撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

☆ パイレーツ・オブ・カビリアン / デッドマンズ・チェスト ☆

2006年07月17日 | 映画
先行上映で見て来ました。
期待にたがわず、面白かった~♪
まるでコントを見ているかのような箇所が多々あり、館内のあちこちでも笑い声が起こっていた。
相変わらずユラユラへらへら脱力感たっぷりのジャック・スパロウ船長のジョニー・デップは
魅力的だし、ウィルのオーランド・ブルームはイケメンだし、2時間45分がアッという間だった。

ストーリーの展開は早く、ジャック達が魔物の手の届かない陸地をめがけて上陸すると、
そこの原住民に捕まってしまったり、ジャックの元恋人という預言者が出てきたり、
前作での提督が落ちぶれ、ジャックの船の乗組み員に雇われたり、ウィルと顔半分深海物化
している父親との出会いや、でっかい蛸の魔物“クラーケン”との戦い等、ファンタジーだから
何でも有りで、皆が「コンパス~鍵~宝箱~心臓」を追い求めて、目まぐるしい。

原住民の島で捕らわれ、谷間に吊るされた大きな丸い籠に押し込められたフィルや船員達の
脱出の様子や、一人だけ特別待遇だったジャックが、一転して丸焼き用の竿を背負いながらの
脱出劇。
その他、宝箱の隠された島の大きな水車の上で闘うウィル・ジャック・元提督など、
単純に笑える箇所がたくさんある。吉本に通じるものがあるかも。
この作品は、第3部のつなぎかもしれないが、それでも充分楽しく面白かった。

あと、映像の中では、暗くてドロドロした場面と、それに対比するかのように、スカッとした海・空の青さ
砂の白さ等が際立っていたのが印象的だった。
あのきれいな海に行ってみたいな。

チェストの中には“心臓”が入っていたが、あの心臓は次に、どういう展開になるのだろうか、
“クラーケン”と戦ったままのジャックは、次はどのように登場するのだろうかとか、
このデッドマンズ・チェストは謎かけで終わったので、見終わったとたん、早く続きが見たい!
と、もう心は続編に向かっていた。

第3部は、この作品と同時撮影されていて来年の5月に上映されるらしい。
最近の映画は、エンドスクロールの後におまけがよくついているけど、この映画もそうでした。