暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

贅沢

2018年06月22日 | 古民家

 一生に一回は自宅を建てる・・・一国一城の主になる・・・

そんな言葉が出始めたのはいつ頃からなのでしょう・・・・・?

戸建てを持つことに意味を持たないと思う方・・・賃貸のマンションで十分

いつでも新しいお家に住めるし・・・汚れても、次に移ればいいし・・・

中古を安く買って、自分の思うようにリフォームして自分らしく暮らしたい・・・

いろんな暮らし方・・・住まい方・・・建物に対する考え方が変わってきました・・・

空き家が目立つ・・・建物が供給過剰になっているのです・・・

それでも、新築は建ち続けています・・・古民家や中古の家を買ってリフォームするより安く・・・

手間いらずで、ある程度の期間は快適に暮らせるからなのでしょう・・・・

地震や洪水・・・土砂崩れ・・・・一生に一度の住まいが一瞬で無くなる思いをしたくない・・・

手抜き工事で泣き寝入りしたり・・・・戸建てだけでなく・・・マンションでもそんなことがありました・・・

日本の古民家は一つの家系が住み続けて来た場合が多かったのですが・・・

その中には古い家の一部を他の家に使ったり・・・移築して改修したりと、再利用する事も多くあって・・・

住まいを新築すると言う贅沢は、ある程度裕福な家庭でしか出来ない事でした・・・

多くの人が野菜やお肉のように家を買う時代・・・・そんな考え方も少しづつ変わりつつあると思います・・・

暮らしの中で少しづつ自分らしい住まいになる喜び・・・そんなハーフビルドの住まいも良いですね・・・

賃貸マンションでも自分らしい暮らし方は出来ますが・・・自然を感じる暮らしは難しいと思います・・・

贅沢な造り・・・伝統技術の手仕事で造られた住まい・・・二度と手に入らない・・・そんな住まいを・・

自分の好きなように手を入れて・・・自分らしい暮らし方が出来る・・・

今、この時にしか出来ない・・・とても贅沢な一国一城になると想います。

 

 

 

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