暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年06月10日 | 古民家

 古い(昭和42年ころ)車のカタログをある方から頂きました・・・

数は少なくなりましたが、今でも中古車市場で見かけますが・・・高級車として発売されていた車です・・・

添えられている写真は、昭和らしさを感じるのですが・・・その写真の見せ方・・・アングル・・・

デジタルでは表せないような、色や影・・・ぼかしや濃淡の深み・・・

艶っぽいとでも言えば良いのか・・・すごく心に伝わるような・・・温かみあるものを感じました。

写実的な絵と抽象的な絵では・・・抽象的な絵のほうが面白いと思います・・・

写実的な絵を否定しているのではありません・・・写真がない時代でしたらそれも有りかなと思いますが・・・

人は個性的で、他の人が思い描けないような絵に興味は沸くのだと思います・・・

綺麗な風景写真でしたら・・・いろんな季節の表情を写真にしたポストカードを買えば済む事で・・・

普段見る事が出来ないような表情だったり、違った目線からの写真や・・・

世界に1枚しかない写真を撮りたいと思うはずです。

設計士さんが複雑で奇抜なコンセプトで建てた住まいは・・・とても斬新で目を引きます・・・

構造の強度も、暮らし安さも考えているとは思います・・・

その中にはもてなしの心はありますか・・・?

暮らしに心の豊かさを与えてくれる工夫はありますか・・・・?

確かな技術をも持った職人さん達が造る住まいにはそんな想いが詰まっています・・・

綺麗でお洒落でかっこいいだけでなく・・・心意気・・・粋・・・な造りです。

デジタルの技術はすごくて・・・目の前にあると錯覚を起こすくらいの映像もあります・・・

でも・・・人間味あふれる住まい造り・・・アナログな部分が住まいには必要だと想います。

 

 

 

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