撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

三朝町 三徳山”投入堂”

2012年08月27日 | 寺・神社
      
         【投入堂】



去年は、”投入堂”を下の県道沿いにある投入堂遙拝所から眺めただけでしたが、今年は登って見ました。
想像以上に、めちゃしんどかったです。
いや、私は年齢的にしんどいのは覚悟していましたが、20代の方もしんどいと言っていました。
距離が短いからって、なめてはいけません。



三徳山門前橋













正面階段を上っていくと受付案内所があります。
投入堂参拝は、大人600円。



境内にある日本一よい音がするという手水所。
お水を流すと、小さな音ですが「♪コロコロ、カランカラン」と、うまく表現出来ませんが、何とも涼やかな音がしました。



【水琴窟】







 【三佛寺本堂】



本堂の裏に登山参拝事務所があります。
ここで履物をチェックされ、合格しない人は「藁ぞうり」に履き替えます。
1足500円でいろんなサイズが売っています。
また、ここではバッグを預かってもらえます。
両手が使えるように、貴重品を入れるリュックも無料で貸して貰えます。


私は、一応運動靴を履いて行ったのですが、靴の裏がトレッキングシューズのような深い溝がないので
このように藁草履で登るはめに。
ひもでしっかり縛ると、より歩きやすくなりました。





最初、「えー!、こんなんで登山できるの~?」とおもいましたが、これが凄い威力を発揮する優れ物でした。
足の裏は痛くないし、全く滑らないので歩きやすい。
一緒に行った家人のジョギングシューズは靴裏の溝が深く合格でしたが、私より滑っていました。

T江戸時代の人はわらじで旅をしていましたが、これなら旅にも充分耐えうると認識しました。


投入堂への参拝道は、行者の修行道なので、かなり危険な登山になるので一人では入山出来ません。
二人以上の同行者がいないと許可が出ません。
また、雨や雪が降ると道が滑って危険なので、入山禁止となるようです。
入山受付は、午後3時までです。





 【宿入れ橋】


この橋を過ぎると、最初の難所である、かずら坂・くさり坂になります。
私は、ここでほとんどのエネルギーを使い果たしました。

急な坂を木の根をつかみながら登るかずら坂、これがまあ、しんどいったらありゃあしない。
お化粧も滝のような汗で、すっかり剥げてスッピン状態になっちゃいました。

距離は短いけど道なき道で、木の根も皆がつかまって登るのでピッカピカ。
登るだけで精いっぱいで、とても写真なんて撮る余裕はありません。


何度か休憩を入れ、ようやくくさり坂へ。

くさり坂は、じゃらじゃらとした太いくさりを使って岩を登ります。
登りたくなかったけど、登らないと辿りつけないので、必死で登りました。



くさり坂を登ると、文殊堂に着きます。


【文殊堂】の縁



ここで、延々と休憩。
高い所がが大好きなので文殊堂の縁に座り、足をプラプラさせながら涼しい風に吹かれ、
眼下に広がる山々の景色を眺め、鐘楼堂から聞こえて来る「ゴ~ン」という音を聞いていると
俗世を離れた、心が洗われたような、清々しい気持になりました。





文殊堂から下を見る



文殊堂から先は、先ほどほど急な坂ではありません。




【鐘楼堂】
ここで、皆さん鐘をつきます。


次の難所、馬の背・牛の背。
ここで滑落する人もいるとか。


【馬の背】


牛の背を過ぎると、納経堂、観音堂があります。ここまで来ると楽。

不動堂を過ぎると投入堂が見えます。
断崖絶壁に立っている姿を見ると、苦労して登ってきたかいがあります。
こんな所に、平安時代によく建てたものだと感慨深いものがありました。
皆さん、しんどかったけど登って良かったと言っていました。




【投入堂】


私は登りに1時間以上かかりました。
帰りは、ぞうりのお蔭で早かったです。



来年には別の階段の道ができるようで、修行道を登れるのも今年が最後かと思うと、
今年行って良かったとしみじみ思いました。

鳥取の ”黄金神社”

2012年08月20日 | 寺・神社
鳥取に”金持神社”があるのは、以前TVで見たので知っていましたが、今回こちらに滞在していて、

”もうけ(茂宇気)神社”
”福栄神社”
”金持神社”

の3神社合わせて黄金神社と言われているらしいと知りました。

名前を聞いただけで、何やら御利益がありそうなので、お盆が過ぎた17日に行って来ました。



【もうけ(茂宇気)神社】

ここは有名な三徳山の投げ入れ堂に近い、県道21号線沿いの鹿野町にありました。
「もうけ」という名が縁起が良いことから、金運・商売繁盛の神様として人気の神社だそうです。
金運の神社としてマスコミにも取り上げられてから、全国からの参拝者も多いそうです。





社務所
茂宇気神社から、鳥取市寄りに2キロ離れた県道沿いにありました。
ここでお札やお守りなどを売っています。





もうけ(茂宇気)神社の参道口





264段の急な階段を登ります。
かなり体力が要ります。





神社に上る階段の途中から見た景色。県道21号線と神社へ渡る橋と駐車場。






苔でびっしりと覆われた手水舎






茂宇気神社の本殿







【金持神社】

三徳山の投げ入れ堂前→三朝温泉→倉吉→蒜山。蒜山からは米子自動車道を通り江府から降りて181号線で日野町の金持神社に着きました。
日本で一番縁起の良い名前の神社という事で、全国からの参拝者が多いらしく、駐車場もトイレも完備していました。
”かねもち神社”と思っていましたが、”かもち神社”だそうです。




金持神社の参道口

ここ金持郷は、昔、黄金より価値があると言われた”玉鋼”の産地で、鉄の事を「かね」と読んでいた事から、金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれるようになったと伝えられています。





階段を上ると






本殿






貰ったパンフレットによると、
「ジャンボ宝くじで3億円が当たりました。」
「ロト6と競馬と宝くじに当たりました。」
「還暦に億万長者になりました。」とか
お礼参りに来られた方の喜びの声が、札所の寄せ書き帳に書いてあるそうですが、
この日は札所が閉まっていたので拝見出来ませんでした。




本殿の中は灯がともっており、龍の額が飾ってありました。






金持神社の近くの土産物屋さんで買った小判入れの味噌

ジョークも込めて友達に数人へお土産。






【福栄神社】

次は、日野郡日南町の福栄神社へ。



福栄神社
名前の通り、福が栄え、幸運を呼ぶ神社と言われています。





階段を上ると





福栄神社の本殿





境内






【福成神社】

黄金神社3社を制覇し、満足感と共に何やら気分も高揚してきたので、15Km離れている同じ日南町にある”禍転じて福と成すと言われている福成神社”へも詣でる事にしました。




ここは、本殿前まで車で登れました。狭い道でしたが。




と、まあ、一日がかりで頑張って周って来ました。


あ~、宝くじが当たるといいな~。



2012 ブッチの夏

2012年08月09日 | ブッチ
今年も7月の中旬から鳥取で過ごしています。
暑さを避けたつもりが、まぁ今年の鳥取の7月下旬の暑い事といったら…、連日35度以上の日が続き、38度って熊谷市にも勝っちゃうような日にも遭遇しましたワン。


毎日暑いですが、ブッチは朝夕、近所の公園に散歩をして機嫌良く暮らしております。







芝生が広いので、白内障のブッチもリードなしで歩きまわっています。











他にもたくさんのワンコが散歩に来ています。