クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

LION 25年目のただいま

2017-10-16 17:16:30 | 映画

5歳の時、兄とはぐれて、無人の列車に乗ってしまい、1万キロ以上も離れた土地で保護されたアジア人の少年。オーストラリア人夫妻に養子として迎えられ、大学生となる。そこで当時発展中のGoogl eearthを知り、ずっと封印していた、生まれ故郷を探し始まる。幼い記憶は曖昧で、壮大なバーチャルの旅が始まる。

故郷への思いと、育ててくれた養夫婦への恩が入交り、心もボロボロになりながらもようやく見つけ出す。母親との再会シーンは、感動的でした。結局、5歳児の記憶は、産まれた街の名前も、自分の名前さえも微妙に違っていて、言葉も違う外国では、見つけるのは不可能。
それにしても、インドでの子供の行方不明者が年間、何万人もいる事実は衝撃を覚えました。
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関ケ原 上巻 司馬遼太郎著

2017-10-16 09:43:40 | 読書


おそらく、30年位前に読みました。今回、映画が公開されるという事で、読み直してみようと思い、読み返しています。

司馬遼太郎さんの国盗り物語を読んで、歴史小説にハマってしまい、そこから、おそらく全ての司馬遼太郎作品は読んだと思います。大阪人の気質なのか、作品からは、徳川家康嫌いではないかと思われる描写が随所に現れます。同時に、石田三成の性格的問題点と、考えの浅さの描写からは、三成も嫌っていたのかな?と思われます。

30年前に読んだ時は、武将の名前もよく知らなかった状態で読んだので、理解出来なかった事が多かったのですが、今回は、すっと入ってきます。印象がかなりかわってきました。とても新鮮に、合戦直前まで来ました。






















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