暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

育む

2018年06月16日 | 古民家
神戸牛…前沢牛…松坂牛…飛騨牛…

ブランド牛は数あれど、その大元の牛は1頭の牛から始まったと聞きました…

育つ環境や、食べ物で大きく性質が変わるようで…

土に混ぜる肥料…水の与える量の調整で、野菜とは思えないほど甘い野菜が育ったり…

飼育小屋の環境や餌の工夫で柔らかな肉質にもなります。

育つ環境が大切なのは、動物も植物も同じです…



森の手入れで環境が変わり…育つ木の性質が良くも、悪くもなります…

手入れがされていない暗い森は…

人が一日中薄暗い部屋の中で過ごして、気持ちも落ち込んで…

淀んだ空気の中で、身体の芯や心まで冷えきってしまうような感じでは無いかと思います。



食育があるなら、木育、住育もあります…

人が体に取り入れるものが、成長にはとても大切なことは解りますが…

住まい方が、どれだけ育みに影響するかはあまり考えられて来なかったと思います…

大家族が、生活する為に皆んなで働き、学び…

毎日がいつも一生懸命だった頃…

生きているだけで良かったと思える時代でした…

全て昔が良い暮らしだったとは言えませんが…

住まい方で、環境や体にどれだけ影響があるのか…?

住まい方の変化で楽しめる暮らし…そんな事を考えさせてくれるキッカケになります。

赤ちゃんは0から始まり、さまざまな環境で育ち…

無限の可能性があると言われています…

正解はありませんが…多くの選択肢を用意してあげられる環境造りを、自分達がしてあげられたらと想います。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする