おはようございます。
本日はひさびさに太平洋へと出向してみました。
本当なら10月中に出向したかったのですが、
いろいろとあって、急遽昨日海に行きたくなったので、
行ってみたところ、多くの問題が発生しましたので、
ご紹介いたします。
まず、第一の問題。
自分が船を泊めているところは、
潮の満ち引きにより、出向できない場合があるということ。
昨日は、大潮前の中潮で、
干潮が10時半。
後輩のクラーマンと二人で出船予定ですが、
なんせ、一昨日の夜に釣りに誘ったため、
何の準備もしておらず、
エンジンの調子すら見ていないため、
船長は、朝5時から船の準備に取り掛かったところ、
問題が発生しました。
それは、チルトと行って、油圧で船外機を下げるのですが、
ロック解除のため少し上げると、
その時変な鈍い音がして、
何かおかしいと感じた次の瞬間、
チッチィチィとチルトが動くウィ―――ンていう音とは違う、
エンジンがかからないときになるような音がしました。
そして、チルトは操作不能となったのです。
これは、バッテリーか?と思い、バッテリーを確認すると、
残量表示が緑。
これは、バッテリー残量が70%以上あることを示します。
念のためエンジンを空回ししてみると、回ります。
おそらく、油圧ユニットが飛んだと判断しました。
これは、出向すらままならない状況。
親父に助けてほしいが、まだ起きていない。
どぅする?
悩んだ結果、1つの方法を思いつきました。
そうだ、世界に聞いてみよう。
「船外機 チルト 故障 チルトを下げるには」
すると、やはり世界には、同じ状況で立ち止まった人がいて、
答えがでました。
初めて知ったのですが、油圧ユニットをフリーにするネジが存在したのです。
人力になるのですが、
エンジンの重みで下げることができる。
こんなネジがあることさえ知らなかったので、
そのネジは非常に硬く、開くことができない。
そのため、すこぶる大きなマイナスドライバーを実家から持ち出し、
エンジンを下ろすことに成功。
そして、あげることも可能とのことであった。
クラーマンと二人なら100㌔以上ある船外機をあげれるだろうと踏んだのです。
そして、エンジンの作動状況もよし。
あとは、修理中の予備エンジンを搬送すれば出向可能。
しかし、潮が引くスピードが速いため、
8時集合。
そこを巻きのため、6時に連絡。
用意でき次第出向!!
そして、7時に出港!!
そして、防寒対策バッチリのクラーマン。
船長の交代を命じる!!
そして、船長クラーマンの誕生。
エンジンの調子は、ぼちぼちですが、
いかんせん今年の夏は、
痔とともに去ってしまったため、
多くのフジツボ(船底に付着した貝)の重さ&抵抗により、
いつもより速度が遅い。
そして、漁場に到着。
でも、10時30分が干潮のため、
潮が止まってしまいます。
潮が止まると魚が釣れなくなるので、
自分たちに餌を与えるため、
ハートアイランドで有名な渡鹿野島に上陸。
そして、知り合いの海月さんで、
モーニングを。
しかし、財布には500円ぐらいしかない。
ピンチ。
クラーマン1000円ある?
車に帰ったらあります。
それは・・・。ピンチ。
そうだ。
簡易郵便局があるから、
そこでおろそう。
しかし、ATMなし。
窓口でカードはありますが、
出金できるか確認すると、
印鑑なしでも出金可能ということで、
モーニングを無事食べることに成功。
こちらがモーニングA。650円になります。
そのあと、渡鹿野島の調査を二人でぶらり旅。
島内を一周し、
ポケモンのジムをすべて赤にかえ、
渡鹿野を後に、
再び漁場へ出向。
クラーマンには浮標の意味を説明。
赤色は出向時に左側に浅瀬があること。
緑色は出向時に右側に浅瀬があること。
対向する船のよけ方。
海上での運航ルールをレクチャー。
そして、魚探の見方を説明し、
錨を落とします。
しかし、この漁場は、
小さな瀬がせりあがっており、
その瀬以外の場所は、
砂地のため、錨がつきにくく、
流れが速く船が流されやすい。
昨日は風と潮の流れが速く、何度も錨が外れました。
何を狙いに行ったかというと、
それはアジを追いかけてやってくる青物。
回遊魚。
絶対釣れると心に決めていましたが、
いろいろなハプニングがおきました。
キャプテンシートが折れる。
水深カウンター付のリールのドラグ機能が壊れる。
クラーマンがうねりと船酔いで崩壊寸前。
そして、アジが回遊してこない。
でも、夕まづめにかけるため、朝7時の出船から、
早7時間が経過、しかし、未だに青物の姿なし。
日の出とともに出船したのに、
もう日没の時間になってきました。
小宇宙(コスモ)は、夜間走行も可能ですが、
クラーマンが夜に会議があるため、クラーマンの夕食分だけ、
クーラーボックスに詰め込み、
錨をあげようとして問題発生。
そう、チルトが壊れているため、
バックギアをいれると、
チルトが上がり始め、
錨をあげることができない。
そこで、強引に前進して外したところ、
ロープ切断。
錨と鎖が・・・・・・。
まー、これもまた経年劣化ということで。
しかし、最後に最後の問題があります。
チルトを二人の力で上げないといけない。
港に停泊させてから、強引にバックさせ、
あがった瞬間にクラーマンに引き上げてもらう作戦に出ましたが、
全然上がりません。
そして、2人で上げてもあがりません。
そうだ。
油圧のネジを全開放すればもしかして。
正解でした。
もともと、全閉していれば、バックもちゃんと入ったのか?と
思いながらも、とりあえずエンジンをあげれて、
ひと段落。
そして、今から、
船の状況を確認に港へ行ってきます。
ということで、本日は。
おちまい。
本日はひさびさに太平洋へと出向してみました。
本当なら10月中に出向したかったのですが、
いろいろとあって、急遽昨日海に行きたくなったので、
行ってみたところ、多くの問題が発生しましたので、
ご紹介いたします。
まず、第一の問題。
自分が船を泊めているところは、
潮の満ち引きにより、出向できない場合があるということ。
昨日は、大潮前の中潮で、
干潮が10時半。
後輩のクラーマンと二人で出船予定ですが、
なんせ、一昨日の夜に釣りに誘ったため、
何の準備もしておらず、
エンジンの調子すら見ていないため、
船長は、朝5時から船の準備に取り掛かったところ、
問題が発生しました。
それは、チルトと行って、油圧で船外機を下げるのですが、
ロック解除のため少し上げると、
その時変な鈍い音がして、
何かおかしいと感じた次の瞬間、
チッチィチィとチルトが動くウィ―――ンていう音とは違う、
エンジンがかからないときになるような音がしました。
そして、チルトは操作不能となったのです。
これは、バッテリーか?と思い、バッテリーを確認すると、
残量表示が緑。
これは、バッテリー残量が70%以上あることを示します。
念のためエンジンを空回ししてみると、回ります。
おそらく、油圧ユニットが飛んだと判断しました。
これは、出向すらままならない状況。
親父に助けてほしいが、まだ起きていない。
どぅする?
悩んだ結果、1つの方法を思いつきました。
そうだ、世界に聞いてみよう。
「船外機 チルト 故障 チルトを下げるには」
すると、やはり世界には、同じ状況で立ち止まった人がいて、
答えがでました。
初めて知ったのですが、油圧ユニットをフリーにするネジが存在したのです。
人力になるのですが、
エンジンの重みで下げることができる。
こんなネジがあることさえ知らなかったので、
そのネジは非常に硬く、開くことができない。
そのため、すこぶる大きなマイナスドライバーを実家から持ち出し、
エンジンを下ろすことに成功。
そして、あげることも可能とのことであった。
クラーマンと二人なら100㌔以上ある船外機をあげれるだろうと踏んだのです。
そして、エンジンの作動状況もよし。
あとは、修理中の予備エンジンを搬送すれば出向可能。
しかし、潮が引くスピードが速いため、
8時集合。
そこを巻きのため、6時に連絡。
用意でき次第出向!!
そして、7時に出港!!
そして、防寒対策バッチリのクラーマン。
船長の交代を命じる!!
そして、船長クラーマンの誕生。
エンジンの調子は、ぼちぼちですが、
いかんせん今年の夏は、
痔とともに去ってしまったため、
多くのフジツボ(船底に付着した貝)の重さ&抵抗により、
いつもより速度が遅い。
そして、漁場に到着。
でも、10時30分が干潮のため、
潮が止まってしまいます。
潮が止まると魚が釣れなくなるので、
自分たちに餌を与えるため、
ハートアイランドで有名な渡鹿野島に上陸。
そして、知り合いの海月さんで、
モーニングを。
しかし、財布には500円ぐらいしかない。
ピンチ。
クラーマン1000円ある?
車に帰ったらあります。
それは・・・。ピンチ。
そうだ。
簡易郵便局があるから、
そこでおろそう。
しかし、ATMなし。
窓口でカードはありますが、
出金できるか確認すると、
印鑑なしでも出金可能ということで、
モーニングを無事食べることに成功。
こちらがモーニングA。650円になります。
そのあと、渡鹿野島の調査を二人でぶらり旅。
島内を一周し、
ポケモンのジムをすべて赤にかえ、
渡鹿野を後に、
再び漁場へ出向。
クラーマンには浮標の意味を説明。
赤色は出向時に左側に浅瀬があること。
緑色は出向時に右側に浅瀬があること。
対向する船のよけ方。
海上での運航ルールをレクチャー。
そして、魚探の見方を説明し、
錨を落とします。
しかし、この漁場は、
小さな瀬がせりあがっており、
その瀬以外の場所は、
砂地のため、錨がつきにくく、
流れが速く船が流されやすい。
昨日は風と潮の流れが速く、何度も錨が外れました。
何を狙いに行ったかというと、
それはアジを追いかけてやってくる青物。
回遊魚。
絶対釣れると心に決めていましたが、
いろいろなハプニングがおきました。
キャプテンシートが折れる。
水深カウンター付のリールのドラグ機能が壊れる。
クラーマンがうねりと船酔いで崩壊寸前。
そして、アジが回遊してこない。
でも、夕まづめにかけるため、朝7時の出船から、
早7時間が経過、しかし、未だに青物の姿なし。
日の出とともに出船したのに、
もう日没の時間になってきました。
小宇宙(コスモ)は、夜間走行も可能ですが、
クラーマンが夜に会議があるため、クラーマンの夕食分だけ、
クーラーボックスに詰め込み、
錨をあげようとして問題発生。
そう、チルトが壊れているため、
バックギアをいれると、
チルトが上がり始め、
錨をあげることができない。
そこで、強引に前進して外したところ、
ロープ切断。
錨と鎖が・・・・・・。
まー、これもまた経年劣化ということで。
しかし、最後に最後の問題があります。
チルトを二人の力で上げないといけない。
港に停泊させてから、強引にバックさせ、
あがった瞬間にクラーマンに引き上げてもらう作戦に出ましたが、
全然上がりません。
そして、2人で上げてもあがりません。
そうだ。
油圧のネジを全開放すればもしかして。
正解でした。
もともと、全閉していれば、バックもちゃんと入ったのか?と
思いながらも、とりあえずエンジンをあげれて、
ひと段落。
そして、今から、
船の状況を確認に港へ行ってきます。
ということで、本日は。
おちまい。