?
修理としても再アルマイトは・・・NGって事ですよね~?

今の現状では、そ~ゆ~事になりますね~
アウターチューブをまるごと交換してもらうことになります。

え~~~~それって・・・基本理念にそぐわないんじゃ~ないですか~~~~?
アウターチューブの価格って、だいたいおわかりですよね~?
再アルマイトの方が、コストの軽減にもなるし、今の時代的背景にはあってるんじゃ~ないでしょうか?
まさに逆ですよね~?
それにメーカーと同じ加工工程ですから、内側の摩擦抵抗的な問題だって、まったく同じですから心配ないですよね~?

いや~たしかにその通りだと思います。
むしろ皆様に費用の負担を強いることになりますね~


続けざまにまた質問・・・・
それにここ数年、モトクロスに関しても、ウエアーやヘルメットなど、今の時代なんでしょうけどファッションセンスの高い物が主力になっていますよね~?
その部分に関しても、かなりの費用を使っている方々が多いように見受けられますが・・・
その意味でも、自分のバイクを綺麗に?格好良く!ドレスアップしたいって、思う方も多いように感じますね~?
その傾向が強いと感じるのはデカールやホイールですよ。
とくにキッズ・ジュニアの世界だと、レースに参戦しているような方々はチーム・なかまで揃えたオーダーのデカールが主力ですよ~ご存じですか~?
皆さん2~4万円ものデカールを毎年交換して・・・また皆さんセンス良くかっこい~物を付けていますよ~
それに、ホイールのリムやハブだって、今は皆さんカラフルに塗装したりアルマイト加工して楽しんでますよね~?
こんな今の時代に基本理念にアルマイトの加工費用って・・・そんなに問題なんですか~?
それに修理で直せるパーツを新品にって・・・アルマイト加工に準じている方々が聞いたら、これってまさしく営業妨害な話ですよ~今の時代、そんな高価な加工代じゃ~ありませんからね~
まったく理解できません。

わかります。
たしかに、おっしゃりたいことはよ~くわかります。


”ま~このような問題が今後もダメ・・・って話じゃ~ないと思いますよ”

たしかにお話しのように、今の時代では費用としての負担は問題ない金額だとこちらとしても感じますが・・・

2012年の国内競技規則では、この内容の変更は認められないのが現状なんです。

ですので、MFJ技術委員会に今回の内容を書面で、改善提案してもらえませんか~?
こちらからでは、できないんですよ~
このような内容を決定するのは私達ではなく、技術委員会の委員の方々ですから・・・
皆様からの要望に関しては、必ず技術委員会の議題として話し合われます。
その際に、私達も意見として今回のこのような話の内容を補佐しますから・・・
皆様からも色々と要望が出ていることを、ちゃんと技術委員の皆さんも話し合ってくれていますよ。
先ほどの話ですが、交換した方がたしかに何倍も高いですよね~
修理して使えるんだったら、そちらの方がい~ですよね~



納得はできませんが・・・現状ではやはり現行規則重視でNG。

本番車は、フロントフォーク&リヤサスも含めて、予備のドノーマル仕様に交換します。


今の現状・・・敗訴。
負けって事です。

しかし、自分もこのような戦いは、あっさりこれで終わり!的には思えない性分。
職業柄・・・文面の内容を解釈しての法律的な書面武装には強い方だと自負しています。

また、お仲間にも沢山、MFJ技術委員会に改善提案をした方がいました!
そこで沢山の内容改善の結果も出されているそうです。
知ってる方なら・・・ピ~~~ンときますよね~?
そうです、あのパパです。
彼にも内容を細かく相談して、文面を作り2013年度の改善に向けて力を注いでいきます。
今回、色々と親身になって話を聞いてくださり、また良いヒントを与えてくれた2名のMFJ関係者様にも、心より大変感謝しております。

子供に対しても、疑問に思ったことは自分が納得するまで頑張る姿を見て欲しいって思います。



なんか難しい内容を長々と書いちゃいまして・・・恐縮です。


こんな作業もします。

2012-03-27 17:53:00 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

オークションで、中古の安いヒッチメンバーを購入したお仲間。

届いた物を見て・・・え~これ使えるの~?レベルの出来具合。

とりあえず車に付けてはもらったようですが、現実的に使える状態じゃ~ありませんでした。
見た目的に付いてるだけじゃ~重たいし、意味がありませんよね~

以前、自分が作ったバイクを積むだけのキャリアを見て・・・”こんなの付けたいんだけど?”のリクエストに大工事を開始しました。

先にある程度、キャリアの寸法を聞いて・・・外枠は製作済みでした。

いかんせん、前にも書きましたが・・・
強度的にもヒッチ本体もお粗末ですし・・・
シャーシへの取り付けも不十分・・・
ってな物。

ヒッチの取り付け部分から、強度を上げるために・・・大改造。
FFFにあった厚手の鉄板や厚手のアングルを引っ張り出して、外側の補強で溶接しまくり・・・ご覧のように強度を上げることに成功!

次に取りかかったのは、ヒッチ本体をシャーシに固定する部分。
こちらも外側に厚手のアングルを溶接。
元々お粗末だった溶接部分を、グラインダーで切除。
新たに厚手の鉄板で補強しながらの溶接。
また、念のために12mmのボルトを4本使い、溶接したアングルと鉄板にボルトを通して固定。
万が一でも、溶接部分にクラックが入っても12mmのボルトで固定しておけば安心ですよね!

元々車体のバンパー裏部分と、シャーシ部分とのクリアランスがピッタリに作られていたので、その隙間の状態を考慮して補強・補修を行いました。
また、自分の車のヒッチ取り付けを参考にして、必要な強度を考えて追加したって感じですね~

さ~ここで、問題が1つ発覚しました!
本来ならシャーシから荷台部分へ12mmのドリルで貫通させて・・・荷台部分に厚手の鉄板をあて板として取り付けるのがベスト。
しかし、荷台は綺麗に化粧板張りがされていて・・・おまけにその板を外すことが不可能な状態なんです。
12mmボルト4本での固定をあきらめて他の方法で、重量に耐えられる強度を確保しないと・・・でした。

お仲間の合意で、ヒッチを車から外すことのできない状態での取り付けなら・・・何とかなるかも?
元々このヒッチの固定に使っていたボルト4本を活かして・・・シャーシ横から固定。

で、超厚手のアングルをシャーシに元々固定していた長さに合わせてカット。
固定するための溶接面を増やすために、中央部分をV字にカット。

シャーシ部分に本体を溶接して・・・
さらにこのアングルを溶接。

これだけでも多分、強度的には問題が無いと思うんですが・・・


ここで、時間切れ!
この日の作業は終わり。


念には念を入れて・・・さらに固定していないシャーシ外側からヒッチの外側の板に対して1枚追加して・・・
シャーシを横からサンドイッチした状態で12mmボルト4本での固定を追加しようと思っています。

ここまでやりゃ~フルサイズだって楽勝に積めますからね~
そこまでの強度をお仲間も望んじゃ~いませんが・・・丈夫に付けるに越したことはないと思うんですよね~安心・安全のためにも。


直人がただ今、練習をお休みしているこんな時に、じっくりと考えながらこんな作業をするのも・・・実は、楽しんでいます。

これを仕事としてやるとしたら・・・まず商売にはならなんでしょうね~?
あともう一がんばりして、お仲間によろこんでもらいたいな~?って、思います。


ハイエース200系・・盗難情報

2012-03-26 19:32:00 | ノンジャンル

知り合いのハイエースが盗難にあいました。


3月25日午前3時半〜午前10時の間に浦和の月極駐車場から盗まれました。

色はシルバー

標準S-GLのディーゼル

ナンバーは川崎400 せ78-99です。

社外のフロントスポイラー
メッキドアミラー
6本スポークの15インチアルミを履いてます。


何か情報がありましたらよろしくお願いいたします。


キッズ・・第2戦・H2。

2012-03-22 19:06:00 | レース参戦・観戦

スーパーキッズH1も無事に終わり・・・みんなでお昼。

50クラスから午後のH2が始まります。
何やら雲行きが悪くなったか~?
雨が降り出しました。

50クラスのレースが始まって早々に降り出し・・・かわいそうで見てられないぐらいに一気に路面はツルツルに変わり、いたるところで転倒が続出・・・いきなり生き残りゲームになってしまいました。

このまま予報では降り続けるような話が聞こえてきました。

直人も、H2のレースまでに路面の状態ではタイヤの選択も考えないと?でした。

状況は悪い方に進み・・・確実にマディーでのH2になりそうだったのでタイヤを交換。
ダンロップの31にして、リヤはエアー低めで勝負。

前日からマディーでのレースを望んでいた直人に対して・・・
”なんだかんだ言っても、マディーの方が転唐キるリスクが高いんだし、H1で予想以上にポイントが取れてるんだから、ここはよけいな欲はかいちゃ~命取りになるぞ・・・スタート後、確実な走りで無理に追いかけるなよ~・・・スタート後の順位によってはその位置キープで戻ってこい”と注意。

H2も同じような位置でスタート勝負。

H1でポイントが取れてる分、本人もかなりレース前の状態から見ても落ち着いていたように見えました。
まわりからも”無理すんなよ~”って、感じで声をかけられていたようですね~

さ~H2のスタートです。

綺麗に出られたんじゃ~ないでしょうか?
今回のスタートは2回ともかなりまとまっていたように感じます。

1コーナーの横なら並びからのイン側にラインを取り2コーナー。

あ~2番手か~~~?
と、思った瞬間・・・#73が前をかぶせて直人は3番手!
ま~上出来な走りだったと思います。

その後1・2番手が早々に抜け出し・・・ナイスバトル。
直人はその後方で様子を見ながらの1周目。

路面の状況は、見た目以上にかなり滑りやすい感じでしたが・・・先頭の2台のペースは、良かったですね~

3番手ならこのままゴールで上等だな~?なんて欲が出ましたが・・・レースは始まったばかり・・・こちらも落ち着いて、前後のライダーの状況もチェック。

3~4周目・・・
直人が確実に前の2台から遅れだしたように見えました。
しかし、無理に追いかけるよりは4番手との差もあったことで、正直、このままのペースで単独3番手の方が、落ち着いて走れるからい~んじゃないか?って思いましたね~

中盤・・・
4番手が直人との距離を積めてきています。
それでも直人は、さほど気にするような雰囲気もないままレースは進みます。

後半・・・
かなり4番手が直人の後ろに近づいてきたんで、本人も気になりだしてペースを少々上げたように見えましたが、ラッキーな事に1ミスでまたまた大きく差が開き安全圏。
直人も目視したようで、少々ペースダウンで・・・自分の走りに集中しています。

あ~~~このまま順調に3位で終わると直人は総合・・・・何位だ~?って事を考え出したんですよね~おいらは。

前の2台がこのままゴールすると・・・

お~~~ラッキー!直人が総合取れる!

それがわかってから・・・

レオ~~~~~頑張れ~~~~~抜かれるな~~~~~

と、毎回・・・大声で声援を送りました!

後半は、直人を見ているよりも、トップ2台の走りを・・・ガン見。

ハラハラドキドキし出しちゃいました!・・・調子い~ですよね~親って!

何度かハラハラしましたが・・・上位の位置は変わらずにL1ボード。

そのままの順位でゴール。

やった~~~~~後は直人か~?で、直人を探すと・・・


やべ~~~~~真後ろに・・・・いるよ~~~~~?

1ミスから必死に頑張ってのハイペース。
早々に直人の後ろでロックオン状態だったようです。

ありゃ~~~これじゃ~ヤバイじゃん・・・と、先輩!
たしかに、さっきまでの余裕は全くない感じ。

しかし直人・・・メチャメチャマイペースで、後ろを気にしている様子もなく、自分の走りに集中していましたね~


ところが・・・


最後の最後のジャンプから・・・直人、軽く外にバイクをふって、ゴール手前にいた周回遅れ3台の動きを見ているように感じた瞬間。

あ~直人、こりゃ~4番手が後ろに来てるのに気が付いてないぞ~~~~~~?

で、直人は前のキッズのラインを交わしてイン側にラインを変えて最終コーナー進入!
そこにストレートから真っ直ぐ一気にイン側に飛び込んできた4番手。

フロントタイヤ同士がイン側で接触・・・・直人が外からおおうように!

直人・・・幸い、エンジンがストールしていなかったことでリカバリーが良く・・・そのままバイクを起こして登りを登り切りゴール。

最後の最後にドキドキでしたが3位でフィニッシュ。

ゴール先のストレートでN.R.T.の先輩と一緒に見ていたんで、実はこの時の様子は見えず・・・心臓が外に落ちちゃうぐらい・・・ドキドキで!

”え~~~~~~~なんでゴールしないんだ~~~2台とも?
接触したか~~~?
どうなっちゃってんだよ~~~?

瞬間、直人の怪我のことは忘れてましたね~この時ばかりは。

山から先に顔を出してきたのが直人だったので・・・本当に本当にホットしました。




それからは体中から喜びがわき出して・・・やった~初の総合だ~~~


で、直人のところに走っていきました。


”おい、その体で本当に良く頑張ったな~総合優勝だぞ~~~おまえ”

直人も、走りながらその事はわかっていたようです。
奴も前の走りを見て・・・レオ君がこのままトップで終われば?って、思っていたんだそうです。
むしろ直人的には・・・レオ君の走りが、ひじょうに良かったから、そう簡単には前に出させないだろうな~?って、思ったよですね~

後ろは、途中まで気にしていたんだそうですが・・・見たらストレート1本以上放れてたんで、こりゃ~単独3位だな~と、少々余裕で走っていたら・・・ゴール手前で・・・え~も~こんな後ろにいたんだ~?ってな感じでビックリしたんだそうです。

あそこで、あのようなかたちで前に出れば接触は避けられないとも言ってましたが、スーパーキッズですからね~
相手だって最後の最後までレースをあきらめることなく攻めてくるんだから、ナイスファイトだったと思います。

また、2周目走行中・・・考えていたんだそうです。
ストレートからのブレーキでコーナー進入時、リヤが少々外に滑る感じがあったんだそうですが・・・
コーナー途中から立ち上がりでは、かなり前後のタイヤグリップが良く、ストレートへの加速が良かったので、これなら前を狙えるな~?とも感じて、コーナーへの進入スピードを上げちゃおうかな~?な~~~~んて、欲を出したようですが・・・
前のペースが速い分・・・アタックをかけられる位置まで行くか?

今の走りだったら絶対に転けないし、無理しないでこの3位の位置を守ってゴールを目指すか?

で、心の中での格闘があったそうです。

そこで3位だったらャCントだって十分だし、表彰台には確実にあがれるからな~~~?
で、3番手キープ作戦に決めたんだよ~・・・と、レース後に話していました。

体のことを考えて決めた決断を指示したいと思いましたし、よく自分の言ったことを走りながらも冷静に考えてくれたな~と、ありがたい気持ちにもなりました。

いつもの奴の性格だったら・・・ここまで来たらピンピンで!
で、必死に前を追いかけ回しますよね~必ず。

表彰式でのマイク。
直人はこれが苦手で・・・

ブルジストン賞の際には・・・ダンロップの帽子は、さすがにまずいんで・・・
チョット笑えました!

レース後は、あのぐらい力が抜けていた方が、安心して見られるよ~とか
大人の走りだったね~とか
今までの直人ぽくない走りに・・・賛否両論いただきました。

直人は今回、背骨の圧迫骨折をしていながらの出場って事の知らない方々の方が多かったですからね~
レース後に、お祝いの言葉をいただいた皆さんにも・・・実は直人なんだけど・・・で、話をして、すごくビックリされた方が多かったです。

無理をして出場し、良い結果に終わってるから、笑顔で話せますが・・・
これもマジで村尾先生のお力と・・・本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

テーピング技術・・・恐るべし・・・ですね~

FFFファミリーは当然ですが、いつもの仲間達も、今回もわざわさ応援にかけつけていただき、差し入れまで持ってきてくれて、毎回感謝しています。



後は、しっかり治療に専念して・・・少しの間、モトクロスはお休みになります。



直人自身にとっても、力をい~感じに抜いて走ることの大切さ!なんて~のも勉強になったレースじゃ~ないでしょうか?

沢山の応援、本当にありがとうございました。


キッズ・・第2戦本番H1。

2012-03-21 18:33:00 | レース参戦・観戦

キッズスーパークロス・第2戦オフロードビレッジAコース。
いつものように朝の準備で、受付&車検。

直人は車検の際に、1つ注意を受けたようで戻ってきました。
内容に関しては書きませんが、MFJ本部にて相談し、また仕様に対してもレギュレーションに準じたかたちで細かい注意をしての対策なので、問題はまったくないとこちらは判断していますので、その事を口頭で報告。

この件に関しては、今後のこともあると思うので、専門分野の有識者の方にもお力をお借りして、きちっとしたデーターでしっかりと武装して対策をとることにしようと思っています。
言われた限りは、中途半端な解決じゃ~納得いきませんし・・・ま~ま~的な感じでも他の方々に誤解やご迷惑をかける可能性があると判断しました。
直人にご支援いただいている企業様にも影響があることなので、ご支援いただいている企業様に対して不利益を生ずる事の無いように、慎重に対策をしたいと考えております。

朝からそんなこともありましたが・・・順調に準備終了。

直人の背中の状態も悪くないようでした。

今回のレースは、公式予選無し・・・と、情報が入りました。
それって、エントリー台数が少ないのかな~?なんて、話していました。

実は直人も・・・中学校の卒業式でした!
学校の先輩方には申し訳けなかったんですが・・・学校行事より、今年はレース優先で!ごめんなさい。

この時期は、その事でエントリーできない?な~んてキッズが多かったんでしょうかね~?

公式練習。
路面の状況確認。
背中の状態確認で、終了。
前日と、あまり変わらない・・・と本人。

路面の状態は、スーパーキッズH1までにベストコンデションのドライ。

直人的にはドライで、スピードが上がることでジャンプやバンク全快コーナーが気になっていたようですね~


さ~H1のスタート。

タイヤはダンロップ51・少々エアー多め!で勝負。

グリット予選がなかったので、抽選でのャWション決め。
引いた数字は相変わらず悪かったのですが、運良くアウト側の空いているところになんとか潜り込めました。
ここからだったら、スタートの状況で直人の得意なアウトバンクも使えるし!的な位置でした。

”スタートで出られれば、その位置でまわりの動きを観察しながら最後まで走って無事にゴールを優先しなよ~・・・無理に前を追いかけるなよ~・・・スタートに失敗してもいつものようにあせるなよ~ゴールまで時間はあるんだから落ち着いて前を処理して帰ってこい”と、最後に注意。

いよいよスタート・・・異常に緊張しました。

い~感じで出られたように見えました。

1コーナーでは、5~8番手かな~?
2コーナーでは3~4番手。

#7翼くん・・・い~スタートでしたね~
見事にホールショット!持ってかれましたね~

1周目・・・2番手で私の前を通過。
今回は、本人に無理をさせたくないとの思いもあってサインボード無しで、私自身もコースサイドに立ちませんでした。
皆さんが応援する後ろで、直人を見守っていました。

2周目のフープスで横に並んでトップに浮上。

見ている限り、いつもに比べてもかなり落ち着いた走りに見えました。
スピードは正直、遅いけど・・・むしろ、ペースやライン取りを見ていると、危ない感じがしない分、リズミカルにも感じました。

その後は、一時単独でしたが・・・因縁のライバル#73りょうすけくんが、直人に迫ってきてロックオン!
完全に射程距離で直人の様子を観察してる・・・でしたね~

直人の怪我の状況も知ってますからね~怪我人に負けたくないって、思いも絶対にあると思います。
あ~間違えなく絶対に直人は抜かれるな~・・・無理してバトルはするなよ~と、思いながらの応援。

後ろを意識して、せっかくい~感じで自分の走りのリズムをつかんでいるのがおかしくなったら・・・その時に勝負をかけてくるのは間違えないと感じていました。
まだ時間がある分、その1チャンスを待っているようにも感じましたね~コーナーでは。

直人の走りをよ~~く知ってる相手ですからね~
冷静に対応しないと・・・

いつもだったら”絶対にその位置を守りきってゴールしろよ~”って、思うんですが・・・
”あ~大丈夫かな~?転けないでゴールしろよ~・・・落ち着いて落ち着いて”って、心の中では願ってましたけど。
むしろ、走ってないこっちが落ち着け!ですね・・・今、思うと。

後半、残り周回数が少なくなると、直人のリズムが崩れないことから、りょうすけくんがアタックを開始し出しました。
確実に左右からゆさぶりを開けています。

残り2周に入り・・・ゴールジャンプ~1コーナーで並び、ストレートから2コーナーで一気に前に出ようとアタック。
その先のジャンプセクションでも横並びしながらも直人がベストラインを取りフープス。

ドキドキしましたね~

も~~~~絶対に抜かれるって、思いました。
とくにジャンプで並んでましたからね~厳しかったですよ~
その後の左コーナーで直人はインに入ったから、アウトからスピードに乗せて、立ち上がりで前に出てフープスを取られるな~って、シナリオが勝手に頭の中で描かれましたからね~

その後・・・L1

ピッタリと後ろに付いてプレッシャを与え巻くっていましたが、直人は冷静にベストラインを死守。

今期、2回目のヒート優勝。

勝てたことは素直に嬉しかったんですが・・・
転唐ネく無事に、H1が良い結果で終わったことに、ホットして体の力がかなり抜けましたね~

#73りょうすけくんも、直人が怪我をしていることを知っているからでしょうね~スメ[ツマンとして無理なアタックをかけることもなく、素晴らしい戦いだったと感謝しています。
直人にとっても・・・いつもここに書いていますが最高のライバルです。

本人自信の感想では・・・
勝てたことは本当に良かったようですが、いつものようなアグレッシブな走りが先輩達に見せられなかったのが残念だった・・・と言ってました。

ま~この怪我の状態でこの結果は、運が良かっただけとしか言いようがありません。

何とも精神的に疲れたH1でした。


続く・・・