キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

こんな作業もします。

2012-03-27 17:53:00 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

オークションで、中古の安いヒッチメンバーを購入したお仲間。

届いた物を見て・・・え~これ使えるの~?レベルの出来具合。

とりあえず車に付けてはもらったようですが、現実的に使える状態じゃ~ありませんでした。
見た目的に付いてるだけじゃ~重たいし、意味がありませんよね~

以前、自分が作ったバイクを積むだけのキャリアを見て・・・”こんなの付けたいんだけど?”のリクエストに大工事を開始しました。

先にある程度、キャリアの寸法を聞いて・・・外枠は製作済みでした。

いかんせん、前にも書きましたが・・・
強度的にもヒッチ本体もお粗末ですし・・・
シャーシへの取り付けも不十分・・・
ってな物。

ヒッチの取り付け部分から、強度を上げるために・・・大改造。
FFFにあった厚手の鉄板や厚手のアングルを引っ張り出して、外側の補強で溶接しまくり・・・ご覧のように強度を上げることに成功!

次に取りかかったのは、ヒッチ本体をシャーシに固定する部分。
こちらも外側に厚手のアングルを溶接。
元々お粗末だった溶接部分を、グラインダーで切除。
新たに厚手の鉄板で補強しながらの溶接。
また、念のために12mmのボルトを4本使い、溶接したアングルと鉄板にボルトを通して固定。
万が一でも、溶接部分にクラックが入っても12mmのボルトで固定しておけば安心ですよね!

元々車体のバンパー裏部分と、シャーシ部分とのクリアランスがピッタリに作られていたので、その隙間の状態を考慮して補強・補修を行いました。
また、自分の車のヒッチ取り付けを参考にして、必要な強度を考えて追加したって感じですね~

さ~ここで、問題が1つ発覚しました!
本来ならシャーシから荷台部分へ12mmのドリルで貫通させて・・・荷台部分に厚手の鉄板をあて板として取り付けるのがベスト。
しかし、荷台は綺麗に化粧板張りがされていて・・・おまけにその板を外すことが不可能な状態なんです。
12mmボルト4本での固定をあきらめて他の方法で、重量に耐えられる強度を確保しないと・・・でした。

お仲間の合意で、ヒッチを車から外すことのできない状態での取り付けなら・・・何とかなるかも?
元々このヒッチの固定に使っていたボルト4本を活かして・・・シャーシ横から固定。

で、超厚手のアングルをシャーシに元々固定していた長さに合わせてカット。
固定するための溶接面を増やすために、中央部分をV字にカット。

シャーシ部分に本体を溶接して・・・
さらにこのアングルを溶接。

これだけでも多分、強度的には問題が無いと思うんですが・・・


ここで、時間切れ!
この日の作業は終わり。


念には念を入れて・・・さらに固定していないシャーシ外側からヒッチの外側の板に対して1枚追加して・・・
シャーシを横からサンドイッチした状態で12mmボルト4本での固定を追加しようと思っています。

ここまでやりゃ~フルサイズだって楽勝に積めますからね~
そこまでの強度をお仲間も望んじゃ~いませんが・・・丈夫に付けるに越したことはないと思うんですよね~安心・安全のためにも。


直人がただ今、練習をお休みしているこんな時に、じっくりと考えながらこんな作業をするのも・・・実は、楽しんでいます。

これを仕事としてやるとしたら・・・まず商売にはならなんでしょうね~?
あともう一がんばりして、お仲間によろこんでもらいたいな~?って、思います。


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