撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ロンドン&パリの旅 ”マルモッタン美術館とオペラ座”

2011年12月14日 | ロンドン&パリの旅
4日目。
今日は、米国デンバー在住の友達夫婦と待ち合わせて「マルモッタン美術館」へ行く。
彼女達との再会は、今回の旅の中でも我々にとって大きなイベントであり、出発前からとても楽しみにしていた。


    
          朝のオペラ座前を通勤する人々 



ちょうど2年前、私はデンバーの彼らの家でステイさせてもらった。
その様子は、こちら。

今回、旅の1ヶ月ほど前のメールで、偶然にも同時期お互いがパリに滞在する事が分かった時は驚いた。 
もちろん、パリで会おうという事になった。
2年振りの再会だ。家人は10年振りの再会。楽しみだ。

彼女達は、ニースの知り合いの別荘で10日間ゆったりとした休暇を過ごし、それからパリを観光してから帰国する。
我々のように短期間にひたすら美術館を巡る、あわただしい旅とは大違いだ。



       
         シャン・ドウ・マルス公園前からエッフェル塔



彼女達は7区のエコール・ミテール駅近くのホテルなので、オペラ座からメトロ8番線で乗り換えなしで13分ほどで行ける。
パリも「ヤフーの路線」のようなHPがあり、ここで 調べれば所要時間も乗り換えも分かる。
カルネという10枚セットのチケットを買えば、メトロもRERもバスにも使え便利なのでオペラ駅で買った。

彼女達のホテルから、RERのC線Pont de I'Alma駅まではそう遠くなく、そこからBoulainvilliers駅で下車しマルモッタン美術館に行く予定。

それにパリ市立近代美術館も近いので、マティスの”ダンス”も見たい。


待ち合わせ時間より早く着いたので、公園を散歩する事にした。
「よく写真で見かける公園からのエッフェル塔はここなのか~」と、ちょっと嬉しい。


        
          公園で熱心に腕立て伏せをしている人々           


                  
                      ワンコの散歩もあちこちで見かけた




散歩が終わりホテルに行き、彼女達と再会。
ご夫婦共全然変わっていなかった。若々しく仲の良い素敵な夫婦だ。
なぜか久しぶりに会ったという感じがしなかった。


  
       ドゥビリー橋から見たエッフェル塔




近代美術館に行きたかったのだが改装の為、休館中でした。
ニューヨークのMOMAで観た”ダンス”、エルミタージュで観た”ダンス”との違い、ここの”ダンス”はモノトーンで描かれているとか。  非常に残念!


     
          MOMAの”ダンス”                エルミタージュの”ダンス”

    



    
           休館中の市立近代美術館





【マルモッタン美術館】

モネの印象派 ”日の出”を所蔵している事で有名。
パリの16区の高級住宅街の中にある。
モネが大好きなので、ずーっと行きたいと思っていた美術館だ。


  
        住宅街を抜けると美術館の入り口が


  
           裏側から見た美術館


マルモッタン美術館への行きかたを調べると、ほとんどメトロのラ・ミュエット駅から三角公園を抜けた所にあると書いてある。
でも、我々はRERのBoulainvilliers駅で下車したので、戸惑ってしまった。
駅付近にいたおじさんに道を聞くと、親切に英語で道順を教えてくれた。

彼女のご主人が米国人なので、仔細に分かり有り難かった。
RERに乗る前、Pont de I'Alma駅ですぐ来た電車に乗ろうとした時も、慎重な彼が駅にいた女性に確認をしてくれたお陰で、あやうく途中から別方向に行ってしまう電車に乗る所を免れた。

教えてくれた女性も英語が流暢だった。
フランス人は英語を話さないとか聞いていたが、その後も中年以上の人は英語で応対してくれ、中には日本語で”こんにちは””ありがとう”等、わざわざ話してくれる人もいて嬉しかった。
ロンドンでも日本語で話かけられたり、あちこちで親切にして貰ったが、パリの人々も親切だった。
私も日本に来ている外国の人達に親切にしなければと、しみじみ思った。

去年のイングランドの旅でも感じたが、日本人はこころよく思われているように思う。
これは、今まで旅をして来た日本人の人々が、礼儀正しくして来てくれたお陰なんだろうなと、感謝したい気持ちだった。




   
          美術館に行くまでの街並み 



   
            美術館側の公園



    
            有名な ”ラ ガール”


”ラ ガール”は、19世紀印象派の画家達が集っていた店なので、記念にここで食事をしようとしたが、予約が必要でした。




   
           ランチをした16区のお店

地元の人達で満員の店だった。
若い三人の東洋人のウエイターが、同じ東洋人故かえらく気に入ってくれ、私を「ママ ママ」と呼び ”焼き栗”を一袋くれたり、小さな”レモンタルト”を付けたりしてくれた。
お客さんとのやり取りを見ていると、地元の人達に愛されているのを感じた。


  





その後、メトロ線 ラ・ミュエット駅からオペラ駅へ。



         
                    オペラ座




          

                     内部
 
   


この日は、ちょうどバレッタのリハーサルをしていて客席には入れず、シャガールの天井は観れませんでした。



    
     オペラ座らしいグッズも売っていました。



          
                オペラ座のバルコニーから




この後はホテル近くのパリ観光局でミュージアムパスを購入し、買い物をして終了。


  
     ミュージアムパス。

ジャバラ状にたたんであるのを広げると、パスが使える所と説明が記載してあります。フランス語と英語で。
これで60箇所の美術館・博物館・史跡に入場できます。
私達は、2日間用(30ユーロ)を購入。何ヶ所も行ったので、かなりお得でした。






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