撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

祇園祭り ”宵山”

2012年07月15日 | Weblog
昨日、宵山(7月14日~16日)に行って来ました。山鉾巡業は17日です。

梅雨がまだ空けないのか、湿気の多いむしむしとした天気でした。


地下鉄の烏丸駅を降りて地上に上がると、団扇が貰えました。


団扇には鉾の場所の地図が画いてあり、それを見ながら各鉾を回りました。
暑いのでパタパタと扇ぎながら歩き、とても助かりました。



月鉾へ向かうと、ツアー客の人で入口はいっぱい。
並ぶ時間を思うと断念して他の鉾へ。

【月鉾】




月鉾のある大通りから、横道に入ると菊水鉾がありました。
こちらは少し空いていましたが、それでも15分ほど並びました。


【菊水鉾】



菊水鉾の中から外をみると






鉾ほ下ではグッズを売っています。
























どの通りにでも露店が出ていて賑やかです。
他国の食べ物の露店も。





インドとの交流特別展




中を覗くと立派な絨毯が敷いてありました。





通りに大きな鯉の幟。



明日の巡業にそなえてビニールが掛けてあります。





鉾の中の”御神体”






昨年見た巡業も良かったけど、宵山も鉾の中に登れる体験が出来て良かったです。
本当は、午後6時から始まる歩行者天国や、灯がともった各鉾の灯篭の景色を見たかったけど、次の日鳥取への移動があるのでやむなく帰りました。



厄除けの”ちまき”
玄関の人が通る上に飾ると良いそうです。一年間飾ります。

興福寺 三重塔 ”弁才天坐像”

2012年07月07日 | 寺・神社
朝から雨が降り、一時はスコールのようでしたが、午後には雨も上がったので、七夕の今日一日だけ公開の「弁才天坐像」を観に行って来ました。





この時間には晴れ間も見え、鹿さん達ものんびり寛いでいました。




        五重の塔と鹿









「弁才天坐像」は、国宝の興福寺三重塔に安置されていました。
弁財天は、古代インドでは、多くの恵みを与えてくれる聖なる水の河の神であり、農業神様でもありましたが、水の流の音から音楽の神様としても信仰されてたそうです。
最初は「弁才天」でしたが、鎌倉時代以降、財宝・食物・子孫繁栄の神「弁財天」として信仰されるようになったとの事。

興福寺の「弁才天」は弘法大師が天川から勧請したと言われて、日本に弁才天が伝わった初期の頃のもので、頭には鳥居を付け、その鳥居の間から何かが覗いていました。
手は8本もあり、今まで見てきたような「弁財天」とは全く違っており、興味深かったです。



       三重の塔







興福寺前の猿沢の池