キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

介助者がいないとできないチェアスキー

2019-01-31 14:17:25 | チェアスキー・sit-ski

2019年1月31日(木曜日)

アウトリガーも、なんとかなり・・・

第3回目(1月20日)は、富士見高原スキー場で練習してきました~

チェアー関連の皆様方は、新潟でのイベント参加で連泊中だったことで、一緒に新潟へ来ない?との、お誘いをいただいたのですが・・・

まだ外泊の経験が無い事と、2日連続の練習は、体力的(翌日の筋肉痛がひどい)にまだ厳しいかな~と、本人の判断でした。

とは言っても、自分が直人の後ろで介助できません・・・

少々、練習に行くのをあきらめていたのですが・・・

 

付き合いの古いバイクカスタム&海釣り仲間から、夕飯でもどう?のお誘いがあり、金曜日に会ったんです。

その際に、直人の近況報告的な話から、チェアスキーの練習状況や苦労話になり・・・

週末の介助者がいないから・・・?

すると彼から・・・スキー上級者発言!

ロープをつないで、子供達とかにも教えたりと・・・まさかの介助経験者!

え~~~~~~~マジ~~~~~~~~~

直人の、役に立つんだったら!で、現状の練習中の動画を見てもらいます。

チェアスキーの事は、よくわからないけど、ロープで同じようにサポートだったら、自信あるからさ~今週末、俺が一緒に行きますよ~~~~直人の顔も見たいし、なんか面白そう!・・・

その後、食事をしながらチェアスキーの動画を色々と検索・・・

基本は、普通のスキーと変わんないね~

アウトリガーの使い方は、ストックと違うけど・・・?

とんとん拍子で話が進み、車椅子でもスキー場で検索して・・・2日後の日曜日の場所を決めてました~

練習に行けるよ~と、直人にメール・・・

さすがに、おどろいたようです。

 

続く・・・


アウトリガーの修理

2019-01-30 14:13:34 | チェアスキー・sit-ski

2019年1月30日(水曜日)

 

2回目の練習で、折ってしまったアウトリガーですが、画像のようにFFFにて・・・

 

応急処置・・・

 

パーツで購入できるのか?

新品の在庫は無いと聞いていたので。

新しい物を、1set注文するとなると、どのぐらいの日数が必要になるのか?・・・などなど。

 

また、週末には練習に行きたいので、物が手に入らない限りには、この折れちゃったアウトリガーを、なんとか使えるようにして急場しのぎをしないと?

 

借り物ですから、このままお返しするわけにもいきませんからね~

それはそれで、対応しないと・・・

早々に、修理で・・・

使えるようにはできたかな~?

しかし、まさか折れるとはでした。

修理した画像を、先輩方にも送って、見ていただき・・・

これで、週末も練習できますね~となりました~

なんでも予備があると、安心感が違いますけどね~

そ~思ったアクシデントでした~


チェアスキー2回目の練習は・・・

2019-01-29 14:10:34 | チェアスキー・sit-ski

2019年1月29日(火曜日)

 

チェアスキー第2回目の練習は、菅平高原パインビークに集合。

 

このスキー場は、ゲレンデ入口(真正面)に障害者(車椅子)専用の駐車スペースが、とても広く設けてありおどろきましたね~

ちょっとの移動も・・・

介助側も、らくちん!です・・・

 

新たに、隣町の方も加わり・・・自己紹介させていただきました~

 

この日は(1月13日)直人と一緒に、50代で数回経験をしている方&初参加の小学生の男の子と一緒に、練習をしたんです。

お互いに、い~刺激をしあって・・・

 

1回目で、教わったことの復習は?

普通に、そのままリフトで!上に行っちゃいました~~~

ゆるい傾斜を、真っ直ぐに滑ることは、できるようになったみたいですね~

 

シートとの一体感が増したことが、滑り出して・・・

 

こんなに違うんだ~と、自分ですぐにわかったんだそうです。

なぜかわからなかったふらつく感じが、無くなったことで、体感が変わったそうです。

シートを変えて、サポート感が良くなったことで、スキー板からの地面の振動とか、感覚もわかるようになったみたいですね~

 

徐々に、滑る方向を変える練習に入りました。

 

これ、モトクロスの基礎と似てますよ~

アウトリガーは、小指・薬指の2本でしっかり握り、力まない・・・

目線は、行きたい方向の先を見て、絶対に下を見ない・・・

頭が動くと、バランスが中心に無く悪い証拠・・・

上半身に、力を入れ過ぎるのもNG・・・

 

スキー経験のほぼ無い直人は、スキー板のエッジの感覚がわからないようで、曲がることもスピードのコントロールもできない様子。

 

しかしま~1回目よりは、転ぶ回数は減ったような?

 

見ているこっちが、あせっても?なのは、承知の事ですが・・・・

色々とネット情報が頭に入っている分、直人の上達ぶりが遅いと感じます。

モトクロス経験があろうが・・・

まず先に、スキー経験が無かったことが、ここまで致命的にレベルを上げることの、妨げになっているとは・・・・と、強く感じます。

見れば見るほど・・・

こっちの方が、やってる本人よりも、精神的なプレッシャーが・・・強い強い。

 

1人で滑れるようになるまでに、さらにどれだけ日数(回数)が、必要なのか?

介助していただくことでの、精神的な負担も大きいし、本当にお手伝いしてくださる方々に申し訳ないと強く感じてしまいます。

現実的に、自分が手伝えないことなので・・・

介助してくださる方がいないと、練習すらできない現状ですから・・・・

皆さんだって、本当のとこ・・・短いこのシーズン中は、できるだけスキーを楽しみたいのでは?と、考えちゃうんです。

午後、後半の練習中にアクシデント!

 

狩野選手にお借りしているアウトリガーが、折れちゃったんです。

 

転倒の際に・・・

 

練習は、予備が無くって中止。

輸入品のために、部品で修理が可能か?不明とのこと・・・

 

いや~申し訳ないことになっちゃいました~

 

歩みは遅いですけど、ちょっとでも前に進め・・・

毎週、練習を続けて・・・

復習時間を短くすることで・・・

1回1回の練習で、レベルアップができれば・・・

 

うれしいです。

 

介助していただけた皆様に感謝しつつ・・・

3回目の練習に、さらなる前進です。


チェアスキーでリフトに乗るには?

2019-01-25 14:03:12 | チェアスキー・sit-ski

2019年1月25日(金曜日)

 

ちょっと、ここでチェアスキーの構造を説明しようと思いまっす。

 

直人が、チェアスキーを始めるに際して、ネットで日々・・・色んな検索を、毎日してましたよ~

特に自分の疑問の強かった・・・?

 

ど~やってリフトに乗るんだろう?

シートの右下なのですが、画像のようなレバーが存在します。

その前の方に、黒い細めのダンパーが付いているのがわかりますかね~?

まず、リフトに乗る前に、このレバーを起こします。

両腕のアウトリガーで、体を一気に持ち上げるんです。

そ~すると・・・

こんな感じで、お尻の位置がダンパーのサポート力もあり、高い位置でロックがかかります。

その状態で、タイミングを見ながら、リフトのベンチの前に動きます。

 

うまい方々は1人で、リフトの柱につかまり・・・・ピョンって~感じで、ベンチに座り両手で前に滑らないように注意します。

 

リフトで動いている合間に、先ほどのレバーに位置を、戻すんだそうです。

 

リフトから降りる際は、ダンパーの力で、少々ゆっくりとシートの位置がもどり・・・再ロックがかかる仕組みになってます。

 

なかなか良くできた構造になってるな~と、最初は感じましたね~

ちょっと話を戻しますが・・・

 

初滑りの際に使っていた、シートは、直人には大きかったので、内側に詰め物を付けて、なんとなくですけど・・・

体にフィットしていれば?で、使ったのですが・・・

 

直人から、転倒すると腰がシートの中で動いて、ねじれちゃうと・・・

起こしてもらっても、体がスキーの板に対して、曲がっていることで・・・

並行感がなくなり、滑りずらい!

て~ことで・・・

一回り、小さいシートを用意していただき、交換してみました。

 

皆さんの意見では、これでも直人には大きいかも?

 

太もも・お尻の感じは、フィット感が上がってると感じますが、腰から胸にかけては!

あ~こりゃ~デカいわ~

ガバガバです。

 

このシート合わせ、かなり難しいんです。

だって使う本人の、感覚がありませんからね~フィットしている様子を聞けません。

 

本当に、本格的にチャレンジとなれば・・・

専門のお店で、直人の体の寸法を測って、フルオーダーでシートを作るのが、普通のようです。

 

バイクの世界も、かなりの出費が当たり前のようにある世界ですが・・・

 

このスポーツも、最初の準備では・・・

他の障害者スポーツよりは、なかなかのお値段の品ばかり・・・の、印象をもってます。

 

でも続けるんだったら、装備は完璧にしないと事故のもと!ですし、上達もしないと感じます。

今はまだ、お金をかけずにアイディア勝負かな~

 


トレーニング方法の指導

2019-01-23 13:57:43 | チェアスキー・sit-ski

2019年1月23日(水曜日)

 

チェアスキーへの挑戦初日。

午後も転倒ばかりで、上半身の打撲と筋肉痛で・・・

直人の言葉数も、少ない様子!

 

直人のチャレンジに、わざわざ朝一から、かけつけてくださった、パラアルペンチームの専任トレーナー堀口さん。

チェアスキー指導員の資格も持っているスペシャリスト。

 

普段使っていなかった筋肉をほぐして・・・

少しでも筋肉痛を和らげ・・・

チェアスキーを滑るために、必要な筋肉をきたえるためのトレーニング方法などなど・・・

 

湯の丸スキー場に隣接している、競技者用の設備なのでしょうか?

ドえらく立派で、綺麗なトレーニングセンターを、お借りして・・・

細かい指導をしていただきながらも、直人の悲鳴が!

 

アウトリガーで、スキーをはいたまま動くだけでも、かなりの筋力が必要・・・

見ているこっちも、そ~感じましたが・・・

 

直人・・・

本当に、きつい!

アウトリガーで、体を持ち上げるだけでもさ~マジ、しんどいんだよね~

現状の筋力不足・・・

 

家でできるストレッチや、ペットボトルを使ってのトレーニング・・・

便利に使える、トレーニンググッズも紹介していただき・・・

みっちり2時間!

 

日々、多忙にもかかわらず・・・

恐ろしいぐらいの、豪華ラインナップと言えるメンバーに、わざわざ来ていただき・・・

おまけに、直人一人の介助に参加していただいた方々・・・

皆様の、直人への期待を強く感じる、初日の練習となりました。

 

:ちなみに現役組の方々は、翌日朝一で世界戦(イタリア)遠征に出かけました~