撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ロンドン&パリの旅”美術館巡りと奇跡のメダイ教会”

2011年12月16日 | ロンドン&パリの旅

5日目。今日は、「オランジュリー」・「オルセー」・「ルーブル」と3つの美術館巡りの日。

水曜日はルーブル美術館が夜9:00まで開いているので、ルーブルは一番最後にゆっくりと見学する事になった。


           
 ホテルから大通りへ出てオペラ座の反対方向を見ると、向こうにヴァンドーム広場にある記念柱が見える。


             
              ディオール等の店があるヴァンドーム広場

朝早いので、もちろん店は閉まっております。



ヴァンドーム広場を抜け、その先のチュイルリー公園を抜け、コンコルド広場に沿って歩いて行くとセーヌ川の側にオランジュリー美術館がある。


        
          チュイルリー公園  ワンコの散歩

            


       
           公園の中を騎乗したおまわりさん?



       
              コンコルド広場



        
             並んでいる鳩と観覧車

 
 【オランジュリー美術館】

10年前にパリを訪問した時は改修中で入館出来なかったので、今回訪れる事が出来て感激だった。
撮影は禁止で、荷物は預けるようになっていた。

セザンヌ、ルノアール、ユトリロ、マティス、ルソー、モディリアーニと、印象派から20世紀初頭の画家の絵画が揃っている。

お目当ての1階のモネの”睡蓮”は、丸い天井から差し込む自然の柔らかな光が睡蓮の連作に注ぐ、二つのホールにあった。
真ん中に設置してあるイスに座ると、どこを向いても8枚の大きな”睡蓮”がある。
それが、時間と共に変化する天井からの光によって、”睡蓮”の色彩も微妙に変わる。
二つのホールを行ったり来たりして、ゆっくり変化を鑑賞し至福の時を過ごした。
モネは日本人に人気があるのか、朝一番にもかかわらず日本人が多く、いつの間にか東京から来た人と”睡蓮”を観ながら、お互いに話が弾んでしまった。



       
            オランジュリー美術館




オランジュリー美術館から、コンコルド橋を渡ってセーヌ川沿いに少し歩くと、オルセー美術館が見えて来る。


       
            セーヌ川から見えるオルセー美術館

  


  【オルセー美術館】
       

       
             オルセー美術館



美術館入り口には、多くの人が並んでいた。
でも、我々はミュージアムパスを持っていたので、すぐ入る事が出来た。

ルノアール、モネ、マネ、ミレー、ゴッホ、ゴーギャン、ドガ、セザンヌ、ルソー等、知っている絵画がいっぱい。でも、ここも撮影は禁止。


前回来た時、モネの”傘をさす女”の左向き・右向きの壁一面の大きな絵画を観た時、不思議な体験をした。
風がサーっと、吹いてきたのを感じたのだ。


                  


それまでルノアールが好きだったが、それ以来モネが大好きになってしまった。
今回、あの2枚の絵画に会えると、楽しみにしていたのだが、くまなく館内を探したが見あたらなかった。どこに行ってしまったのだろう。



       
             美術館内のレストラン


美術館内のレストランの前では多くのが順番を待っていた。我々も並び店内へ。
メニューはいろいろあったが、”Todays メニュー”にした。
ランチの撮影をするには、周りの目が気になったので画像は無いのですが。

バスケットに入ったパンと、鮭に野菜のソースがかかったメインと、プリン風メレンゲのデザートというものだった。
どれも美味しかった。食後のコーヒーを追加したら、ここもエスプレッソが来た。
パリではコーヒーを注文すると、どこも最初からミルクがたっぷりのコーヒーが来る。

パンも個々のパン皿ではなく、二人分がバスケットにまとめて来る。
デンバーの友達がニースの人から聞いた話では、フランスではパンはお皿には置かず、ナプキンの上に直接置くのが普通なのだそうだ。
お皿に置かないのは、少し抵抗があったが、パンはどこで食べても美味しかった。

             

予定が思ったより進んだので、明日の予定にしていた”奇跡のメダイ教会に行く事にした。
オルセー美術館から東側のパック通りを、南にずっと歩いて行くと道沿いにある。
小さな教会で、入り口も分かりにくいです。
そのまま行くとパリの老舗デパート、”ル ボン マルシェ”が左側にあります。


  【奇跡のメダイ教会】
教会正式名はサンヴァンサン・ド・ポール愛徳修道女会礼拝堂教会です。


   

1830年12月、聖堂の修道女カタリナの前に聖母マリアが現れ、おつげをされたそうで、聖カタリナ・ラブレの遺体(不朽体)が置いてありました。
キリスト教徒の有無に関係なく、奇跡のメダイを身につける人は幸せになれる言われている。



  
           道路から見た教会



       


白と淡いブルーの清楚で美しい教会でした。教会内は撮影禁止。
信者の方が真剣に祈ってらして、厳かな雰囲気でした。



        
              教会入り口



        
         ポストカードから教会内部



 
  売っている”奇跡のメダイ” ブルーの分はペアで入っていた。カップル用?



  【ルーブル美術館】


   


   
  

  
      ピラミッドが見えてきました


前回は、ほとんど2階の絵画に時間を費やしたが、今回は、くまなく見て回った。



   
     ニケの像              ミロのビーナス     



  
   聖母子と聖ヨハネ            トルコ風呂


  
        夏                     真珠の女

      
      
         ガブリエル・デストレとその妹


       
        「レースを編む女」は貸し出されていました。

     
      ハムラビ法典            マグダラのマリア像


             




       
             ピラミッドの中より 



      
                

すっかり暗くなり、この日は終了。
ホテルまで歩いて帰りました。普段は車の生活なので足はパンパン。
こんなに歩いたのは久しぶりでした。


  
    

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