暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

知恵

2018年06月21日 | 古民家

 柳のように揺れて力を逃がす・・・力に抗わない・・・

頑丈な箱を作って力に耐える・・・力に対抗する・・・・

建築基準法は、力に対抗する仕組み作りをしてきました・・・

話は変わりますが・・・「太陽と北風」・・・・

話の内容は皆さん知っていると思いますが・・

太陽と北風が、旅人の上着を脱がす事が出来るのはどちらか・・?競争をしました。

結果は、力まかせの北風くんは風をおもいっきり吹き続けましたが・・・・上着を飛ばす事は出来ませんでした・・・

太陽くんはポカポカと暖かい光を浴びせて、自然と上着を脱ぐようにしました・・・寒さよけの上着は必要なくなり・・・

旅人は着ている上着を脱ぎました・・・。

少し違うかも・・・そう思われる方もいるかもしれませんが・・・

人が自然の力に勝とうとか・・・制御しようとか・・・管理しよう・・・

そもそもそんな事は出来ないと思います・・・そんな考えが間違っていると思います。

自然を恐れていた時代・・・その力を認めて受け入れ・・・それらに暮らしを合わせていました・・・

環境が変わり、技術が進歩して・・・抗うすべを手に入れた事で無理が出てくるのは目に見えています・・・

山を切り取って道を開き・・・川や海を埋め立て町を作って・・・土を盛って住まいを建てたり・・・

先人が長い年月を費やしてきた工夫や技術を、数字化出来ない事などを理由に、無かった事にしてきました・・

地名や迷信・・・・・言葉に中に多くのヒントがありました・・・多くの教えがありました・・・

古い考え方・・・懐古主義と思わないで・・・多くの知恵に耳を傾けましょう。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする