撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ブッチ 四万十川へ

2011年05月18日 | ブッチ

連休後半、ブッチとその家族は、日本一美しい清流で名高い四万十川へ行って来ました。
奈良から四万十川まで車で行くには結構距離もあり、1泊目は金比羅山で泊まり、次の日四万十川を目指しました。

ワンコ連れOKの宿泊施設が少なく毎年宿泊には四苦八苦するのですが、今年は震災の影響で皆さんが自粛しているせいか、GWにもかかわらず、すんなりと取れました。

ブッチは車の中も観光地も宿でも、いつもお利口さんなので助かります。
途中ブッチのおしっこタイムも兼ねて何度も休憩します。


 淡路島のパーキングエリアのブッチたん

香川に着き、お昼はネットで調べ人気のあるうどん店に行きましたが、着いたらすでに長い行列が。
ブッチたんも一緒にしばらく並んでみましたが、店に入るのに1時間以上はかかので断念し、金比羅山へ向かう事に。
金比羅山の石段(785段)は急で長くてしんどかった~。
若い頃に来た時は石段もスイスイ登れたのに~。
腰痛治療中のブッチたんは、下の参道で待っていました。

立派なので本堂と間違えた「旭社」
しんどくてベンチで休憩していたら、隣のおじさんが、
「清水の次郎長親分さんもこの旭社を本宮と間違え本宮のお参りはせず、ここで帰ったのでご利益がなくて、帰り道に殺されてしまったと言う言い伝えがあるよ」と教えてくれました。



後、一息登った所にある、こちらが金比羅山「本宮」


途中にある「こんぴら狛」。
江戸時代、石段を登れなかった飼い主に代わって参拝してくれた犬の像。金比羅山の代表的お守りグッズになっていました。



本宮からもっと上にある「奥の院」



金比羅山の前にある宿は、ブッチたんも食事の時も一緒に過ごせ、部屋で同泊できました。

宿の前で。


次の日、四万十川に行く途中に竹林寺へ寄り




近くの、浦戸湾と高知市街を一望できる展望台に登る。


その後、龍馬像に会う為に桂浜へ。多くの観光客で賑わっていました。
「龍馬伝」が人気だった去年は凄かっただろうな~。



桂浜でのブッチたん。砂浜が大好きです。


高知城をめぐり、四万十川市を目指したのだが、思っていたより高知から遠く二時間半ほどかかり、夕方着いた。
四万十川から400メートルほどの宿だったので、ゾロゾロと歩いて四万十川の河原に行ってみた。
そこは河原に芝生が広がるどこでも見かける、ごく普通の川だった。
四万十川には期待いっぱいだったせいか、一同ガッカリ。

夕食時、宿のおかみさんに映画やTVに出てくる景色は、ここから20分ほど上流だと教えてもらった。
で、おかみさんの薦めで、朝一番の屋形船の遊覧船を予約した。他のお客さんが居なければブッチも抱いて乗せてもらえるという。

朝、8時半の乗船にあわせて四万十川に行くと、辺りには我々家族と船頭さんしかいなかった。


川面には、まるで鏡のように山々が写り、夜中に降った雨のせいか霧が山の上にかかり、まるで絵画のような静寂の世界が広がっていた。


家族だけ乗った屋形船で50分ほど、川を周遊する。
川は浅く澄み切っていて、川底の石が見える。
新緑の山の空気は清清しく、遠くから鶯とカジカの声が聞こえて来る。
とても贅沢な時間だと思った。

屋形船のブッチたん


四万十川の上流を巡る帰路の途中、「こいのぼり」が四万十川の上を悠々と泳いでいました。