撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ディープインパクト

2006年04月30日 | Weblog
関西では、もうディープの勇姿が見れないかもと思うと、いても立ってもいられない気持ちで
春の天皇賞、行ってきました。

パドックに張り付いて、11Rのディープの登場を待っていると急にドキドキして来、
最初不整脈か?と思いましたが、これはディープのせいと分かると
お馬さんに恋するようにドキドキする自分がちょっとコワかった…

多くの人は、デイープが周回してくるとデジカメや携帯を高くかざす。
ディープは、時折、尻尾を回すくらいで、首を上下する事もなく、周囲を見回す事もなく、
立派な位、とても落ちついていた。

パドックにいる人も、ディープの姿がなくなるまで、パドックを離れなかった。
去年の菊花賞の時は、馬体の状況を見たらすぐ馬場に行った人が多かったのと
えらく違っていた。
ディープを、真近で見たい人が多いんだなと思った。

そして、あの期待を裏切らない、素晴らしいレース!
パドックに最後までいた為、馬場では見れなかったが、歓声を聞きながらデイープは、
ほんとにスゴイ!と思った。

凱旋門でも活躍して欲しい。
いつまでも見守っていたいディープです。





☆ プロデューサーズ ☆

2006年04月22日 | 映画
“おすぎ“のCMに触発されたわけではないけど、”トニー賞史上最多受賞記録のミュージカル“
というのが気になり、何の予備知識もなく「オペラ座の怪人」のようなミュージカルかと思い
観てきました。でも、想像とは、全く違っていました。
ただ一言。面白かったです。

ストーリーは明快で、今は売れないプロデューサーと、仕事に夢も持てない会計士が組み、
お金持ちのお婆さん達からニュージカルの資金を出資させ、史上最低のニュージカルを
上演する事で、舞台を公演中止に追い込み、調達した資金を持ってリオに逃げようと計画…が、
あにはからんや、急きょ主役を代えた事が災いし、大ヒットしてしまい…というような話。

しかしまあ、次々と出てくる出演者のどれもこれもが、けったいで、まともなのは、
主要じゃないキャストの人達だけ。
美人スウェーデン人の女性まで、変ちくりんな人々との絡みを見ていると、彼女のスーパー
モデル並みな抜群なスタイルが、時々、ポパイの“オリーブ”のように、見えて来るから
不思議だった。

全身に真珠を散りばめたダンサー達は綺麗でダンスも上手いし、プロデューサーも会計士も、
上演する事になった「春の日のヒトラー」の脚本を書いたドイツ人も、舞台に立つゲイの人達も、
お下品な所もあるが、会話や仕草や、演技のちょっとした間も絶妙だった。
まるでお笑いを見ているような場面もあり、その度にくすくす笑い、思わず噴出してしまったりも
する。そして最後の最後までオチがある。

とにかく、役者さん達が演技も歌もダンスも上手。
ミュージカルとお笑い好きな私には、ただただ楽しかったです。
映画ではなくブローウェイでこのミュージカルを見たいなあと、しみじみ思いました。


スコットランド国立美術館展

2006年04月20日 | 絵画
3月18日から奈良県立美術館していますが、ようやく行ってきました。
モネの絵画は3点。ルノアールの絵画は1点。後、コロー、ドガ、シスレー、クールベ等、
フランスの画家とスコットランドの画家達の絵画が95点展示されています。

スコットランドの画家は、ほとんど知らなかったが、中では、ヒュー・キャメロンの
"キンポウゲとヒナギク(画家の娘)"が一番印象に残りました。
とても可憐な幼い少女。髪といい表情といい、魅せられました。
その他では、ジョージ・ヘンリーの“東と西”
ジャポニスムに影響された画家の一人らしい。
「日本の着物の人形と英国女性」が同じグリーンと白の色調で描いてあり、意識的な対比で
何かを語ろうとしているようだ。
じっと見ていると絵画の真ん中左にサインが描いてあり、そこもまた、ちょっと気になった画家でした。

5月7日(日)までしています。(入場料  大人1200円)