撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ホワイトディの買出し

2006年03月11日 | Weblog
今日は久し振りに暖かい日で、電車で見かけた少年なんて半袖Tシャツだった。

そんな中、大阪のデパートに、ホワイトディのお返しの買い物に行ってきました。
デパートは、すごい人だった。景気が良くなって来ているのを実感。
ホワイトディ商品がデイスプレイされた場所は、どの階も熱気でムンムンしていた。

今年は、何にするか、あー、また頭を悩ます。
だいたいの年齢しか分からず、会った事もない、好みも知らない女性達に、気に入って
もらえる品物を探さなくてはいけない。
女性だから、センスにも厳しいだろーし。

皆さんに、ますます美しくなって頂くよう肌入浴セットにしようか、それとも、しゃれた
アロマセラピーセットにしようか、おっ、折りたたみバックも便利かも…
あちこち見れば見るほど、あーだこーだ悩み、結局、疲れ果て若い店員さんに相談して
選んでもらった。

無難に、年代別に各ブランドハンカチとポーチセット。
同年代の人達は、色別にして同じにならないようにして。

急遽増設されたレジの前で、皆が同じようにカゴにホワイトディの品物をどっさり入れて
長蛇の列を作って待っている。
並んでいるのは、ほとんど女性。皆さん義理チョコ、義理返しなのね。

近年バレンタインディも、だんだん面倒臭さく思われてきているが、まあ、ちょっとした
人間関係の潤滑油か。

ナルニア国物語 第一章

2006年03月08日 | 映画
カタカナの変換にはF7を押すのだが、つい普通の変換をしたら、“鳴るに亜”と変換した
PCでしたが、レディスディなので見てきました“ナルニア物語”。


第二次大戦で田舎に疎開した四人兄弟が、預けられた家の衣装箪笥に入ると、そこは
ナルニア国へと通じる扉だったという、“ロードオブザリング”“ハリーポッター”と
同じようなファンタジーなお話です。

お父さん的役割で兄弟をまとめる長男のピーター。何事にも慎重な長女のスーザン。
いつも自分の立場を優先し、そのため物語をしっかり盛り上げてしまう次男のエドマンド。
純真無垢な少女の末っ子のルーシー。
この四人の兄弟が、ナルニア国を100年もの間、冬の世界にして支配している冷酷な
女王達と、アスランというライオンが率いる住人達との戦いに巻き込まれ、アスランと
共に一緒に戦う事になる。そして、アスラン達が勝ち、予言通りに四人は東西南北の玉座に
座る事になり、冬の世界は溶け、平和で美しい世界に戻る。
とまあ、簡単に言えばこんなストーリー。

せっかく疎開していながらナルニア国で戦うはめになる四人なのだが、戦いの場面は、
“トロイ”の総攻撃の戦闘シーンと似ているなあと思った。
この物語では、CGがふんだんに使ってあり、下半身が馬の人間や、ライオン、豹、犬、
サイの人間版、なども人間と同じように話したり戦ったりする。
アスランの立派な風格に、百獣の王とはよく言ったものだと改めて思った。
王のような立場には、アライグマや狐では迫力がないし、やはり、役割に風貌は大切か。

四人がライオンにひざまずいて挨拶をしたり、動物達と同じ位置付けで話をしていたり
してたが、よく考えたら、我々人間だって、今でこそ万物の霊長と言っているが、武器が
無かった時代には、動物に“狩られる”存在だったんだもんな~なんて思ったりした。

末っ子のルーシーが、お利口さんで演技も上手なのは分かるけど、撫子的にはもう少し
あま~い可愛い子が良かったな、なんてちょっと思いながら見てました。
ナルニア国で成長した四人も見たし、第2章が楽しみ~デス♪



メガネ

2006年03月02日 | Weblog
昨日、メガネを買った。
友達が、素敵なメガネかけていたのを見て、急にメガネもいいものだなと思うように
なったせいもある。
元アパレル業界にいた彼女は、会う度に服装にマッチしたメガネを次々とかけて現れ、
それがまた、とてもよく似合い、いっそう彼女の魅力を引き出している。
彼女のセンスが良いせいもあるのだろうが、とにかくカッコいい。
で、彼女がかけていた中で私が一番気にいったデザインの分を、私もかけてみたいと密かに
思っていたのである。

それは、プラスチックのフレームで出来た長方形の細長なデザイン。
TVでよく見る、オリエンタルラジオの藤森君(めがねの子)がかけているようなメガネ。

似合わないと家族からブーイングが出る気もする。
しかし、あのデザインの魅力にすっかりとりつかれた私は、店に入った瞬間からプラスチックの
枠ばかり見ていた。
店員さんがにこやかに話しかけてくれる。ここは、いつも買っている店であり、ブッチが2歳まで、
夫のメガネを、ある時はフレームある日はレンズと、数ヶ月おきにカジって壊してくれ、(ワンコは
プラスチックが好きらしい)その度に駆け込んでいた店なので店員さんとも親しい。
「ほんとに、もう~、何度もブッチは。」
とため息をついたら、安くなるように配慮をした修理をしてくれながら、
「まあ、我々からしたら、よくやった!ってカンジですねえ」
と思わずのたもうた店員さんである。

彼は、私が見ているフレームとは違ったものを持ってきて勧めてくれる。
私は普段、ハードコンタクト、使い捨てコンタクト、部屋用メガネ、運転用メガネ、普通のサングラス、
度入りサングラス、などを用途に合わせて使っている。
彼が選んだものは似合っていた事を、身を持って知っている私は、彼の意見はむげには出来ないと
いう想いと、絶対、あの長方形にするんだという想いとのハザマでゆれていた。

彼が、「じゃあ、コンピューターでどれが一番似合うか見てみましょう。」と言い、
うながされ、店の隅においてあるパソコンの前に座った。

カメラで顔写真を撮り、顔の輪郭、眉、目、鼻、口の比率に合わせて点を置き、その上に腺でつなげて
メガネの枠を描いていく。
美術でいう黄金比率のようなものがあるらしく、彼が描いた線のメガネの枠は客観的に見ても、
一番自然で似合っていた。
私が選んだフレームは、コンピューターが選んだものと合わせてみると、横は大幅にはみ出ており、
縦は半分ほどしかなかった。
「まったくのおしゃれだけを考えたら、これも面白いですね。」
と彼は言ってくれたが、PCの画面を駆使しながら理路整然と説明された後では、何だかもう、
気持ちが萎えてしまっていた。
実際、かけてみてPCの画面に写しだされた自分をみても、最初に見た時より大幅に違和感を覚える。
う~む…

結局、彼が最初に選んでくれたメタルのフレームで、度入り色付きレンズにする事になった。
無難におさまった気がするが、おしゃれって、やっぱり冒険なんだろうなあ。