2年分の吉野山。そして吉野神宮も一緒に。
過去記事(桜2018年、紅葉2018年、桜2019年)で、
幾度か詳細記事を上げているので、
今回は桜メインです。
まずは2020年から。
コロナということもあり、
今回、公共機関ではなく夫の車で。
吉野神宮
電車旅のときは、いつも時間がなくて参拝できなかった吉野神宮。
ようやく詣でることができました。
神門
拝殿
御祭神:後醍醐天皇
吉野神宮は、1892年に明治天皇の発願により創建されました。
本殿・拝殿・神門は総檜造りだそうで、
近代神社建築の代表とされます。
北向きの本殿がのぞむ先は京都・・。
京都御所への帰還を願った後醍醐天皇の御心を大切にしているのです。
拝殿から幣殿
重厚感のある、素晴らしい社殿。
本殿はその先に鎮座しているので、
目にすることは叶いませんでした。
境内西側の摂社には、
南朝の忠臣たちが祀られています。
向かって左から、
御影神社 (御祭神:藤原資朝卿、藤原俊基卿)
船岡神社 (御祭神:児島範長朝臣、児島高徳卿、櫻山茲俊朝臣)
滝櫻神社 (御祭神:土居通増朝臣、得能通綱朝臣)
『かきたてし 音をたちはてて 君恋ふる 涙の玉の 緒とぞなりける』
家族思いで、相当な愛妻家だったという後醍醐天皇。
その心情を偲びつつ、
吉野山へ移動します。
さて、
今回は大駐車場に車を停めたので、七曲りは割愛することに。
うーん残念・・
と思ったのも束の間、いつもと違うアングルで、
七曲りを見下ろすことができました。
吉野へ来ると、毎回ここでお昼をいただきます。
吉野といえば、吉野葛に胡麻豆腐
比叡山、京都、吉野・・
様々なところで胡麻豆腐をいただいたけど、
醍予さんの胡麻豆腐が個人的No.1でございます♪
そうそう、あと勝手神社の近くにある林とうふ店(上店のほう)で、
揚げたての豆腐ドーナツと、豆腐そのものな豆乳をいただくのも、
毎回恒例となっております。
吉水神社については以前紹介しましたが、
歴史マニアな夫には、
たまらない展示内容だったそう。
そりゃそうよねー
では、しばし桜を。
つづいて2021年。
昨年同様、車で行きましたが、
平日にもかかわらず駐車場は山の上の方まで満車で、
あと少し出遅れたら長時間待ち必至でした。
いつも公共機関だから分からなかったけど、
車だと駐車場問題が大きいのね。
土日なんて、駐車場に入るのに2時間待ちとかって・・
人で賑わうメインの道と並行して、駐車場が点在する道が一本延びているのですが、
この日誘導されたのは、山の中腹にある駐車場。(それより上に駐車場はありません)
場所でいうと、吉水神社のある中千本あたりです。
ここから入口まで戻って(下りて)、また登ることになるのかーと思いきや、
誘導の方いわく、駐車場そばの旅館の敷地から、
山道をしばらく登りつつショートカットでメインの道へ抜けられるという。
序盤からいきなり結構ハードな道だったけど、
おかげで、はじめて見る景色に遭遇できました。
そうそう、今春は暖かかったので、
昨年より開花が1週間ほど早かったですね。
満開・晴天・平日、という好条件の日に来られてよかったです。
なるべく人の姿が写らないよう、
人の波が途切れる瞬間を選んで撮りましたが、
昨年とは違い、多くの人で賑わっていた吉野山。
とくに、年配~高齢者の方々の姿がとても多くみられました。
中千本~上千本あたりのハードな坂道をものともせず、
元気に登っていかれる高齢者の健脚さには、
毎回驚かされます。
今年も相変わらず凛々しいあかいさん。
年一回お会いできるのも、楽しみのひとつ。
春の奥千本は、はじめてです
こちらも満開だー
17時を過ぎると、人出もずいぶん落ち着きます。
来年もコロナは治まっていないんだろうけど、
今よりは状況が良くなっていますように。
また来春!