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日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ヤンキースの憂鬱

2006年09月21日 18時35分43秒 | 松井秀喜
ヤンキースは、今日ブルージェイズ(トロント)に敗れましたが、レッドソックスも敗れたために、ア・リーグ東部地区の優勝を決めました。
しかし、ヤンキースの憂鬱とは?米国の専門誌「スポーツイラストレーテッド」最新号は、大リーグ、ヤンキースの主軸、ロドリゲスの特集を掲載。好機に弱いとして地元ファンからもブーイングされる同内野手は、苦悩の胸の内を明かしているが、その中にあった同僚批判が注目を集めている。
「なぜ、自分だけが批判されるのか」、「ムシーナ(投手、2001年に20.3億円*7年)もジアンビ(内野手、2000年に20.3億円*7年)も、すごい年俸を取りながらバッシングされることはない」と同僚に言及。
さらに、自分がメディアから厳しく批判されるのは「格好がよくて、生粋な米国人ではなくて、球界最高給からなのか」と同誌に語っている。
また、ジアンビから「中軸を打つなら、ここぞというときに打たなければいけないんだ」と奮起を促されたことや、ジアンビがトーリ監督に「アレックス(ロドリゲス)を甘やかすのはやめた方がいい」と進言したことも紹介されている。
そして、20日付のニューヨーク各紙は、大きなスペースを割いて人気チームの“内紛”を伝えたが、主将のジーター(20億円*10年)は「もう終わったことだ」とコメントしている。
次のア・リーグ優勝決定戦の最初の試合(5試合制)は、中地区で優勝争いをするタイガースかツインズの2位チーム(2位がワイルドカード)との戦いとなる。内紛などやっている暇はない。A・RODも球界1の好球高給(2000年に29億円*10年)を貰っているのですから、ニューヨーカーのブーイングは当たり前だ。同僚の悪口をいう前に発奮してちょうだい!。松井秀喜選手(15億円*4年)、今日は好機に1本欲しかったです。勝って優勝となっていたでしょうに。次にがんばって下さい。

どうした!松井秀喜!

2006年09月19日 19時47分06秒 | 松井秀喜
ヤンキースは、舞台をトロント(カナダ)に移して、ブルージェイズ戦であった。8番打者(DH)で出場した松井秀喜外野手は2安打で復帰以来の好調を維持している。(写真は第1打席の完璧なヒット)
しかし、今日の第2打席は、歯がゆいものであった。ブルージェイズの期待の若手投手「バーネット」の直球を弾き返した第1打席であったから、大いに期待した第2打席です。
バーネットの第1球は、外角高め、僅かに外れるストレートで「ボール」した。
第2球は、外角高めのストレートを見送って「ストライク」。
第3球は、外角低めにコースに決まったというような完璧なストレートで見送りの「ストライク」。
第4球は、内角に鋭く落ちるカーブで、中ほどからストライクゾーンを外れるという鋭く落ちる球で、体が反応したが、かろうじてバットが止まったので、コールは「ボール」であった。
第5球は、同じ球種の球で、同じコースにコントロールされた球(完全にボールのコース)でした。これも体が反応したが、バットの振り出しは我慢したはずでした。しかし、塁審に判定を求めることもなく、主審のコールはストライク(振った)三振でした。
松井外野手は、「違うだろう、振ってないよ」と、顔をしかめて残念がったが、声にはしなかった。これをベンチ前で見ていた「J・デーモン」外野手(次打者でない)が、主審に猛然と抗議した。「絶対に振っていない」これは、打者共通の感じでもあるんでしょう。余りにも激しい抗議に主審は「デーモン」外野手に退場を宣告した。【髭を生やしている時代のデーモンを彷彿させるものでした】松井外野手は、激しい抗議は似合わないとは思いますが、チームの勝利を、優勝を目指す仲間としての抗議はして欲しかった。
『2年前のポストシーズンで、逆転勝利した時のホームイン・シーンは、忘れることが出来ないです。ホームベースの上で飛び上がり。両拳を突き出して、喜びを表した松井外野手はどこへ行ってしまったのでしょう。』

勝利を目指し、松井外野手の為に、ヤンキースの為に猛然と抗議したデーモン外野手の闘志に敬意を表します。

その後のベンチ内でも監督やチームメートとの会話もなく、寂しく座っている姿が映し出されていた。ペナントレースも大詰めです。松井秀喜選手の「チームの勝利」という闘志を、チームメイトのためにも向けて下さい。近頃少し淡白なような気がするものですから!
明日も、明後日もテレビの前で応援します!そして、トロントの後のヤンキースタジアムでの守備の復帰と打順も繰り上がった打席をお願いいたします。

この男!なんと言う男だ!

2006年09月13日 18時42分34秒 | 松井秀喜
男が帰ってきた!ヤンキースタジアムのバッターボックスに!
なんという男だろう!「ヒデキ・マツイ」のアナウンスが球場にこだますると、5万2千人の大観衆は、スタンディングオベーションで、拍手で、迎えました。なんと愛されている男なんでしょうか。
この出来事がすべてを表していました。復帰は大成功ですし、ヘルメットを掲げて挨拶したときに、この男の愛されかたが尋常でないことを知らされました。2年前に、これも骨折から復帰したヤンキース1番の愛される男(Derek Jeter)の復帰場面と同じであった。

背番号「55」のユニフォームを着て応援に来ていた「ルディ・チャールズさん(57)」は、「カムバックを見たくて球場に来た。骨折で落胆していたと思うが、そんな時もチームに貢献することを考えていたマツイを誇りに思う。チャンスに強く、打点を稼げるマツイは、ヤンキースにとって絶対に必要な戦力だ」ファンの一致した意見ではないでしょうか。
明日も!明後日も!~!・・・・。夢をお願いします!

試合後、松井秀喜談「スタンディングオベーションは、うれしかったし、ず~と忘れることはない。(4安打は)びっくりですね。4ヶ月間、グラウンドに立つ日を待ち、自分ができることをやってきたので、つらくはなかった」

フルスィング!松井秀喜!

2006年09月07日 21時11分44秒 | 松井秀喜
ヤンキース傘下の2Aトレントンに合流した松井秀喜外野手は6日、プレーオフ第1戦のポートランド戦に4番DHでスタメン出場を果たしました。骨折後4ヶ月を要しました。
いきなり「フルスィング」出来たことは、うれしいことでした。もう、本人が骨折の心配を微塵も感じていないのでしょう。第1打席だは、インコーナーに鋭く落ちる「スライダー」か?にフルスィングのバットが空を切り三振でしたが、そのスィングは見ていて「お~!大丈夫!」と安心感を与えてくれました。第2打席のライトフライは、ジャストミートで今日の打席では一番いい当たりでしたが、ライトに好捕されました。第3打席は、敬遠でした。第4打席は、走者が1、2塁にいましたから、ピッチャーも警戒してボールが3つ続きました。もっと好球を待つかと思いましたが、4球目のインコーナーの難しい球を強引にヒットしましたが、球の上をこするような不本意な当たりでした。幸運にもファーストミットの先をすり抜けましたが、いい当たりではありませんでした。
試合後の会見(写真)でも、回復に自信を見せていましたから、「似合っているでしょう?」(トレントンのユニフォームが)と、話題を振りましたが、「フルスィングを見てくれましたか」といいたそうな、「どうだ」という、いい顔をしていました。11日デビルレイズ戦(日本時間12日)か、14日(同15日)レッドソックス戦にヤンキースタジアムで、いい顔を見せて下さい!

「サンスポ」やり過ぎです!

2006年09月05日 18時03分43秒 | 松井秀喜
松井秀喜外野手の交通事故寸前の記事は、「寸前」が小さくて、大事故かとびっくりしましたよ。
しかし、レクサス・ランクルの右側(助手席側)のバンパーは、擦った後が見えますから、平素から運転は荒っぽいものなんでしょうか?注意して下さいよ!
トーリ監督の復帰プランは、4、5日(現地時間)は、自宅(マンハッタン)に近い「1A-スタテンアイランド」(フェリーで30分の島)で練習することになったようです。その後6日より「2Aトレントン」のプレーオフ(最大10日まで)に参加するようです。心配は、トレントンが自宅から150Kmもあることと、自動車移動する方針だということです。自宅の方が落ち着くし、食べ物も自宅の方が外食でも慣れているかららしいです。やはり心配は、2時間のドライブですよね。
チームの遠征中のメイジャー復帰はないようですから、12日からのヤンキースタジアム6連戦で復帰します。12~14日は、デビルレイズ戦。15~17日は、レッドソックス戦ですから楽しみです。


もう、1週間の辛抱でしょう!

2006年09月02日 19時34分49秒 | 松井秀喜
9月1日(日本時間2日)、ヤンキースタジアムで試合前の屋外フリー打撃は4ヶ月ぶりのことであった。フリー打撃32スゥイングのうち、ライナー性の鋭い当たりを連発して、順調な回復ぶりを思わせました。「オーバーフェンス」はないかと思った25スゥイング目に打球がライトスタンドに飛び込むと、最後の残りの8スゥイングで6本(引っ張る打球)がスタンドに飛び込む力強さでした。
「久しぶりに外で打てて気持ち良かった。最後は多少、力を入れたので、いい打球が飛んだと思う」、「もちろん試合はできる。対応できるかは分からないけど、肉体的には、やろうと思えば今でもできる」と、好調をアピールした。
練習に付き合った「マッティングリー打撃コーチ」は、「2~3日これを続けたら、もう続ける理由がない」と太鼓判だった。
2~3日後には、2A「トレントン」(プレーオフを含めて多くの試合が残っている)に合流して、3~4試合をこなせば(早ければ1週間後)メイジャーで(テレビで)その雄姿を、豪快なバッティングを目に出来るでしょう。

松井秀喜の配慮は?復帰は?

2006年08月30日 21時03分08秒 | 松井秀喜
高校選抜チームの選手一行は正午前にニューヨークに到着後、真っ先にヤンキースタジアムの見学へ。午後1時すぎから球場内のモニュメントパークや記者席をめぐり、一塁側ベンチに座ったその時、前触れもなく、私服姿の松井外野手が登場。ベンチ内は「おお~!」というどよめきと拍手に包まれた。
選抜チームと松井外野手の対面は当初予定になかった。だが、松井外野手が午後2時すぎに球場入りし、一行の見学時間と重なったため、気を利かせて姿を見せたのだった。松井外野手は「僕も(高校選抜の一員として遠征に)出させていただき、素晴らしい思い出として残ってます。皆さんも素晴らしい体験をしてほしい」とあいさつし、18人全員とがっちり握手した。
斎藤佑樹投手が「米国に来て大変なことは」と質問すると、松井外野手は「文化とか習慣とかいろいろ違う。慣れるまでに時間はかかるけど、逆にそういうことを楽しいと感じられればいい。僕は前向きに楽しむことができた」と答えた。
甲子園のマウンドでは度胸満点だった斎藤佑樹投手も、「以前から尊敬していた」という「GODZILLA」との初対面に緊張気味。「威圧感があった。オーラの中にも優しさが感じられて、すごい人だなあと思いました」と目を輝かせた。
プロ注目の駒大苫小牧・田中将大投手も「人間的にも良い人と思ってたけど、話を聞いてみて、そうだと確信した。自分もあのような人物になりたいと思った」と声を弾ませた。
当初、ヤンキース対タイガース戦(夜間試合、日本時間朝8時5分~)は、混乱を避けるために観戦しないと決めていたが、松井秀喜選手と広岡広報の配慮で30枚(選手18枚+関係者用)の観戦チケットが用意されていたが、残念ながら中止となってしまいました。それでも憧れのメジャーリーガーと対面し、最高の思い出となったようです。

松井秀喜外野手の復帰について「USA TODAY」は・・(ピーター・アブラハム署名記事)【米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手(32)が早ければ、9月12日からの本拠地7連戦でチームに復帰する。左翼は現在、代役の新人、メルキー・カブレラ外野手(22)がおり、松井は当面、指名打者での起用になりそうだ。
「左翼は松井のポジションだが、松井が本来の松井であると確認できるまで決断しない。現段階では松井は指名打者だ」とジョー・トーリ監督は語る。
チームは松井を来年、再来年の重要な戦力だと計算している。プレーオフでの活躍も期待され、無理はさせない方針だ。
代役のカブレラは接戦や試合終盤に勝負強さを見せており、とくに満塁での17打席7安打、12打点が光る。少なくとも守備や走塁では松井より上だ。
松井は通訳を介して「メルキー(カブレラ)は左翼で素晴らしいプレーをしている。ぼくはチームの和を乱すようなことはしたくない。難しい立場だ。自分にできることは、プレーできるよう準備して何が自分にできるかを見極めることだけ」と話している。
松井のほか、主力ではゲーリー・シェフィールド外野手(37)の復帰も近い。6月に左手首を手術したシェフィールドの打撃解禁を、医師は早くても9月15日としている。右翼にはフィラデルフィア・フィリーズからトレードで獲得したボビー・アブレイユ外野手がおり、シェフィールドの一塁コンバート案も浮上している。トーリ監督は「松井とシェフィールドが戻ってきたら、うれしい悩みだ。選択肢は多ければ多いほどいい」と話している。】

順調、順調!

2006年08月27日 20時15分29秒 | 松井秀喜
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は26日、当地でのエンゼルス戦の試合前に試合用バットでのティー打撃を行い、前日と同じ計60球を打ちました。
ティー打撃を始めて4日になったが「手首は問題ない」というように、心配された張りや痛みは出ていない。
ナイトゲーム明けのデーゲームで全体練習がなく、久しぶりに室内の打撃ケージ、屋外のフィールドともゆったり使って練習した。チーム同行のリズムに慣れ、順調なメニュー消化を続けている。「このまま順調なら、来週中にもフリー打撃を出来るかもしれないです」と順調であることの会見をしました。
<写真:エンゼルス戦前、外野でランニングするヤンキースの松井秀=エンゼルスタジアム>
ハンカチ王子(斎藤佑樹投手)がっかり!
高野連が、29日のニューヨーク到着後に予定されていた大リーグのヤンキース-タイガース戦の観戦を、報道陣殺到を理由に“自粛”することを発表。王子フィーバーが、思わぬ方向に波紋を広げる形になってしまった。「(松井選手に)生活面を含めて、外国でプレーする大変さと楽しさを聞いてみたい」と会えることを楽しみにしていたようですから、残念ですね!



松井秀喜、リングへの道

2006年08月22日 18時41分36秒 | 松井秀喜

松井秀喜外野手の左手首の骨折ケ所はどうなっているんでしょう。余りにも治りが遅いようにも思えるんですが・・。手術はうまくいったのでしょうか。神の手(施術の先生)がしたことですから信頼しているんですが・・。今日午後2時の飛行機に乗るため、荷物をまとめて球場を出ようとしたのが正午過ぎ。「(患部は)日々感じるほどはよくなってないだろうけど、ただ、悪くはなっていない。どちらかというとよくなっていると思う」。回復を実感できているせいか、表情は明るい。
5月11日の負傷から103日目のあす午後に受ける執刀医の検査は、両手打撃に許可が出るか-この1点に尽きる。松井は「前回よりは痛みはなくなっている、と言うつもり」。この言葉を受け、執刀医が両手打撃にゴーサインを出せば、復帰までの青写真がかなり明確に描ける。松井自身の言葉に頼るしかない症状は、なんか不安の残るものです。
松井選手がいつも目標に挙げているワールド・シリーズ制覇の「チャンピオンリング」を輝かせるために、25人枠に早く入って欲しいものです。拡大40人枠でリングを手に入れても、うれしくないでしょう。レギュラー・シーズンでの活躍を・・。少しでも参加ののち、ポスト・シーズンに臨んで欲しいものです。チャンピオンリングを輝かせるために!

ルースの命日

2006年08月17日 20時18分24秒 | 松井秀喜
新ヤンキースタジアムの起工式が、「ベーブ・ルースが建てた家」(現スタジアム、714本のホームラン記録を持つ「ベーブ・ルース」にちなんで、そう呼ばれている)の代わりの球場なので、彼の命日が起工式の日に選ばれた。しかし、ポンと920億円を用意するスタインブレナー・オーナーは、暑さに不機嫌で、1分程度の挨拶で引き上げてしまった。
そして、オリオールズ戦が行われた本拠地は新球場の話題で持ちきりだった。試合前の監督会見で飛び出た質問は、「在籍選手の中で09年(新球場オープン)まで残っているのは誰か」というもの。トーリ監督は「ジーター、Aロッド、カノ、たぶん、マリアノ(リベラ)も。あとバーニー(ウイリアムズ)かな」と5人の名前を並べた。何と09年まで契約が残っている松井秀喜外野手が入っていないではないですか・・・・。本気と冗談が入り混じっているような談話ですが、「たぶん」以下の「リベラ」と「バーニー」は?しかし、良きにつけ悪きにつけ松井選手の名前が出てこないことは寂しいものがある。早く、グランドに帰ってきて欲しいものです。