撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

「IL DIVO」  2014年大阪城ホール

2014年03月03日 | IL DIVO
3月3日の雛祭りの日、大阪城ホールでの”IL DIVO”のライブに行って来ました。
二年振りのライブです。





今回は、テーマが「A MUSICAL AFFAIR」とあるようにミュージカルの曲が多く、今までのライブとは少し趣が違っていました。曲目は、キャッツの「メモリー」、ウエストサイドストーリの「To night」、ライオンキングの「愛を感じて」、南太平洋の「魅惑の宵」、etc…良く知ってる曲にが次々と。


最初の頃は男性が少なかったのに、今回はカップルがグッと増え、また小学生位の子供さんもちらほら見受けられました。若い女性も多く、オバ様ファンが多いという私のイメージは払拭され、ファン層が広がったな~と、感じました。

そして、今回が今までと決定的に違っていたのは、ミュージカル”ミス サイゴン”で有名な女性シンガーの”レア サロンガさん”がゲスト出演してた事!
彼女の透き通るような美声と、荘厳で重厚な”IL DIVO”とのハーモニーは良く合い新鮮でした。

会場で毎回感心するのは、ファンの方々の統制の取れた行動。
それぞれの国の国旗を掲げるファンの方々はいつもとおりなのですが、
前半の震災の応援歌、「花は咲く」では、アリーナでは曲に合わせて白いライトが振られ、(私はスタンド席の一番前列でした)、休憩をはさんだ後半の曲では赤のライトに変えて降るといった風。
私も赤のライトを持って行っていたので、赤のライトの時は一緒に振りました。
メンバーが「細かく」とマイクで示すと全員ライトを小刻みに振り、「much more」と言えば、もっと激しく振り、その間のメンバーのおちゃめなジェスチャーにも会場全体が盛り上がり、とても楽しかったです。
彼らも「amazing!」と言い、とても喜んでいました。
どのライブもそうだが、大阪人のノリの良さには楽しくなる。

「ふるさと」は日本語で歌ってくれ、いつものライブで歌う「My way」、「Somewere」なども。
セバスチャンがノリノリの「La Vida Sin Amor」では会場が手拍子に。

中でも、デビッドが”レ ミゼラブル”の「bring him home」を歌ってくれた時と、”レ ミゼラブル25周年記念”出演のサロンガさんがフォンティーヌ役で歌った「I Dreamed a Dream」と、エポニーヌの「On my own」を歌ってくれた時は感激した。
「レ・ミゼラブル25周年記念」のDVDを見て、どうしてもロンドンで観たくて「クイーンズシアター」で上演されている”レ ミゼラブル”を観に行ったけど、やはり「25周年記念のDVD」の出演者の生の歌が聴きたいと思っていた。
それが実現してとっても嬉しかった。
サロンガさんのフォンティーヌの歌声に感動したが、デビッドの「bring him home」も、とても素晴らしかった。
映画、DVD、ステージで観た”レミゼラブル”の情景が思い出された。

今までのライブも素晴らしかったけど、結成から10年経ち新しい趣向の「IL DIVO」も良いと思いました。


開演前にグッズを購入。

NYCバージョンと思われるTシャツ



日本バージョンのエコバッグ