雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

風と雲でこれ以上は・・、あれい状星雲M27

2015年09月16日 | 天体写真(星雲・星団)
11日の夜、M13に続き撮ったのは こぎつね座のあれい状星雲。
相変わらず日本海を北上する温帯低気圧の吹き返しの風が吹き、
おまけに雲までが次々と流れてきて泣き面にハチ状態。
それでもガイド星は捕獲できていたので撮影強行するも、4枚目で雲が厚くなり露光30分程度で断念。

今回もR200SS(コレクタPH)にエクステンダーを付けて撮った画像です。

あれい状星雲 M27 (こぎつね座)
( 画像クリックで元画像の30%まで拡大 ) ノートリミング
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2015/ 9/ 11 21:12’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH+canon1.4x(合成f=1,092mm F5.3) 露出15分+12分×2枚 ISO 800
Cooled 60D (気温21℃ 冷却 -1℃)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7

今回は風によるブレ、雲による低コントラストに加えて途中断念による露光不足で、
トリミングによる星雲部分の拡大画像は止めました。
代わりに、M27はこれまでいろんな機材で撮っていますので、その一部を再度お見せします。
( 画像クリックで全体画像と撮影DATAを表示します。 )

■ canon NFD400mm ■

■ vixen R200SS + canon1.4X(合成f=1,120mm) ■

■ vixen VC200L(f=1,800mm) ■

雲が厚くなってしばらく様子を見ていたのですが、1時間半後に雲が切れて風も弱くなってきました。
次回は風も雲も無い中で撮った、ケフェウス座の散光星雲IC1396(2枚モザイク)の予定です。

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新月期なのに晴れてくれません。
せめて、月があまり太くならない今週末にも晴れてくれればいいのですが・・

雲上くもがみ
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4 コメント

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Unknown (テナー)
2015-09-16 15:00:17
こんにちは
雲に露光時間にと満足にはほど遠い撮影になったようですね。
そんな中で雲上さんのコレクターPHの効果はこのM27に感じ取れましたか?
早急な答えは出ないでしょうが、雪模様になるまでに撮影回数を増やして
より良い評価が出る事を期待したいですね。
返信する
コレクターPH、あと一歩が (雲上(くもがみ))
2015-09-16 16:25:30
テナーさん こんにちは。
今回のM27もコレクターPHは使っているものの、空の条件が最悪な中で、
さらにエクステンダーで拡大したものですからひどいもんです。
次回はコレクターPHのみで空も良かったので参考になるかと思います。
コレクターPHの星像の鋭さは確認できているのですが、
鋭くなった分、星がわずかずれて結像する現象が起き確認されています。
R200SS鏡筒の光軸調整を再度おこなったので、別途検証予定です。
返信する
Unknown (びっけパパ)
2015-09-16 19:40:01
確かに過去の作品を見ると物足りなさを感じてしまいますが、単体で見ると私自分の作品だと満足してしまいます。
この星雲、ウルトラマンの顔に見えるんですよ。
あとはブラ○ジャー(笑)
すみません品が悪くて。。
返信する
”あれい”ってなに? (雲上(くもがみ))
2015-09-17 00:14:58
びっけパパさんのコメントをいただいて
何度も撮っているのに、”亜鈴”の意味を勘違いしていたことがわかりました。
古代の鈴の形をした土偶のようなものだろうと思いこんでいたのですが、
調べてみたら筋力増強の「ダンベル」の事でしただったのですね。
この星雲、露光時間によってはブラ○ャーにも見えそうです。

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